金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿とは、マガポケに連載されていた漫画作品である。単行本全10巻。
原作:天樹征丸/金成陽三郎/さとうふみや
漫画:船津紳平(記事作成者≠漫画)
週刊少年マガジンで人気連載をしていた、漫画『金田一少年の事件簿』の外伝であり、スピンオフのギャグ漫画。
原作本編と同じ事件を別視点から描いているのだが、金田一一が事件の謎を解くのではなく、タイトル通り犯人たちが知恵や策略やフィジカルやお金や汗や専門知識を駆使して完全犯罪を実行しようとするのにスポットが当てられている。
犯人たちがいかなる努力を払いターゲットを殺害したか、どうやってそれを隠ぺいしたか、度肝を抜くトリックをどうやって実行したかを描く作品であるが、改めてそのトリックを描写してみるとツッコみどころ満載な内容になってしまっており、犯人たちの苦労に共感する内容となっている。
名探偵 金田一耕介の孫にて本作中のラスボスで最強キャラ、通称魔王一。
犯人たちは計画的に事件を考えていたにも関わらず、偶然何らかの理由でやってきた金田一少年につぶされることになる。
美少女の幼馴染がいたり、普通に家でAVとか見まくってたせいで警察からの賞を取り消されたり、橋の上から落ちても無傷だったり、犯人扱いされて逮捕されたり、馬鹿なのにIQが180以上あったり、どんなダメージを受けようが主人公特権で普通に帰還したりする悪運だけは一人前。
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この漫画は犯人視点から物語が進むため、 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
原作文庫版File1収録の記念すべき『金田一少年の事件簿』ファーストエピソード。劇場付の孤島のホテル「オペラ座館」で合宿中の演劇部部員たちが『オペラ座の怪人』に見立てて次々に殺されていく。
演劇部の合宿に先立ち、顔を包帯でぐるぐる巻きにした姿でホテルにチェックインする。この際、包帯で顔が隠されているために怪しまれて宿泊を拒否されそうになるも、「いや・・・・イカンな・・・・私としたことが見た目で判断するなんて」とオーナーの温情でクリア。その温情をお風呂の壁にでかでかと落書きしたうえに部屋をズタズタに切り裂いて仇で返した。
その後、あらかじめ購入してあった10万円もするモーター付きゴムボートを使い島から脱出する。「トリックって金がかかる…!!」
自らのトリックに自信満々の中、「バレる訳がない・・・・!! 名探偵でも現れない限り・・・・な」と盛大にフラグを立て、直後に金田一一に遭遇。まさかの名探偵の孫の登場に動揺して計画の断念も考えるものの「ギリか・・・・!? 孫なら・・・・ギリいけるか!?」と計画の続行を決意する。
これからの犯行に際して、自分のやった事に恐れおののく演技を強いられる事に苦悩。「小道具係だぞ・・・・ッ!! 俺は・・・・ッ!!」
そして、とうとう第一の殺人を実行する。トリック完成と被害者の殺害と島を孤立させるための作業に取り掛かるが、そのためにしなくてはならないことは山積みだった。「やることが・・やることが多い・・!!」
しかし、それでも完璧にやり遂げ何食わぬ顔で合流。孤島となった島に警察が来るまで時間がかかると一安心するも「このホテルに偶然・・・・殺人課の刑事でも泊まってない限り・・な」とまたしてもフラグを立ててしまう。もちろん即回収された。「いるのかよ!!刑事いるのかよ!!」
「この刑事がポンコツであることを祈るしかない・・・・!!」という祈りは幸いにもかなったものの、金田一に「これは殺人だ」と見抜かれ、トリックの粗をあっさり見破られてしまった。「やめて・・・・皆の前でトリックの粗を言うのやめて・・!!」
計画では窓の外に部屋の内側から見えないようにワイヤーを設置して被害者を絞殺する予定だった。
が、ワイヤーを設置する段になってその困難さに「え・・・・コレどうやって巡らせるの・・・・?」と悩む。複雑な結び目まであるワイヤーを上の階から下の階の窓に設置するのはどうやっても不可能である。
