AFCアジアカップとは、アジアサッカー連盟(AFC)が主催するFIFA公認の国際サッカー大会である。
基本的にAFCアジアカップというと男子大会をさすことが大半であるが、女子大会も存在している。
男子大会は1956年に、女子大会は1975年に第1回大会が行われている。例外を除いておおむね4年に1度のペースで開かれている(女子は2010年までは2年に1度の開催が基本だった)。
また、2022年よりU-23(23歳以下)、2023年よりU-20(20歳以下)、U-17(17歳以下)と下のカテゴリーの大会にもアジアカップの冠が付くようになった。
|
現在は前回大会優勝国、準優勝国、3位国+予選通過チーム+開催国など16ヶ国が出場し、グループリーグ(4チームずつの4組に分かれて総当たり戦を行い、各組上位2チームが勝ち抜け)→決勝トーナメントの方式で対戦する。過去に本大会の参加チーム数が少なかったときは、全チームでの総当たり戦で順位を決定していたこともあった。
2019年大会からは、本大会出場チームが24ヶ国に増え、前回優勝国&上位入賞国の自動出場制度は廃止となった。また、FIFAワールドカップ2次予選が本大会予選を兼ねることになり、2次予選を勝ち抜いた12チームが本大会を獲得。それ以外の上位24チームで残りの枠を争うことになる。
1972年にイスラエルがAFCを除名されたため、1968年大会が最後の出場となった(1992年にUEFAに加盟)。
ソビエト連邦崩壊に伴い、分離独立した中央アジア諸国が1994年にAFCへ加盟し、1996年大会から出場。
2006年1月1日にオーストラリアがAFCに加盟。2007年大会から出場している。
優勝国には各大陸王者などが集うFIFAコンフェデレーションズカップへの出場権が与えられている。2005年のドイツ大会以降は、実質的にFIFAワールドカップのプレ大会という扱いであり、翌年のFIFAワールドカップ開催地で試合を行うことができる非常に重要なテストとなっている。
日本代表は1992年の日本開催にて初優勝し、2011年現在で最多となる4度の優勝経験を持つ。
日本でアジアカップが広く認知されるようになったのも1992年の初優勝の時期からであり、それ以前はメディアでもさほど取り扱われていなかった。この大会のグループステージ突破を決めたイラン戦で試合終了間際にゴールを決めた三浦知良の「魂込めました、足に」は名言として有名になった。
開催年 | 開催国 | 出場枠 | 優勝 | 準優勝 | 最優秀選手 |
---|---|---|---|---|---|
1956 | ![]() |
4 | ![]() |
![]() |
|
1960 | ![]() |
4 | ![]() |
![]() |
|
1964 | ![]() |
4 | ![]() |
![]() |
|
1968 | ![]() |
5 | ![]() |
![]() |
|
1972 | ![]() |
6 | ![]() |
![]() |
|
1976 | ![]() |
6 | ![]() |
![]() |
|
1980 | ![]() |
10 | ![]() |
![]() |
|
1984 | ![]() |
10 | ![]() |
![]() |
![]() |
1988 | ![]() |
10 | ![]() |
![]() |
![]() |
1992 | ![]() |
8 | ![]() |
![]() |
![]() |
1996 | ![]() |
12 | ![]() |
![]() |
![]() |
2000 | ![]() |
12 | ![]() |
![]() |
![]() |
2004 | ![]() |
16 | ![]() |
![]() |
![]() |
2007 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
16 | ![]() |
![]() |
![]() |
2011 | ![]() |
16 | ![]() |
![]() |
![]() |
2015 | ![]() |
24 | ![]() |
![]() |
![]() |
2019 | ![]() |
24 | ![]() |
![]() |
![]() |
2023[1] | ![]() |
24 | ![]() |
![]() |
![]() |
2027 | ![]() |
順位 | 国名 | 優勝回数 | 準優勝回数 | 優勝年 |
---|---|---|---|---|
1位 | ![]() |
4 | 1 | 1992,2000,2004,2011 |
2位 | ![]() |
3 | 1 | 1984,1988,1996 |
2位 | ![]() |
3 | 0 | 1968,1972,1976 |
4位 | ![]() |
2 | 4 | 1956,1960 |
4位 | ![]() |
2 | 0 | 2019,2023 |
6位 | ![]() |
1 | 2 | 1960 |
6位 | ![]() |
1 | 1 | 1980 |
6位 | ![]() |
1 | 1 | 2015 |
6位 | ![]() |
1 | 0 | 2007 |
順位 | 選手 | 得点数 | 備考 |
---|---|---|---|
1位 | ![]() |
14 | 1996年大会得点王 |
2位 | ![]() |
11 | 2019年大会得点王 |
3位 | ![]() |
10 | 2000年大会得点王 |
4位 | ![]() |
9 | 2007年大会得点王 |
4位 | ![]() |
9 | 2015年大会得点王 |
4位 | ![]() |
9 | 2023年大会得点王 |
