遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX TAG FORCE(タッグフォース)とは、遊戯王オフィシャルカードゲーム、及びアニメ遊☆戯☆王シリーズを題材としたPSP、PS2のゲームである。
省略表記は、「TF」。
表題の通り「タッグデュエル」をテーマとしており、本作独自の「タッグフォースルール」でタッグデュエルを行うことになる。アニメでおなじみのタッグデュエルとは、LP・フィールドを共有するといった違いがある。詳しくは遊戯王カードWiki - タッグデュエルを参照されたし。ストーリーモードにおいては、CPUのパートナーとのコンビネーション、パートナーにあわせたデッキの構築も重要となる。なお、シングルデュエルも普通に行える。
アニメを題材としたキャラゲーものとして見ても十分な出来である。原作のキャラクターとタッグを組めるだけでも大きい。また、早乙女レイや三沢大地といった、原作でイマイチ活躍しなかったキャラクターにスポットを当てる傾向にある。というか、明らかにやりすぎ。スタッフ自重しろ。
もちろん、主人公や周辺の重要人物のストーリーもあり、原作とは違う視点で、原作の世界観を楽しめる。裏設定のようなものなどが垣間見えたりすることもあり、このゲームの魅力となっている。ファンとして嬉しい限りの、公式のファンサービス満載。
また、各作品とも発売前後のほぼ全てのカードを収録しているため、OCG対戦ツールとしての評価も高い。タッグフォース4からは遊☆戯☆王ファイブディーズへと舞台を変えた。タッグフォーススペシャルでは全シリーズのキャラクター、舞台が登場することとなった。タッグフォーススペシャル時点で、カードも7000枚以上収録されている。
そのほか、アニメに登場したオリジナルカードも多数収録。あのバーサーカーソウルまで収録しているのは、やはりスタッフの悪ノリだろうか。オリジナルカードも含めてカード拡大機能もあり、実際のカードより詳細な観察ができる。遊戯王ファン御用達ゲーム。
各作品で連動特典があり、過去作を持っていると絵違いの三幻神とかが手に入る(まぁどうせヲーだけどね)。
この連動は「セーブデータの引き継ぎではなくUMDを認識させなくてはダメ」なので注意。
他にも早乙女レイや十六夜アキ等の一部キャラを別コスチュームおよび過去の姿に切り替えることもできる。
(作品によっては該当キャラと一定以上デュエルして勝つことで、連動なしでも登場させられる)
また、TF5からTF6、TF6からTFSPでのみセーブデータの引き継ぎ要素がある。
2006年9月14日発売。
ストーリーは一期のセブンスターズ編、この作品はキャラごとのシナリオではなく三部構成である。
OCGをほぼ完璧に再現したデュエル面と、アニメのあらゆるキャラが登場するシナリオで「ゲームはカードのおまけ」状態だった遊戯王ゲームの評価を一変させたシリーズ最初の作品。
シリーズ中、唯一アニメと同じOPやBGMを収録しているため、今なおファンアイテムとしての価値は高い。
また、この頃からアカデミア生徒や教師である様々なモブキャラともデュエルしたりタッグを組むことができた。茂野間ネオや石原姉妹など、シリーズの常連となっていくキャラもこの時に登場。
2007年12月6日発売。唯一の据え置き機でのTF。
略称TFE。機体はされていたのだがまさかのTF1の劣化移植。ボイス全削除、OP削除、カードプールは増えたが制限はそのままでバランス崩壊状態。
これを買うなら素直にTF1かTF2を買っておいたほうがいい。TF2とは連動特典があるが正直あってもなくてもどっちでもいい。
2007年9月27日発売。
ストーリーはGX二期~三期前半。ヨハンやエド、ヘルカイザーが登場。代わりにセブンスターズや隼人といったキャラが削除される。
パートナーを選び個別シナリオを攻略するというスタンスが確立した作品。
バカイザーやプロのタクティクス(笑)と呼ばれるほどCPUのデュエルAIが貧弱なのが難点。
2008年11月27日発売。
GXの最終作品。ストーリーはGX四期のほぼラストまで収録。ただしダークネス及び遊戯は登場せず。
TF2で削除されたセブンスターズや隼人も帰還したGXの総まとめであり、GX好きなら今でもやる価値あり。さらにTF1とTF2との連動特典もあるので持ってるとなお良い。
つまり全部買え。
デュエルAIは改善され、エドに至ってはDragoonD-ENDを3体並べてくるプロのタクティクスを存分に味わえる。
反面思考時間が長くなってしまったが……。
また、新規要素としてシンクロ召喚が登場。基本的に各キャラは使わないプレイヤー専用カードとなる。