犯人が導き出した答えは大雨が振る中を命綱を使って窓から外に出て壁を降り強引に窓に張り付けるという力技であった。
「『SASUKE』出れるわ・・ッ! Mr.SASUKEご存知山田勝己もかくやという動き見せたわ!『水曜日のダウンタウン』で検証してほしいわ!」
第二の殺人までを終え、最後に水死による早乙女涼子の殺害を企てるものの、第一の殺人のためのトリックを回収しようとする前にその証拠を緒方先生に発見され、そのまま殺害。「オー・マイファントム・・・・ッ!」と、第三の殺人は水死でなくてはならなかったのに撲殺してしまったことに絶望する。
気を取り直して水死に見せかけようとするも、計画にない殺人故にあまりにやっつけな処理しかできず「これはムリめ・・・・」「ダメだこりゃ・・!!」と本人もあきらめムード。当然金田一には「水死じゃない!!」とあっさりばれてしまった。
『オペラ座の怪人』に見立てて3件の殺人とその後のファントムの自殺によって終わらせるはずだった計画が狂ってしまった犯人。しかし、犯人はまだあきらめていなかった。「行こう・・・・!! 『オペラ座の怪人』の向こう側へ・・・・ッ!!」
犯人は時計を使った時限式ボウガンで早乙女を殺害しようとする。小道具係としてのスキルを活かし、あらかじめ決まっているターゲットの席に向けて、決められた時間になったら毒矢を発射するボウガンをセットした。「これが俺の答え・・『オペラ座の怪人』の向こう側だ!」
しかし、金田一にハメられ自分がボウガンで狙われている早乙女の席に座らされてしまう。「えええええ~~~~~~!? ここ早乙女の席なんですけど!?」
金田一の謎解きも耳に入らないままボウガン発射を設定した時間が訪れ、自分が撃たれると思って咄嗟に身をかわしてしまったことで、自らが犯人であることを証明してしまい、謎は全て解かれた。なお、金田一によって腕時計の時間が狂わされていたため、ボウガン発射時間にはなっていなかった。その後は、時間通りに放たれた矢に自ら貫かれ死亡。
アクシデントに対応できるアドリブ力・・・・それを持った犯人なら・・・・金田一に勝つこともできるんじゃないかな・・・・
そんな奴、どこにいるのかって?意外と近くにいるかもしれませんよ?学園の中とかね・・・・」
原作文庫版File4収録。アニメ版では最初のエピソードに回されている。金田一たちの通う不動高校に語り継がれている不動高校七不思議を解こうとするミステリー研究会の生徒が『放課後の魔術師』によって次々に殺されていく。
このエピソードの主役で犯人は的場勇一郎。ミステリー研究部顧問の物理教師。
不動高校の旧校舎は、元は高畑製薬と言う薬品会社の研究所で昭和30年代に建てられたもの。その校舎のあちこちには新薬の人体実験で死んでしまった6名の死体が隠されている。犯人はその事を隠蔽するために教師として不動高校に入り込んでいた。そして10年前に死体が隠蔽されていることを知ってしまった女生徒を半ば事故のような形とはいえ殺してしまい、その死体をも旧校舎に隠して隠蔽していたことが事件の引き金となる。
地震で旧校舎のミステリー研究会部室の壁が崩れて10年前の女性との白骨死体を見つけられてしまったため、思わず殺害。「やってしまった・・・・」「・・・・・・・・ごまかすしか・・・・ない」「最後まで・・・・ごまかしきるしか・・・・ない!」
思わず殺人を犯してしまったものの、るい子は電話で金田一を呼び出しており、このままではすぐに殺人が発覚してしまう。犯人はそれまでに何らかの隠蔽を行わなくてはならないが、あまりに時間が足りない。「こんな短時間で・・トリックなんて思いつけるか・・・・ッ!!」
しかし、トイレの大鏡に映る自分の姿を見て犯人に電流走る。その時思いついたのが大鏡を使って物理室をあかずの生物室に見せかけるトリックである。「こんな一瞬で こんなにも複雑なトリックを思いつくなんて 私もとんだ策士だな・・・・」
また、犯行現場となったミステリー研究会部室では相変わらず崩れた壁から白骨がこんにちはしていたので、ミス研部員の真壁が書いた小説が推理大賞を取ったことを知らせるポスターを貼って隠蔽。あとで改めて隠蔽し直すまでの一時しのぎであった。「心許ない・・・・」「かなり不安だがこれでいくしかない・・・・」「引っぺがされない限りは大丈夫だろう・・」
