西日暮里駅とは (ニシニッポリエキとは) [単語記事]

概要

山手線で唯一昭和時代に開業した駅であり、2020年 3月14日に高輪ゲートウェイ駅が開業するまでは山手線内で一番新しい駅だった。なお、開業前の西日暮里駅の仮称は「新日暮里」であった。

隣駅の日暮里駅とは約500mしか離れていないが、当駅が開業した理由の一つとして、常磐線の複々線化の影響がある。複々線区間のうち常磐緩行線は綾瀬駅から帝都高速度交通営団（現：東京メトロ）の千代田線に乗り入れることになったため、緩行線しか利用出来ない乗客の便宜をはかるために、当駅が開業したのである。
とはいえ、千代田線の駅は1969年 12月20日に開業したものの、山手線の駅が開業したのはそれから一年以上遅れた1971年 4月20日であった。

常磐緩行線から当駅でJR線に乗り継ぐ場合、当然ではあるが北千住～西日暮里間はメトロの運賃として計算されてしまう（綾瀬～北千住間は特例としてJR線とみなす）。この場合、連絡乗車券とIC乗車券では運賃計算方式が異なるため、「周知徹底されていない」として問題になっている。

島式ホーム2面4線を有する高架駅である。外側の1・4番線を京浜東北線が、内側の2・3番線を山手線が使用している。
千代田線とは地下で改札内乗り換えが可能だが、日暮里・舎人ライナー西日暮里駅は少し離れており、乗換には数分歩く必要ある。

隣の日暮里駅・田端駅と距離が近く、ホーム端から両駅を見ることができる。

当駅の2012年度の利用者数はJR東日本内で第42位となっている。なお、京浜東北線の快速は当駅を通過する。

また、特定都区市内制度における「東京都区内」「東京山手線内」に属している。

2層式の駅で、地下1階と2階に単式ホーム1面1線を有する地下駅である。地下1階が1番線代々木上原駅方面、地下2階が2番線綾瀬駅方面となっている。

改札は3ヵ所あり、内1ヵ所がJR線との連絡改札がある。また、日暮里・舎人ライナーともエレベーターと歩行者デッキにて繋がっている。

利用者数は、千代田線内第3位、東京メトロ線内第15位と非常に多い。

番線	路線	行き先
1	千代田線	大手町・代々木上原方面
2	千代田線	北千住・綾瀬・取手方面

島式ホーム1面2線を有する高架駅である。

駅は、JR・メトロとは少し離れた尾久橋通りの直上にある。駅の前後では京成本線や常磐線と立体交差している。

JR線とは直接繋がっていないが、メトロには歩行者デッキを使うと比較的楽に乗換が可能である。

番線	路線	行き先
1	■日暮里・舎人ライナー	見沼代親水公園方面
2	■日暮里・舎人ライナー	日暮里方面