2009年9月17日発売。
舞台は変わって5D's、シナリオはダークシグナー編の途中まで。
善悪問わず誰とでもタッグを組めるという前シリーズ以上のフリーダムさとなり、特に友情を築いたアニメ主人公達を裏切り、敵ボスとともに抹殺していくルドガーシナリオは、シリーズ屈指の鬱シナリオとして評価が高い。
システム面も大幅に変更され、1日ごとにパートナーを変更できるようになった。
また、それまではマップ表示及びデュエル中のCGのみだったモブキャラにも立ち絵や名鑑での設定紹介ができるが、
代わりに前作では固有グラフィックを持っていたキャラも含めて数種類のイマイチぱっとしない出来の共通グラフィックに統一される。
ツインテールでなくなったゆきのんこと藤原雪乃や、メガネで無くなった委員長こと原麗華などの既存プレイヤーに密かな人気があったキャラも問答無用で共通グラとなり、シリーズファンは寂しさを覚えるのだった。しかし……。
2010年9月16日発売
ストーリーはだいたい満足街編~紅蓮の悪魔の仕業でございます編あたりまで。舞台はWRGP……ではなくその前哨戦WTGP(ワールド・タッグ・グランプリ)
当時の最新パックである「STARSTRIKE BLAST」までを網羅したことでプレイヤーを驚かせる。
(それまではソフト発売より数カ月前のパックまでしか収録することができていなかった)
また、データインストールに対応したことで懸念材料のロード時間の短縮に成功する(当時のコナミソフトによくあったように、一度スリープするとインストールしたデータが無効化されるという仕様ではあったが)。
そして、前作で立ち絵こそついたが共通グラフィックとなったモブキャラ達が、個別グラフィックを得たことでもシリーズファンの度肝を抜いた(共通グラのままのキャラも多いが、それらも全員描き直されている。ただし女性だけ)
TF3までの馴染み深いデザインに回帰した常連モブに加え、ピンクヘアーにリボンと言うキャッチーなデザインで一躍TFシリーズ最高クラスの人気を得たツァン・ディレなど、モブキャラであるにも関わらず攻略対象としての魅力が大幅増加。
旧シリーズでも一部で言われていた「カードゲームもできるギャルゲー」としての価値が上がった。ときメモやラブプラス、パワプロで名を馳せたコナミらしいといえばコナミらしい。
主人公の設定がTF4と異なっており、TF5とTF6では同一人物であるとされている。
キャラのシナリオでもTF5とTF6で直接繋がってたりする上に、TF6にデッキレシピなどを引き継げるのでTF6が見つからなければやって見ることをお勧めする。
2011年9月22日発売(DL版は2013年6月25日より配信)。
5D's最終作で、タッグフォースシリーズ自体の総まとめ的作品。ストーリーもWRGPでの死闘からアーククレイドルでの最終決戦、そしてラストデュエルまでと5D'sを網羅している。上記のように5から地続きの作品であるため、可能ならば5を先にプレイしておくことを勧める。
登場キャラクターもゾーン、アポリア、チーム・ユニコーン、チーム太陽、チームラグナロクといったWRGP編のキャラクター、さらにはゴドウィン、ボマーが参戦し、5で削除されたダークシグナー編のキャラクターも総出演(4の闇牛尾や秘書&ドS御影、5の偽ジャック等は削除されてしまったが)と、まさしくシリーズの集大成。リアリストやチーム・カタストロフなんていなかった。
また、遊戯や十代、パラドックスといった劇場版のキャラクターは参戦していない。
好評を博した女性モブキャラはさらに個別グラフィックが増えた他、放置されていた男性モブも全員がリライトされ新規グラフィックになる(ただし個別グラ持ちはいない)
システムは5を継承。3がそうであったように新要素のエクシーズ召喚が収録され、シンクロキラーとして猛威を振るう機皇帝対策に有効。
データインストールもスリープしても解除されなくなり、利便性が増した(DL版では関係ないが)
なお、ブレード・ガンナーのムービーが登録されない、デッキ切り替え機能を使用するとデッキがバグる、ZONEの名鑑が異様に動作が重いなどのバグが確認されており、DL版でも直っていない。気をつけていれば通常のプレイに影響するものではないのが救いか。
2013年の上半期頃までは、当時の段階で最終作ということでプレミアが付いてるため糞高い、がDL版が配信されたために入手は楽になった。
TF1からTF5まで連動特典でカードが入手でき、またTF5との直接の引き継ぎでDPやカードが手に入る。
※DL版は過去作UMD及び他のUMDソフトとの連動はできないので注意!