しかし、そのポスターのチョイスが犯人の思惑を大きく狂わせることになる。
そして仮面をかぶって『放課後の魔術師』へと変装し、金田一たちを見事にごまかすことに成功する…少なくともその晩は…。
警察の調査に対して『放課後の魔術師』のことを意味深に言い放ち、調査をかく乱。さらに金田一が『放課後の魔術師』の事を聞きに来た際にはでっち上げの大ボラをあたかも真実のように金田一たちに迫真の演技で教えた。「私に・・・・こんな才能があったとは・・!!」
さらに桜樹るい子殺害が外部犯によるものであると見せかけるためにミス研の真壁に偽トリックを解明させようとする。「来い・・・・!!真壁・・・・!!」
その思惑は見事に当たり、真壁はあえて仕掛けられた偽証拠から外部の犯行だと立証。犯人のアリバイは確保された「ナイスだ真壁・・・・!! お前のおかげでアリバイができた・・・・!!」
だが、真壁によって達成された完全犯罪は真壁の手によって壊されることになる。
ミス研部室の真壁ポスターを「真壁のポスター剥がして別のに替えてやろうと思ってるんですけど・・・・」と尾ノ上(ブタ)がはがそうとしたため、ついハンマーで撲殺してしまう。「またやってしまった・・・・」
さらに「こんなポスター目の毒だわ!」と美雪もポスターをはがそうとしたため、またしてもついハンマーで襲ってしまう。「真壁・・お前 どんだけ嫌われてんだ・・・・!!」
尾ノ上(ブタ)は死んだため「首つり大イチョウ」になぞらえてつるしたが、美雪は幸いにも一命は取り留めた。
金田一に呼び出され、「あかずの生物室」トリックを完全再現されるという辱めを受け、謎は全て解かれた。何十歳も年下の金田一に「的場」と呼び捨てにされながら過去を暴かれ、たっぷりと叱られ、謎は全て解かれた・・・・。
外伝ではカットされているが、その直後に白骨死体である青山ちひろの父親に刺されて死亡した。
あの世でのインタビューでは真壁のあまりの嫌われぶりを嘆き、そして
蝋人形を 作らないと・・!!
文庫版File12収録。堂本ドラマ版では第一期ラストエピソードになっている。長野県に移築されたバルト城を舞台にレッドラムが次々に人を殺していく。
このエピソードの犯人で主役は多岐川かほる。女性推理作家である。
3億円事件を実行した犯人グループ、彼らこそ多岐川かほるとその恋人狭山、およびこのエピソードの被害者たちである。狭山が計画したその犯行は見事でまさに完全犯罪と言うべきものだった。
が、犯行後に金の配分でもめ、かほると狭山は仲間に殺害され地面に埋められる。だがかほるは息を吹き返し、そのまま地面から這い出てくる。
その後に、顔を整形し、凄腕の小説家となり、自分達を殺したと思い込んでいる犯人グループたちへの復讐殺人計画を立てる。そして、20年以上の時と手間をかけていよいよ被害者たちを集めた『ミステリーナイト』開催へこぎつけた。
このエピソードの肝である密室トリック。『ミステリーナイト』参加者の蝋人形を並べておき、誰かを殺す際にはその人形も同様の手段で破壊するという見立て殺人を装い、しかし、本当の目的は参加者たちの誘導と犯人自身が仮面をかぶって蝋人形と入れ替わるというもの。変装を解いた後は成りすました証拠は暖炉で燃やしてしまえば残らない。このトリックによって密室からの脱出などを達成する。
しかし、入れ替わる蝋人形がぽつんと置かれているだけではあまりに不自然なので、このトリックのためには事前に『ミステリーナイト』参加者全員の10体の蝋人形を作っておく必要がある。
作中でも言及されているが、『本格的な蝋人形の制作には1体数ヶ月~2年ほどかかると言われて』おり、その作成にかかる手間と、誤って最初につくった金田一の蝋人形を暖炉の熱で溶かして台無しにしてしまったことで犯人も一度は計画の中止を考えるほどだった。「素人が蝋人形作りに手を出した報いね・・」
しかし、溶けた金田一人形からの「アキラメナイデ・・・・カホル・・・・サン・・・・」という幻聴励ましによって再起。見事10体の蝋人形を作り上げる。
