黒澤翼

黒澤翼とは、龍が如くシリーズの登場人物である。声優は奥田瑛二。

概要

登場は「5」。

7代目近江連合会長で、重病で危篤状態であるとして組員の前に姿を見せない。

極道の世界に足を踏み入れた時、最初に所属したのは弱小の四次団体で、人が好まない仕事をこなして上に上がってきたが、同時に親父分と兄貴分を殺めてきた。ただし権限を次々と得ていって最終的に近江連合の会長になっても虚しさしか残らなかった。渡瀬勝などの部下を持つようになっても信用することはなかった。このため、カリスマを持った人物を嫉妬した。

5の作中の半年前に軽い肺炎だと思って入院した病院で肺がんを宣告され、これまで築いてきた力の全てを継承させられる人物がいなかったとして焦りを感じる。そして大阪府警の芹沢和彦という偽名を使い、東城会だけではなく班目組、北方組にも近づく。自身の計画に気付いた真島吾朗を人質にとって真島死亡のニュースを流させ、桐生一馬と冴島大河を神室町に行かせるように仕向けた。秋山駿に対しては大阪芸能の勝矢直樹を疑わせるように仕向けた。
一通りの人物が神室町に集結した後、人を惹きつける魅力を持った桐生、冴島、子分の渡瀬、勝矢を4人で喧嘩させ、疲弊したところを銃撃した。桐生にはこの時脇腹を撃ったため、後日の決戦にまで響く負傷を負わせた。その場に現れた堂島大吾に追い詰められたように見えたが、金井嘉門の銃撃によって大吾に重傷を負わせる。澤村遥を人質にとると桐生を肉体的にも精神的にも追い詰めて去っていく。

後日はミレニアムタワーの屋上で待ち構え、真島を解放させ冴島と殺し合わせる。馬場茂樹に対しては遥の殺害を依頼していたが、桐生、冴島と接して変わっていた彼は殺害を取りやめ、さらに乱入してきた品田辰雄によって止められる。真島と冴島は笑顔で喧嘩しあい、携帯には笑顔の品田が映ったため計画は失敗したと見て、計画を変更して真島と冴島を銃撃しようとしたが、入院していたはずの大吾と勝矢に防がれる。血反吐を吐きながらこれまでを話した。そのうえで東城会と近江連合を、息子の相沢聖人に継がせるつもりだったことも明かした。

そして相沢も桐生に敗れたことで、全ての計画は失敗に終わった。

関連動画

関連項目

• 龍が如く
• 近江連合