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ASO(Armored Scrum Object)とは、SNK(旧SNK)が1985年11月に発売したアーケード用シューティングゲームである。
対空攻撃(レーザー)と対地攻撃(ミサイル)を使い分ける所謂『ゼビウス』タイプの縦スクロールシューティングゲーム。
西暦2515年の未来を舞台に、生化学部品「メカノクレート」で構成された兵器群と人類との200年に渡る戦争を終結させるため、高機動システム「Armored Scrum Object」を搭載した最新鋭機SYD(シド)を操作し兵器群との戦いに挑む。プレイヤーは未来からの救援要請を受け、ゲームのコンソールを通じて次元を超えてSYDを遠隔操作しているという変わった設定になっている。
自機であるSYDはステージ上に出現するパーツを集めることで8種類の「パワー・アーマー」を装着することができる。各アーマーをどこで使うかにより、プレイヤー毎に異なる攻略パターンを生み出せる戦略性の高さが本作の最大の特徴である。
難度は恐ろしく高く、敵の攻撃は熾烈な上に自機の通常武器は貧弱で当たり判定もデカい。特色であるアーマーのシステムも複雑であり、面白さに辿り着くまでの敷居の高いゲームでもある。
硬質なSFのモチーフや飾り気のない文字パネルのアイテムなど、当時としても古くなりつつあったスタイルのゲームだが、特徴的なシステムやゲーム性の高さにより、単なる時代遅れではない硬派なゲームとして評価された。
FM音源の搭載でゲーム音楽が注目され始めた時期のゲームでもあり、ステージ曲の「SYD's Theme(SYDのテーマ)」や「SYD Over Drive(SYDオーバー・ドライブ)」などBGMの評価も高い。
当時のSNKは経営が非常に厳しい状態にあり、社員も大きく減っていたが、僅か12人の精鋭スタッフの手によって作られた本作のヒットで危機を脱し、ループレバー作品「怒」の大ヒットに繋がった。SNK中興の名作である。
操作系は8方向レバーとレーザー、ミサイル、アーマーの3ボタン。ミサイルはピンポイント爆撃では無く地上を滑っていくが射程制限がある。
ステージは全12面。7面以降は1面から順に強化されたボスとの再戦(設定上は3面と9面以外は同型機)、地上物も2〜6面と8〜12面が同じ構成なので実質2周目となる。
厄介な攻撃は赤い追尾弾。SYDにギリギリまで接近すると誘導性能が無くなるので、引き付けるか自分から接近して寸前で避けるのが攻略法となるが、慣れるまでは苦戦すること必至。
パワーアップアイテム。対地攻撃で地上のピラミッドを壊すと出現する。初期状態のSYDはビックリするくらい遅いため、まずはスピードアップを優先したい。
種類は豊富だが、取ると不利になる罠アイテムも多い。既に最大までパワーアップしていると代わりにパワーダウンアイテムが出現するようになる上に、アイテムがミサイルを遮るため厄介な障害物にもなる。
S
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3つ集めるとSYDがスピードアップする。 |
L
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3つ集めるとレーザーがパワーアップする。 |
M
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3つ集めるとミサイルがパワーアップする。 |
K
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ミスをしてもスピードアップがキープされる。 |
K
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ミスをしてもレーザーのパワーアップがキープされる。 |
K
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ミスをしてもミサイルのパワーアップがキープされる。 |
E
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エネルギーが1ゲージ回復する。 |
E
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エネルギーが4ゲージ回復する。 |
E
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エネルギーが8ゲージ回復する。 |
V
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エネルギーの最大値が1ゲージ増える(初期16、最大24)。 |
F
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画面上のピラミッドを全て破壊する。 |
B
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ボーナス。出現させてから取るまでの時間が長いほど高得点。 |
W
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一定の距離を高速前進する。 |
R
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一定の距離を高速後退する。ピラミッドが復活するのでアイテムを取り直せる。 |
