飛電インテリジェンスとは (ヒデンインテリジェンスとは) [単語記事]

飛電インテリジェンスとは、特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』に登場する架空の企業である。

名刺によると、本社は東京都東品川エリア来図3-22-1に所在する。また会社の外観は玄関などの一部を除きCGで処理されている。

概要

主に人工知能搭載人型ロボット「ヒューマギア」の開発・派遣を行う日本最大手のAI テクノロジー企業。創業者は飛電是之助で、主人公の飛電或人はその孫にあたる。是之助の遺言により、二代目社長は或人に任命され、ヒューマギアを悪用する「滅亡迅雷.net」を倒すべく奔走することになる。社員の大部分は人間で、重役の秘書や警備員などをヒューマギアが務めている。

これまでの仮面ライダーシリーズにも、巨大企業が裏で関わるケースは存在していたが、最初から仮面ライダーを支援し、守られる立ち場にある企業は今作が初となる。とはいえ、社内が一丸となって或人をサポートしているかと言えばそうでもない。福添准など、或人が社長になったのを不服に思っている人々も存在しているため、社内の誰かが敵に回ってもおかしくない状況となっている。また、かつて「デイブレイク」と呼ばれる街一つを消した爆発事故が発生した際、ヒューマギアが関与したことを隠蔽した疑いもかけられている。

今作で敵となるマギアは、ヒューマギアをハッキングして生まれるため、見方を変えれば怪人の素を生み出した企業でもある（もちろん悪いのは滅亡迅雷.netだが）。ヒューマギアを憎む不破諫のような人からすれば、憎らしい企業であるのもまた事実である。

主な従業員

飛電或人（ひでん・あると）/仮面ライダーゼロワン: 本作の主人公。ある日突然祖父である飛電インテリジェンス初代社長・是之助の遺言により、若くして二代目社長の座に就いた元芸人。仮面ライダーゼロワンとして滅亡迅雷.netが生み出すマギアとの戦いに身をゆだねていく。
イズ: 飛電インテリジェンスの社長秘書。秘書型 AI アシスタントの女性型ヒューマギア。仮面ライダーとなった或人をサポートする。
福添准（ふくぞえ・じゅん）: 飛電インテリジェンスの副社長。万年2位の野心家で、或人が新社長に任命された事に愕然とする。
シェスタ: 飛電インテリジェンスの副社長秘書。
山下三造（やました・さんぞう）: 飛電インテリジェンスの専務取締役。
飛電是之助（ひでん・これのすけ）: 或人の祖父で、飛電インテリジェンスの創業者。享年75歳。
ヒューマギアの悪用を予期し、飛電ゼロワンドライバーを密かに開発。次期社長を或人に任命するよう遺言状に残した。
マモル: 飛電インテリジェンス内で働く警備員。第2話で滅亡迅雷.netに襲われてしまう。