7位 | ![]() |
8 | |
7位 | ![]() |
8 | 2007年大会得点王 |
7位 | ![]() |
8 | |
10位 | ![]() |
7 | 1972年大会得点王 |
10位 | ![]() |
7 | 1980年大会得点王 |
10位 | ![]() |
7 | 2000年大会得点王 |
10位 | ![]() |
7 | |
10位 | ![]() |
7 |
開催年 | 開催国 | 成績 | 代表監督 |
---|---|---|---|
1956 | ![]() |
不参加 | |
1960 | ![]() |
不参加 | |
1964 | ![]() |
不参加 | |
1968 | ![]() |
予選敗退 | ![]() |
1972 | ![]() |
不参加 | |
1976 | ![]() |
予選敗退 | ![]() |
1980 | ![]() |
不参加 | |
1984 | ![]() |
不参加 | |
1988 | ![]() |
グループリーグ敗退 | ![]() |
1992 | ![]() |
優勝 | ![]() |
1996 | ![]() |
ベスト8 | ![]() |
2000 | ![]() |
優勝 | ![]() |
2004 | ![]() |
優勝 | ![]() |
2007 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
ベスト4 | ![]() |
2011 | ![]() |
優勝 | ![]() |
2015 | ![]() |
ベスト8 | ![]() |
2019 | ![]() |
準優勝 | ![]() |
2023 | ![]() |
ベスト8 | ![]() |
2003年大会までは「AFC女子選手権」の名称であり、予選が行われないために出場意思のあるチームが出場権を獲得、グループリーグ→決勝トーナメントの形で対戦していた。2006年大会からは成績下位のチームによる予選を実施し、8チームに絞った上で本大会を行っている。
回 | 年 | 開催地 | 優勝国 |
1 | 1975年 | 香港 | ニュージーランド※ |
2 | 1977年 | 台湾 | 台湾 |
3 | 1979年 | インド | 台湾 |
4 | 1981年 | 香港 | 台湾(チャイニーズタイペイ) |
5 | 1983年 | タイ | タイ |
6 | 1986年 | 香港 | 中国 |
7 | 1989年 | 香港 | 中国 |
8 | 1991年 | 日本(福岡市) | 中国 |
9 | 1993年 | マレーシア | 中国 |
10 | 1995年 | マレーシア | 中国 |
11 | 1997年 | 中国 | 中国 |
12 | 1999年 | フィリピン | 中国 |
13 | 2001年 | 台湾 | 北朝鮮 |
14 | 2003年 | タイ | 北朝鮮 |
15 | 2006年 | オーストラリア | 中国 |
16 | 2008年 | ベトナム | 北朝鮮 |
17 | 2010年 | 中国 | オーストラリア |
18 | 2014年 | ベトナム | 日本 |
19 | 2018年 | ヨルダン | 日本 |
19 | 2022年 | インド | 中国 |
掲示板
29 ななしのよっしん
2024/01/25(木) 00:51:14 ID: nkyJeE+3/J
地上波でほとんど試合が放送されないのは放映権料を高く吹っかけられたからだと聞く
全試合生で追うにはDAZNに入るしかない上そのDAZNもサブスクとしてはそれなりに値が張るという現状
30 ななしのよっしん
2024/02/05(月) 15:57:57 ID: AitByiUU1c
アジア全体がレベルアップし、ワールドカップ最終予選や本大会で結果残してる国が思わぬ敗退、最終予選すら残れない国が躍進するという点で、EUROやコパアメリカと同じような大会になってきた可能性はけっこうある。
31 ななしのよっしん
2025/01/06(月) 10:24:56 ID: BCUgCEyuGB
昨年のアジア杯日本代表の不振は選手のテンションが低かった事が理由だとメディアや選手自身の証言で分析されている。欧州組は所属クラブを気にしてしまうのだろう。
いつもいつも、その時のフルメンバーではなく、先を見据えたメンバー構成なのが悪いと思う。負けた時の言い訳を与えてしまってる。メンバー選考の時点で、本気で勝ちに行くぞというメッセージを出せば今よりテンション上がると思う。
去年なら、まだ未熟だったザイオンより経験豊富なGKを呼ぶべきだったし、前年にJでMVP取った大迫も呼んでよかったと思う。苦し紛れのロングボールを回収してくれる大迫がいればイラン戦の後半もあそこまで押し込まれなかったはず。吉田もいれば、イラン戦で負傷で調子悪かった板倉をさっさと下げられた。
アジアカップで代表引退した日本代表選手っていないよね。他のアジアの強豪はパク・チソンとかネクナムとか各国のレジェンド選手がアジアカップを最後の花道とするパターンが多い。つまり先が無いベテラン選手でも呼ばれてる。
ワールドカップのシード分けにも関係す
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
提供: unkosan
提供: ロードカナロア
提供: denden
提供: てすと
提供: ちさ
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/24(月) 07:00
最終更新:2025/03/24(月) 07:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。