他にも各キャラのダークシグナーver.シナリオを最初から始められたり入手困難なパックが最初から出たりする。
ソフトを通じて公式サイトにアクセスすることでレアなカードやデッキレシピ、禁止・制限リストを入手できる。
カードなら例えばNo.39 希望皇ホープ、No.17 リバイス・ドラゴン、氷結界の龍 ブリューナク、氷結界の龍 グングニール、氷結界の龍 トリシューラ、光と闇の竜、カオス・ソルジャー -開闢の使者-、クリムゾン・ブレーダー、強欲で謙虚な壺、A・O・J カタストルなどなど現在でも環境一線級だったりするカードが多々手に入る。また上記の連動特典で手に入るレアカードも現在ではネット配信されている。
唯でさえ未経験者には難しいといわれるゲームなので活用するとゲーム攻略が楽になるだろう。
ただし自分で一から構築する楽しみや少しずつカードを入手していく楽しみは少なくなるので注意。
なおTF6ではバグであるカードが入手できないため、そのカードも配信している。
禁止・制限リストは基本的にはその時期の最新制限を配信するもので、自分のみに影響しCPUのデッキが変わるわけではない。
TF5、6は発売1年後に禁止・制限・準制限全解放した「TFオリジナル禁止制限リスト」というとんでもないモノ(厳密にはある通常モンスター1枚のみ禁止になっているが、これはサイドデッキ等に投入して禁止デッキと戦うためである。)を配信しており、サンダー・ボルト3積みや強欲な壺3積み等あらゆる禁止・制限カードを好きに使用することができる。 安易に使うと難易度が完全に崩壊するので、ご利用は計画的に。ちなみにこの制限リストを前提にしたデッキレシピも配信されている。
配信デッキレシピは有用なデッキや明らかにネタデッキもあるにはあるのだが、5以降はパロディ要素満載であり、「歌姫計画拡張」、「飛び出せヒゲ男」、「僕は相棒が少ない」、「儀式しなイカ!?」、「魔法使い 魔導か☆マジか」、「【うー】這い寄る混沌【にゃー】」等カオスの極み。任天堂ソフトモチーフってそれいいのかオイ。
DL配信開始後にはまさかのニコニコ動画のTF実況動画をモチーフにしたデッキまで…まさしく公式が病気。
※公式サイトはこちら→遊戯王アーク・ファイブ TAG FORCE SPECIAL 公式サイト
2015年1月22日配信開始。ダウンロード販売限定。3000円(税込)、容量は536MB。攻略本も同日発売された。
対応機種はPSPだがVitaでのプレイも可能で、PSPとVitaでの通信もできる。
オンラインによる対戦はこれまで同様不可能だが、PS3のアドホックパーティーを経由することで可能となる。
公式サイトでの表記は「遊戯王アーク・ファイブ TAGFORCE SPECIAL」。省略名称はTFSP。
アーク・ファイブを代表するペンデュラム召喚も導入され、ノーマルデュエル(通常の1対1のデュエル)では、マスタールール3が適応される。
同年2月24日まで、DLによる早期購入特典の配信もあり、「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」、「琰魔竜 レッド・デーモン」、「No.101 S・H・Ark Knight」、「E・HERO アブソルートZero」の5枚が公式サイトから入手できる。
収録カードは、ブースターパック「THE SECRET OF EVOLUTION」(2014年11月15日発売)、ストラクチャーデッキ「シンクロン・エクストリーム」(2014年12月6日発売)まで。これは比喩ではなく、TFSPでは実際に発売されたこれらのパックを買うことが出来る。品薄状態の「トライブ・フォース」も買い放題である。
なお、週刊少年ジャンプや攻略本などに付属するパスワードを入力する事でそれ以降に登場した《HSR 魔剣ダーマ》 《アルティマヤ・ツィオルキン》 《M・HERO 闇鬼》 《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》 《ハーピィ・ハーピスト》も使用可能になる。2014年内のカードはほぼ使用可能であり、その総数は7000枚以上である。(ただしPREMIUM PACK 17のカードは上記の2枚以外は未収録)
オリジナルカードも変わらず収録されているが、TFSPからの完全新規オリジナルカードは無い。
その代わり「デュエルカーニバル」のオリジナルカードが統合されており、タッグフォースシリーズとしてはそれらが新規に当たる。
また、現実では非常に入手困難な世界大会賞品カード群も引き続き収録。
今までのシリーズではこれらは禁止カード扱いであったが、今回は最初から無制限カードとなっている。
特に2014年大会賞品の「輝銀の天空船-レオ号」と「牙狼の双王 ロムルス-レムス」はそのペンデュラムスケールの数値からマッチ戦でなくても有用となる。
欠点としては、ゲーム内でもかなりレアで集めにくい事だろうか…
ストーリーはアニメの全シリーズ、すなわち「デュエルモンスターズ」、「GX」、「5D's」、「ZEXAL」、「ARC-Ⅴ」の各内容に沿ったものを収録している。(クロスオーバーではない。)
キャラクターもアニメ全シリーズから登場。加えて、これまでのTFシリーズ、3DS「遊☆戯☆王ZEXAL 激突!デュエルカーニバル」(2013年12月発売。通称、デュエカ、DCなど)からも、いわゆるモブキャラクターが一部登場する。総勢、約190人!やっぱりKONAMIっていいやつじゃん!
