銅(Copper)とは、最も古くから使われている金属である。
「あかがね」とも読まれる金属で、現代ではあまり実感されないが、古くは金銀に次ぐ価値のある金属であった。昔から貨幣として銅銭が使われていたのはこのためである。
現代では一般的な金属として様々な用途に用いられている。特に銅には「熱伝導効率が高い」「電気伝導率が高い」という性質があり、電線や調理器具などとして使われている。日常的にはパッとでは見わからないものが、手近にある何らかのケーブルのビニールを剥けば、赤茶色の銅の光沢が見えることだろう。
銅は古くから合金としても使われてきた。10円玉にも使われる青銅(錫との合金)や、金色の光沢で錆びにくい真鍮(亜鉛との合金)、100円玉にも使われる白銅(ニッケルとの合金)などが日常的によく目にする銅の合金だろう。よく勘違いされるが、青銅の本来の色は元の銅に近い色で、青く見えるのは銅の錆び(緑青)である。
しばしば毒性があると思われがちである。確かに過剰摂取すれば中毒は引き起こす可能性はあるが、かの足尾銅山事件のような大量垂れ流しでもなければ即座に体に害が出るものではない。よく銅の錆(緑青)が毒だと言われているが、実際は大した毒性はないという。一方で銅の化合物には毒性があり、殺菌剤などとしても利用されている。
銅はヘモグロビンの合成に関与しているため、欠乏すると鉄欠乏性貧血を起こす。また体内においてシトクロムオキシダーゼ、アスコルビン酸酸化酵素など種々の酵素の補因子となる。
掲示板
18 ななしのよっしん
2024/11/27(水) 06:48:31 ID: iFZOC8BdoD
The GRCop story: The development, production and Additive Manufacturing of NASA's rocket engine alloys
https://
Comparison of AMZIRC and GRCop-84
https://
NASAの開発した新しい銅合金、何がスゴイのかと思ったら、どうやら500℃以上の高温強度に優れるらしい
旧来のCu-Zr合金がろう付けで強度の90%近くを失うがこっちはほぼ変化なし
19 ななしのよっしん
2024/11/30(土) 11:47:04 ID: fvRaQfXkND
基盤作りに銅が欠かせないけれど、現在はレジストと呼ばれる膜を使って銅板を裁断する方式をとっているので、廃棄される銅が結構多い
これを絶縁体の上から直接銅のインクで印刷する技術が現在開発中
社会実装されると廃棄分を7割も削減できるという
20 ななしのよっしん
2025/03/02(日) 08:07:59 ID: 8C8CHmwOPF
「赤銅色」というと十円玉みたいな赤茶色を想像すると思うけど、実際には黒の一種(結構真っ黒)を指す
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最終更新:2025/03/23(日) 20:00
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