『ミステリーナイト』の準備が整えた犯人は10体の蝋人形を並べて、1人祝杯を掲げ、意気を上げるのであった。「皆で力を合わせて・・・・トリックを成功させましょう!」[2]
殺人鬼におびえたり、自分の仕掛けたトリックに驚く演技力は他の犯人同様一級品。「自分の才能が怖い・・・・」「嘘・・・・私・・・・結構やればできたのね・・・・」
しかし、第二の殺人の際、アイアンメイデンを使ってリチャードを殺した際には自分でやっておきながらその残酷さに愕然とする。「エグい・・」「もう二度と人にアイアンメイデンしたくないわ・・・・」
リチャードを殺した後はいよいよ入れ替わりトリックの開始。そのためにあらかじめ用意しておいた被ればだれでもリチャードに成りすますことのできる念能力マスク『偽装する蝋紳士(リチャード・マスク)』を使って、杭に貫かれたリチャードの蝋人形に成りすます。しかし、横たわった蝋人形に成りすますには呼吸を止めなくてはならない。呼吸をして胸が上下していることに気付かれればトリックは台無しになってしまう。必然、犯人はトリック成立まで息を止め続けなくてはならず、危うく窒息死する寸前まで追いつめられるのであった。「死ぬかと思った・・・・」
再び蝋人形のマスクをかぶって人形に成りすます犯人。今回は椅子に座った状態での成りすましなので、呼吸しても平気と安心していた。
しかし、ここで犯人にとって予想外のアクシデントが発生する。この時、人形が置かれていた部屋は暖炉が焚かれ、かつ、換気扇が壊れていたため、サウナ状態になっていたのである。蝋のマスクをかぶっていた犯人にとってはこの暑さはなおさらきつく、またしても死にかけるのであった。「熱い・・・・! まるでバーベキューの具になったような熱さ・・・・!!」
そして人形への成りすましを解いた直後、犯人は自分の身に起こった異変に気がつく。「汗だく・・・・!!」
このまま皆の前に姿を表したらあまりに不自然。犯人は汗でぬれた服を絞り、体中に冷えピタを貼ってバタバタと皆の元へ向かうのであった。
第三の殺人後、殺した坂東が今回の事件の犯人だったと自白するテープを流し、それを犯人の偽装だと見破らせるところまでは計画通り。しかし、明智警視を犯人に仕立て上げようとした策はあっさり金田一に見破られてしまった。「ど・・・・どうしよう・・・・。次の手・・・・考えてない!!」
真木目を相方に『ミステリーナイト』参加者の中で一番怪しそうなマリアを犯人に仕立て上げようとするものの、その際脅しに使われたアイアンメイデンにリチャードを殺した際のエグさを思い出しトラウマが再発する。
幸か不幸かアイアンメイデンする直前に脅しは止められたものの、いつの間にか左手薬指にしていた指輪がなくなっている事に気がつく犯人。実は人形との入れ替わりトリック時、人形の衣装を脱ぎ捨て暖炉に投げ入れる際に、衣装に引っかかっていっしょに暖炉に投げてしまっていたのである。あの指輪は恋人の狭山から貰った形見ともいえるもので、犯人にとってはなくてはならない物だった。
指輪がなくなったことをきっかけに金田一がトリックを暴き、暖炉で指輪を探しているところで金田一たちに囲まれ真相を暴かれ謎は全て解かれた。その際に椅子に残されたエリート塩のことも指摘されてしまった。「私塩出るほど汗かいてたの!?」
今もどこかで犯人は生まれてる・・ そんな人たちに私の反省(ものがたり)を知ってほしい
私の失敗も・・・・きっとムダじゃない・・・・
と答えている。俺たちの戦いはこれからだ![3]
この外伝の一番の売りは言うまでもなく、本編で金成先生及び天樹先生が知恵を縛って作り上げたトリックへのツッコミと、何が何でもそのトリックを実行しようとする犯人たちの頑張り。
トリックであまりにも無理がある部分があることがわかるが、その無理を犯人たちが様々な努力で強引に仕立てあげていくところに読者が笑いと共感を覚えるようになっている。
雪夜叉伝説殺人事件の全ての犯行を可能にしたとあるものである。
この話では真犯人が明智警視に冤罪をでっち上げる、それも簡単にできた。
何故ならワープか、テレポートか、カールルイス並のジャンプ力を使わない限りショートカットができない。
これが、真犯人のアリバイを作り上げたことになっている。
その方法は氷の橋をつくりあげたことである。
