言葉は分からないが、やたら耳かきが上手い部族に捕まった。とは (グロンギゴエーエスエムアールとは) [単語記事]

言葉は分からないが、やたら耳かきが上手い部族に捕まった。 とはSTUDIO ORBITによるASMR作品。通称：グロンギ語ASMR。

YouTube版は2025年 3月14日、DLsiteでは同15日に公開。

概要

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 https://twitter.com/Ryo0studioorbit/status/1900504804927176887

いわゆる耳かきボイスを収録した音声作品だが、タイトルにもあるように作中では日本語が話されることはなく、全編にわたって架空言語が使われるのが特徴。…とそれだけで済めばいいのだが、

使われている言語をよく聞くと特撮ドラマ『仮面ライダークウガ』劇中の怪人種族・グロンギが使用する架空言語「グロンギ語」
登場する女性キャラクターである「ゴ・リズビ・ダ（上記ポスト画像右）」「メ・ランゲ・ダ（同じくポスト画像左）」の名前もグロンギの命名規則に則っている
作中の耳かきなどは部族の儀式とされるが、グロンギも殺人儀式「ゲゲル」を執り行う
発売されたのがよりにもよって『クウガ』放映（2000年）25周年となるメモリアルイヤー

と『クウガ』を彷彿とさせる設定が敷き詰められているのが特徴で、「一体誰得というか誰向けなのか」「上級者向け過ぎる」「声優もうまいしかわいいんだけど何か不穏」と話題となった。このASMRも購入した人間を殺害するゲゲルの一環なのではないかという噂も立っているとか。

一応、注釈に「作中の言語は「この作品自体は「仮面ライダークウガ」との関連は一切ありません。」とあるように、著作権が成立しない……かもしれない架空言語の使用のみにとどめており、種族も「グゾン族^[1]」となっている。

YouTube版ではグロンギ語版が無料公開されており、DLsiteではそれに加え日本語吹き替え版を追加したものが販売されている。価格は550円。なお、グロンギ語版と日本語吹き替え版では、一部のストーリーが異なるという。また、YouTube版には日本語字幕が付いているため、グロンギ語がわからなくても内容を楽しむことができる。

登場人物の女性キャラクターは2人いるが、グロンギ語対応できる声優が他にいない為かどちらもニャルぽむぽむが務めている。なお、ニャルぽむぽむは2019年より「グロンギ語を流暢に話したい」との発言を残しており、積年の目標を叶えたということのようである。

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 https://twitter.com/nyarupom_pom/status/1901036958362857554

以上の内容だけを見るとネタのようだが、録音や耳かき ASMRとしてのクオリティも本物で、YouTube・DLsiteどちらでも非常に高い評価を集めている。

あらすじ

――「グゾン族」。
それは、とある秘境の森深くに住んでいると噂される謎多き幻の部族…。
なんでも、そのほとんどが女性で構成されている部族らしい…。

だが彼女らを知る人間は皆、口をそろえてこう言う。
「奴らには近づくな」と。
しかし、行くなと言われれば行きたくなるのが冒険家の性。
自分の目でその真偽を確かめてみようじゃないか。

…と意気込んでは来たものの、
本当にこんなところに人が住んでいるのか…？
進めど進めど同じような深緑の景色ばかり…、迷いそうだ。

……。
…ん？今遠くでかすかに人の声が聞こえたような…？

販売ページより

チャプター

日本語吹き替え版
儀式①	薬で自由を奪い、耳かきで快楽を与えよ。	14:13
儀式②	さらに体を密着させ、梵天で意識を奪え。	11:27
儀式③	耳の按摩が終わり次第、部族を繁栄させよ。	12:33
グゾン族版
ギギビ①	ブグシゼジジュグゾグダギ、リリバビゼバギサブゾガダゲジョ。	13:29
ギギビ②	ガサビバサザゾリジャジャブガゲ、ドンデンゼギギビゾグダゲ。	11:25
ギギビ③	リリンガンラグゴパシギザギ、ヅゾブゾザンゲギガゲジョ。	12:11