P
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残機1UP。レア物。 |
M
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パワーダウン。実際には反転したアルファベットが入る。 逆S、逆L、逆Mは1段階パワーダウン、逆Eはエネルギーが4ゲージ減る。 |
C
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パワーアップ&キープ状態全解除。詰みである。 |
ステージ途中で出現する3つのパーツを集めることで、8種類のアーマーを入手できる。
集めたアーマーは画面下にストックされるが、パーツを3つ集める前に他のアーマーのパーツを取ってしまうと取ったパーツを含めて全部のパーツが無くなってしまう。パーツの色合いは全部同じであり、形状でしか判断できない。
エネルギー・ゲージが8ゲージ以上ある時にアーマーボタンを押すと各種アーマーが装着できる。装着するアーマーは戦闘中にレバーの左右で選択できる。装着するとSYDが画面中央に移動してアーマーと合体するアニメーションが入り、モーション中は無敵なので緊急回避にもなる。
装着中は被弾や特殊武器の使用、時間の経過でエネルギーが減少し、ゼロになると合体が強制解除される。アーマーボタンで任意に合体を解除することも可能。再使用には再度パーツを集め直す必要がある。
8種類全てのアーマーをストックすると、隠しボーナスとして20万点獲得できる。
OCTO | SHIELD | CANNON | HOMING | PARALYZER | NUCLEAR | FIRE | THUNDER |
レーザーが周囲の8方向へのショットになる。1秒ごとに2ゲージ消費。
連射が利かないので火力が出にくく、有効に使える場面は少ないが、一番左にあって選択しやすいので緊急回避のために使い捨てるのもアリ。
機体にシールドを展開して攻撃を防ぐ。被弾しない限りエネルギーが減少せず、被弾時の減少も他のアーマーの半分(2ゲージ)。
あらゆる局面で有効な万能アーマーであり、研究が進むとシールドを多用するパターンが口コミで広まり、ゲーメスト創刊号でも紹介された。
ちなみにアーケード版では「SEALD」、ファミコン版では「SHEELD」とスペルミスをしている(正しくはSHIELD)。
レーザーが高威力のワイドショットになる。1秒ごとに1ゲージ消費。
貫通力は無いが連射が利き、レーザーの効くボスなら大抵は瞬殺できる。
ミサイルが左右に分かれて飛ぶ誘導弾になる。1発につき2ゲージ消費。
地上敵の多い面で有効。
前方に射程の短い冷凍光線を放出し続ける。1秒ごとに3ゲージ消費。
空中のザコ敵を凍らせる他、敵弾も消せる。中ボス以上の敵には効果が無いが、レーザーとミサイルは使えるので弾消しにはなる。
ミサイルが一定距離を進んでから大爆発する核弾頭になる。1発につき4ゲージ消費。
連射は利かないが、対地・対空両用で威力も高い。
前方に射程の短い破導波を放出し続ける。1秒ごとに3ゲージ消費。
対地・対空両用で敵弾も消せるが、通常武器が使えなくなる接近戦特化のアーマー。
SYDの最終兵器。ミサイルボタンで稲妻を放ち、画面上の全てを破壊する。1発につき8ゲージ消費。
消費は大きいがボスでも一撃で倒す破壊力を持ち、厄介なボスを瞬殺する救済措置となる。
1986年9月3日にSNKより発売。SNKのファミコン参入第1弾タイトルである。
基本的なデザインはアーケード版に準拠しているが、画面下の情報表示がオミットされて得点とエネルギーの数値だけの簡素な表示になっている。
パワー・ポイントは1個取るだけでパワーアップし、アーマーもパーツを1個取れば入手できるので間違えて別のアーマーのパーツを取ることが無い。さらには取ると全アーマー入手&ゲージ満タン状態になる「?」ポイントが追加されており、アーケード版より難易度は低い。
アーマー装着はセレクトボタンで別画面を呼び出して行うため自機を動かしながらアーマーを選ぶ必要があったアーケード版よりも簡単だが、元の画面に戻るとステージ内の少し手前に戻されるのでボス戦の途中でアーマーを装着しようとすると出現時からやり直しになってしまう。
ボーナスアイテムや破壊不能な敵キャラとして「社長の顔」が登場するお遊び要素がある。
アーケードアーカイブスのラインナップとして、PS4/Switch向けにアーケード版が配信されている。
オムニバスソフトでは2011年にPSPで発売された『SNKアーケードクラシックス ゼロ』にアーケード版が収録されている。
2019年に発売されたPS4/Switch/Steam用ソフト『SNK 40th Anniversary Collection』では、アーケード版だけではなくファミコン版、海外版(Alpha Misson)とそのNES版の4バージョンを網羅している。
掲示板
提供: クリッキー
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提供: ゲスト
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最終更新:2025/03/16(日) 14:00
最終更新:2025/03/16(日) 13:00
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