Dif-e-Yo 単語

ディフイーヨー

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ヨーヨーヨーヨーメーカー・ショップ一覧 > Dif-e-Yo

Dif-e-Yo(ディフイーヨー)とは、アメリカ合衆国ベアリングヨーヨーメーカーである。

概要

活動開始は2001年頃。
金属加工を生業としていたFrank Defeoが、趣味金属ヨーヨーを作り始めたのが始まり。

くからアルミニウムによる旋盤削り出しのヨーヨー制作していた。
加工技術の高さと金属光沢の美しさは当初から評価されていた。性も当時の機種とべて遜色なかったのだが、価格が1万数千円以上することがネックとなった。
これは米国フルメタルとしては妥当な価格であり、現在ならヨーヨー1個にこれぐらいの出費は受け入れられている。
しかし、当時はヨーヨージャム金属リム機種が盛を極めていた時代。7500-8000円で買えるハイエンド機種があったので、Difヨーヨーを買うのははかなりの高級志向といえた。

状況が変わり始めるのは2005-2006年頃。
この頃グラインドトリックが流行しはじめ、ジャム金属リム機種にも幅広アルミリム機種が増えてきた。
そんな中、フルアルミニウム機種の見直しが進められ、同社の開発した「ベアボーン」がストリングプレイヤーに評価された。結果として、Dif-e-Yoは、フルメタヨーヨーブームを起こした初のメーカーとなった。

しかし、肝心のDif-e-Yo自身のヨーヨーは、後発メーカーであるヨーヨーファクトリー人気で追い抜かれ、その後大量に現れた新規の中小ヨーヨーメーカーの後を拝し、あっという間にトーナメントから退場してしまった。
その後もフルメタヨーヨーの販売は続けていたが、2011年頃を最後に新作の発売は行われていない。

一方で、Dif-e-Yoが開発した「コンケイブベアリング」は非常に高い評価を得ている。
現在は、コンケイブベアリングの出荷や他メーカーへの特許料が収入のほとんどであると見られる。

商品

ヨーヨー

設立当初からずっと、フルメタル機種のみを販売している。

2000年代後半の後発メーカーべたときの特徴は、内側にゴムリムウェイトをはめ込んである機種が多いことと、とにかく見たがごついことである。

そのため、出遅れたといっても強な個性があり、他社製ヨーヨーに埋もれることなく存在感を発揮していた。

ベアリングテラー

ハブ部分に、スピントップの軸のようなパーツを取り付けたもの。
ラーの根元にはベアリングが内蔵されており、軸とは別に回転するようになっている。
に回すとコマのようになり、この部分にストリングを引っかければ通常とは異なるプレイもできる。

後のトップオン機種の先駆け。ヨーヨーファクトリーがのちに開発した「ハブスタック」は同工異曲。

コンケイブベアリング

ベアリング(ヨーヨー)

側面が(concave)になったベアリング
商品名のため、スペルを少し変えてKonKave Bearingと表記する。

にすることで、ストリングベアリングの中心に来るようになり、ヨーヨーが傾いたり、ストリングがフチに当たりにくくなる。

現在は他メーカーからも、Dif-e-Yoの特許を侵しない形の凹型ベアリングが発売されている。しかし、精度の高さからオリジナルコンケイブベアリングも依然人気である。

Dif-e-Yoのヨーヨーは全てがサイズCベアリングだが、現在は他メーカー製のヨーヨーに対応するため、サイズA・C・Dの3種類が販売されている。

Difパッド

レスポンスステッカー

ダンカンフリクションステッカーより薄く、滑りがよく、削れにくい。
そのため、ステッカー機種をバインド仕様にしたい場合に適する。

現在ではレスポンスステッカー自体が下火になったため、在庫のみの販売である。

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