氷の橋を使い、ワゴンの車を使い、使用後に氷の橋を破壊した。
だがよく考えてほしい、枝木やわらなどで作った氷の橋が簡単に作れるのだろうか。
ましてや、ワゴンの車も通ることができる氷の橋が。
氷の橋を作るのはあまりにも大変である。
外伝の雪夜叉伝説は前編を通して、氷の橋との制作意欲に注ぎ込まれている。
そして金田一はそれらをたった一晩で作り上げた。
学園七不思議で鍵の穴にガムを入れて偽造するくらいの男だ、実際は適当に作った物だろう。
車が通るほどはないかもしれない、しかしめちゃくちゃ。
タロット殺人事件、それで印象的になったシーン、風車に十字架上に磔にされた死体。
風車に死体を巻きつける、そう考えてほしい。
うん、どうやって、それも単独犯が。
足場もかなり不安定、というかほとんどない状態。
現実的に無理がある、装置もなく足場が悪い状態で背負っていく、かなり無理がある。
犯人はこれを根性と腕力でやりのけた。
次に犯人は東大をでていない金田一にばれそうになる。
案の定金田一を雪山で殴打して気絶させる、そうこれで終わったと。
しかし、金田一は眼をさまし帰還した。
それも、謎の知識でセータを燃やしてあっさりと帰還した。
トドメをさしておくとかセーターを奪っておくなどするとか突っ込む人がいるがそれはあくまで金田一が帰還したのが理由。
人類の99%は吹雪の中で気絶させとけばまず死ぬ、東大卒業じゃなくてもわかる。
犯人は決して油断していたわけではない。
金田一は主人公特権によりあっさり帰還したのだった。
……続きは言うまでもない。
悲恋湖殺人事件よりもSK殺人事件の方が印象が強い事件。
そう、犯人のトリックに必要な物は「凄腕マスコミに必要なぐらいの解説力」と「リモコンの起爆スイッチ」の二つ。
そう、常識的に考えてわかることだ。
二つとも不可能に近い。
そのため犯人は、わざわざ日本アナウンス学園に通い語学力を手に入れた。
次に、SK全員をわざわざ橋が一つしかつながってない湖の離島に呼ぶ。
アリバイを作り上げるためにリモコンで橋をバーニングするのだ。
そこで分かる、リモコンの起爆装置を作るのは言うようで難しい。
そもそも橋をどうすれば燃えるかもわからない。
かれは学園に通う中、「トリックに…近道無し…」と高校生を超えた技術力を身に着け起爆装置を作り上げた。
リモコンの起爆装置は金田一だけではなく、もっと多くの刑事ドラマにも登場していると思われるが、監視カメラの映像の拡大と並んで、ドラマの中だけの話で現実には多分不可能な技術と思われる。
まぁ、彼の計画が一人の人間によって失敗したことは言うまでもない。
著作権動画は「SK(すべて消す)」
どうでもいいことだけど、アベマで結構頻繁にやってる。
話の元を確認したい人におすすめ。
掲示板
327 ななしのよっしん
2024/05/26(日) 15:13:39 ID: U5yKdddDNf
そもそも何をもって勝利やねんとは読んでて思ったな
復讐完遂だけなら達成者結構いるし逃げきって余生を満喫したいタイプの犯人ならバレた時点で明確に負けだろうけど逃げきっても虚無ってどの道自刹しそうな人も割といるからなあ
上で挙がってる雷祭や毒蜂は確かに告発はされないけど…って終わりだし(一番勝利には近いと思うけど)
328 ななしのよっしん
2024/06/04(火) 12:34:13 ID: ux8fCTr8CM
>>305
おっさんのサービスシーンもあるぞ!
的場先生のヌードを楽しめるのはこの漫画だけ!
329 ななしのよっしん
2024/09/28(土) 10:45:03 ID: /DAPx7zwDC
薔薇十字館、犯人が狙って電波な言動をしてる事が解ると、本編見てるだけで笑いが出てくるw
この作品の影響だろうか…。
提供: los
提供: サム次郎
提供: うりえもん
提供: スーツ
提供: nao
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/24(月) 03:00
最終更新:2025/03/24(月) 03:00
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