ストーリーモード開始時にシリーズとキャラクターを選択し、信頼度を上げ、一定の信頼度になるとイベントが発生する。 (これまでのTFシリーズプレーヤーであれば、初期TFのストーリーモード同様と言えばお分かり頂けるだろう。)
ただし、会話やアイテム等のシステムは今作には無いため、デュエルでのみ信頼度が上がる。
また、ストーリーがあるのは各シリーズの主人公及び主要キャラ4人の計25人のみであり、その他キャラクターはモブ扱いで、固有ストーリー・共通ストーリーは存在せず、もちろん攻略も出来ない。そのため、一部ファンからはギャルゲー・乙女ゲー要素が薄れて残念、と言われているとかいないとか。(フリーデュエルでタッグを組むことは可能。)
しかし、カード枚数・キャラクター数・デッキ数の収録量、ストーリー内容は購入者の多くを満足させているようだ。
(私情にはなるが、製作スタッフには感謝と拍手を送ると共に、TF7の発売を期待したい。)
なお、過去作品との連動はない。
ストーリーモードでタッグパートナーに出来るキャラクターは、以下の25人。彼ら彼女らには専用のストーリー、キャラクターボイスがある。(ほとんど使い回しとか言わない。)
ただし、闇遊戯の声優は変更されている。 (既に、アーケードゲーム「遊☆戯☆王デュエルターミナル」では闇遊戯の声優が変更されているが、担当声優の名前等は未公表となっている。なお、本作では鯨井康介が担当。)
ボイス無し。攻略対象にはならない。フリーデュエルではタッグを組める。
遊☆戯☆王ARC-V タッグフォース7
この項目は三沢化されています。
プレイヤー操作でCPUに挑む動画の他、CPU同士の対戦動画も人気である。
CPUならではの、(いい意味でも悪い意味でも)ありえないプレイングが見所。
また拾ったカードだけでデッキを作り、CPUに挑戦する伝説のゆっくり実況。
なお、TF6にてダウンロード配信されたデッキレシピがニコニコ動画のTF実況動画をモチーフになっている。
そのモチーフとなった動画はこれ。
ちなみに新作が発売される度に(特にタイトル表記が「GX」から「5D's」に変わった辺りでは)記事を分割するかでにしばし分かれていたりする。(そしてリダイレクト設定で落ち着くという流れが半ばお約束と化している)
(恐らく発売されるであろう)タッグフォース7からは「ZEXAL」と表記されると思われるので、そのときはまた議論の的になる未来線がひしひしと見える。
…などと言われていたが、「ZEXAL」放映時にタッグフォースシリーズは発売されず、3DSソフト「遊☆戯☆王ZEXAL 激突!デュエルカーニバル」(通称、DC)が発売された。
なお、タッグフォーススペシャルは「タッグフォース7」ではない。次作は「タッグフォース7」ですか?「タッグフォーススペシャル2」ですか?
掲示板
提供: キュアキュンキュン
提供: 一本でもにんじん@まぐろ
提供: Excel
提供: ゲスト
提供: 白狐
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/27(日) 11:00
最終更新:2025/04/27(日) 11:00
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