Bビーダマン爆外伝 単語


ニコニコ動画でBビーダマン爆外伝の動画を見に行く

ボンバーマンビーダマンバクガイデン

2.5千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

Bビーダマン爆外伝(ぼんばーまんびーだまんばくがいでん)とは、1998年名古屋テレビ制作テレビ朝日系列で放送されたテレビアニメである。 全48話。

タカラから発売されていたビーダマン玩具商品『爆外伝シリーズ』としては第4作であるが、3作までは設定と簡単なバックストーリーだけが展開されたのみで、アニメ化されたのは本作が初であるため(厳密には最初期はボンバーマンビーダマン爆外伝Ⅲアニメ化となっているが)、タイトルが『爆外伝IV』とはなっていない。
要するに『SDガンダム』的なアレである。 

また放送の翌年には続編『Bビーダマン爆外伝V(ビクトリー)』も展開し、この作品も本アニメの後番組として放送された(全50話、爆外伝シリーズとしては第5作)。

概要

本作は、当初同じ名古屋テレビ発でタカラスポンサー勇者シリーズ8作勇者王ガオガイガー』の後番組として放送を開始した。その為ロボット玩具販促アニメという方向性等を同シリーズから継承しており、変形・合体などのスタンスも引き継がれている作品となった。(ただし勇者シリーズは元々1988年1998年までの10年間タカラサンライズと組んでアニメを放送する契約だったが、1993年サンライズバンダイ下になったため、例外的に『ガオガイガー』までの制作は認めていたものの今作からは制作会社を変更せざるを得ず、アニメ制作勇者シリーズとは異なりマッドハウスが担当している。)

このような経緯が当初あったものの、テレ朝の番組改編の都合によりまだ1クールにも満たない第8話にもかかわらず、それまでドキュメンタリー番組等のだった日曜7時に放送時間が変更された。
かしこの時間帯変更によって、結果的に同2017年までアニメの放送として20年近く定着することとなり、更に前年にはスーパー戦隊シリーズ日曜7時半に移動してきた事もあり、いわゆるニチアサキッズタイムを定着させるきっかけになった作品でもある。

主人公たちがロボットを操り、世界征服をたくらむ悪役と戦うという典的なヒーローアニメ
しかし、多くのロボットアニメとは異なり、ロボット同士の戦闘にはあまり力を入れておらず、主人公たちがロボに乗らず事件を解決しようとする話も多い。

そのロボット自体がいわゆる「ビーダマン」になっており(作中ではビーダアーマーと呼ばれる)、ビーダマ発射機構や変形・合体再現した玩具が発売されていた。
ビーダアーマーはSDであるものの、デザインは今も通じるレベルで非常にカッコイイ
その上模型では小さいボンバーマンが球形のコクピット(ビーダカプセル)に搭乗するギミック再現され、しかもそのボンバーマンも「ビービーダマ」(BB弾)の発射機構を備えている。芸が細かい。

ビーダアーマーが4体合体した「セイントドラゴン」が主人公サイド最強ロボである。この玩具商品はかつてのタカラ勇者シリーズグレート合体商品同様、セット販売もされた他、トイザらス限定のクリアバージョンも出回った。
だがテーマソングで高らかに名前を呼ばれてる割に、最終回で一回しか登場しないというスポンサー泣かせのメカであった。 そのほか、OPテーマ『GOGO!爆外伝』がファン人気である。

声優が何気にであり、演の桑島法子を筆頭に、小桜エツ子佐久間レイ関俊彦神奈延年など当時のアニメに引っりだこだった人気声優が多数レギュラー出演している事も特徴。きいろボン役の真殿光昭は同時期のタカラ発のアニメ小さな巨人ミクロマン』のウォルト役でもひょうきんな役回りを演じていた。

放送終了後の展開

シリーズ化を果たすなど成功を収めた本作だが、実は映像ソフトに関しては『爆外伝V』共々未だにVHSでしか商品化されていないので、DVDBlu-ray化を望むが多い。

ボンバーマンアニメ作品では『爆外伝V』の2年後に放送された『ボンバーマンジェッターズ』に関しては2016年Blu-rayBOXが発売されており、本作がソフト化されないのは「ボンバーマン」(ハドソン⇒現コナミ)と「ビーダマン」(タカラ⇒現タカラトミー) という二つの版権が絡み、かつ両社が吸収・合併を経ている会社同士である為非常にややこしいことになっているとも言われている。

特に企画を持ち込んだハドソンコナミに吸収された後、コナミ2017年以降新シリーズを再開させ『ボンバーガール』ではコナミ作品のゲストキャラを登場させるなど、ボンバーマンブランドハドソン色からコナミ色に塗り替えて久しい現在の動向もある為か本作は微妙な立ち位置であるとも言え、どうしようもないのが現状なのかもしれない。
(アニメではないがハドソン時代の「ボンバーマン」が他社と絡んだ作品は他にもあり、版権の都合で発売出来ないとおぼしき作品はアケアカNEOGEOで配信されていない『ネオ・ボンバーマン』等がある。)
一応ロボットアニメなので現在であればスパロボにも出せそうなのに残念な話である(勇者シリーズも近年参戦を果たしているのでタカラ側の問題は少なくともクリアであるとみられる)。

他にも上記との関連は不明なものの、ビーダマンの販促マンガ『爆球連発!スーパービーダマン』でも、アニメ化の際にボンバーマンビーダマンの存在が抹消されたという非情な現実がある。更にゲームボーイソフトの発売元もメディアファクトリーであり、こちらは現在角川グループである…。

いずれにしても当時の人気や放送時間帯、多めの放送回数等も考えると本作をしんだ人間は一定数いると思われ、きちんとした再評価やソフト化が待たれる作品である。

ただし放送25周年の節となる2023年11月に「爆外伝」「爆外伝V」共にDアニメストアバンダイチャンネルDMMTV等のサブスク配信サイトにて待望のデジタル配信が決定した。

関連動画

関連静画

関連商品

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/04/20(日) 08:00

ほめられた記事

最終更新:2025/04/20(日) 08:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。