赤松勇樹とは (アカマツユウキとは) [単語記事]

赤松勇樹（あかまつゆうき）とは、川岸殴魚によるライトノベル『人生』（小学館・ガガガ文庫）に登場する人物である。

『人生』を原作としたアニメ『人生相談テレビアニメーション「人生」』でのCVは内匠靖明。

概要

『人生』ならびにテレビアニメ『人生相談テレビアニメーション「人生」』における主人公。

「お悩み相談コーナー」の司会役。九文学園１年２組　→　２年２組。

自他共に認める「目立たない生徒」であり、これといった特技もないが、いざという時には立ち上がるタイプ。女子の前でいいカッコしたいという邪念を一度、糧にした。

あまりの草食ぶりを見かねた彩香の好意と思惑から、お悩み相談コーナーを受け持つ事になったが、回答者たちが個性的すぎるため、舵取りはいろいろ四苦八苦中。しかしまだ議論が苦手だった頃のふみに必ず話す機会を与えたり、回答者同士が険悪になりかけた時はそれとなく話を逸らしたりと、（地味だが）いろいろと調整している。

原作では、理系、文系、体育会系の幅広い話題をちょくちょく解説できる程度には頭がいい。……身も蓋もない言い方をすれば、彼が何も解説できないとワンパターン＆読者が置いてけぼりになってしまう一人称視点ゆえの都合なのかも知れないが…………。機転は効く方。

悪人ではないのだが、年頃の男子らしく、欲求には正直。同年代の少女たちを仕切れるお悩み相談コーナーを「ハーレム」と思っており、その維持のために私物（漫画・ゲーム）を泣く泣く売り払った事も。背後に全裸の女子が居れば、むち打ち症になるほどの全力で振り返らんとし、回答者たちに囲まれ誉めそやされれば記憶し夜のオカズにせんとする……そんな人物である。Hなブツは細工した机の引き出しの奥に隠してるそうな。奥手で、デート経験は一度もなく（反転）梨乃を遊園地に誘う際は、どうすればいいか悩むあまり、なんと偽名にてその悩みを投稿し、梨乃たち回答者たちに討議させた。とはいえ導き出された結論丸コピで誘うも玉砕し、そのうえ他の回答者たちにも顛末を知られ気まずい雰囲気を味わったが。