イービル(evil)は悪い・不道徳な・邪悪な・害を与える・有害な・不快な・不運・不幸・災い等。同じテーマカテゴリである「E・HERO」の邪悪になった姿。
アニメにおいて、心の闇にとらわれた遊城十代こと覇王十代が使用する。
全てが悪魔族であり、属性は様々。全てが戦士族であったE・HEROの対比であろう。
登場した期間が短かった事が影響してか、モンスターは12枚と少ない。専用の融合魔法2枚、サポート魔法2枚と合わせて16枚である。
下級モンスターが3枚、上級モンスターが1枚、最上級モンスターが1枚、融合モンスターが7枚であり、融合モンスターのうちの4枚はE・HEROを素材としているため、E・HEROの一部とも考えられる。
しかし、融合に「ダーク・フュージョン」及び「ダーク・コーリング」が必要であり、「覇王城」や「ヘル・ライダー」がなければ「融合」では融合召喚出来ないと言う事がE-HEROの最大の欠点である。融合はサーチや墓地回収の手段が色々とあるのだが、それがつかない。「ダーク・フュージョン」と「ダーク・コーリング」はサーチする手段が「アダスター・ゴールド」くらいしかなく、墓地に落ちたら回収しにくい。(「ダーク・フュージョン」は《X・HERO ワンダー・ドライバー》の効果で回収できる。)
ただ単純なカードパワーとしては強力な部類に入るため、「マリシャス・エッジ」や「ダーク・ガイア」は単独でデッキに投入されたりしていた。
現在では、【HERO】において「アダスター・ゴールド」の対応カードが多く、「デス・プリズン」がコストで「HERO」を墓地へ落とすようになり、「ダーク・スプレマシー」の登場によって魔法・罠からの妨害数に貢献するため、「E-HERO」パーツの有用性が高い。
しかし、悪魔族であるため、戦士族素材を要求する「クロスガイ」のことを念頭にルートやデッキの構築をしなくてはならない。
E-HERO マリシャス・エッジ/Evil HERO Malicious Edge
効果モンスター/星7/地属性/悪魔族/攻2600/守1800
相手フィールドにモンスターが存在する場合、 このカードはモンスター1体をリリースして表側表示でアドバンス召喚する事ができる。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、 その守備力を攻撃力が越えた分だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
攻撃名は「ニードル・バースト」。元である「E・HERO エッジマン」を戦士から悪魔族に、さらにリリース軽減の効果を持たせた。
条件があるとはいえ上級モンスターとして召喚される効果を持ち、攻撃力2600+貫通という上級としてはかなり優秀な戦闘能力を誇る。近年では、「融合準備」「帝王」シリーズなどの登場により、サーチ・展開手段が増加。
E-HERO ヘル・ゲイナー/Evil HERO Infernal Gainer
効果モンスター/星4/地属性/悪魔族/攻1600/守 0
(1):自分メインフェイズ1にフィールドのこのカードをゲームから除外し、 自分フィールドの悪魔族モンスター1体を選択して発動できる。その自分の悪魔族モンスターは、フィールド上に表側表示で存在し続ける限り、 1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
(2):このカードが(1)の効果を使用するために除外された場合、2回目の自分のスタンバイフェイズ時に発動する。このカードを 表側攻撃表示で特殊召喚する。
自身を一時的に除外する事で、悪魔族一体に2回攻撃を可能にさせる。その効果はそれぞれ「DーHERO デビルガイ」と「アサルト・アーマー」を彷彿とさせる。
E-HERO インフェルノ・ウィング/Evil HERO Inferno Wing
融合・効果モンスター/星6/炎属性/悪魔族/攻2100/守1200
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、 その守備力を攻撃力が越えた分だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
(2):このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。そのモンスターの元々の攻撃力か元々の守備力の内、高い方の数値分のダメージを相手に与える。
攻撃名は「インフェルノ・ブラスト」、効果名は「ヘルバック・ファイア」。「E・HERO フレイム・ウィングマン」が悪魔族に、さらに戦闘破壊時にダメージを与える効果を持たせた。
元になったモンスターよりも強力な戦闘効果ではあるが、「ダーク・フュージョン」でしか召喚できないのがやはり難しいか。
E-HERO ライトニング・ゴーレム/Evil HERO Lightning Golem
融合・効果モンスター/星6/光属性/悪魔族/攻2400/守1500
「E・HERO スパークマン」+「E・HERO クレイマン」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
攻撃名は「ヘル・ライトニング」、効果名は「ボルテック・ボム」。「E・HERO サンダー・ジャイアント」が悪魔族に、さらに破壊効果に手札が不必要になり条件も緩和された。
ノーコストでの破壊効果は強力。しかし「ダーク・フュージョン」の縛りが重い。
E-HERO ダーク・ガイア/Evil HERO Dark Gaia
融合・効果モンスター/星8/地属性/悪魔族/攻 ?/守 0
悪魔族モンスター+岩石族モンスター
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードの元々の攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値となる。
(2):このカードの攻撃宣言時に発動できる。相手フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。この時、リバースモンスターの効果は発動しない。
攻撃名は「ダーク・カタストロフ」。
融合素材が種族であるため、様々な組み合わせで召喚できる。高攻撃力を望まずとも攻撃力3000は容易に超える。
優れた効果を持った悪魔族と岩石族に下記の「ダーク・コーリング」とこのモンスターを投入したデッキ「ダーク・ガイア」が存在。
表示形式変更効果も、相手の戦略を突き崩す事に一役買ってくれる。
ダーク・フュージョン/Dark Fusion
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、悪魔族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の効果の対象にならない。
E-HERO融合のためのカード。
対象を無効にする効果は素晴らしいのだが、この効果以外で融合召喚できない条件はさすがに厳しい。
悪魔族専用の融合カードではあるが、E-HERO以外に強力な融合悪魔族は【DD】【デストーイ】など、既に他の汎用融合魔法を抱えてるカテゴリーカードがほとんどなので、素直にE-HEROに使ったほうが無難か。
HEROの新たな形として登場したモンスターたち。
マリシャス・エッジは単独で採用されるほど強く、ヘル・ゲイナーは悪魔族デッキでフィニッシュになりうる。ダーク・ガイアは「岩石+悪魔」の種族デッキでこそ生きる。
他の融合モンスターたちはさまざまな融合の形のあるE・HEROに比べて、サーチも出来ない「ダーク・フュージョン」のみでしか融合できず、使用はさすがに辛かった。
E-HERO ヘル・ブラット/Evil HERO Infernal Prodigy
効果モンスター/星2/闇属性/悪魔族/攻 300/守 600
(1):自分フィールド上にモンスターが存在していない場合、 このカードは手札から表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
(2):このカードをリリースして「HERO」と名のついたカードをアドバンス召喚したターンのエンドフェイズ時に発動する。自分はデッキからカードを1枚ドローする。
特殊召喚効果と、HEROをアドバンス召喚する時にリリースすれば、エンドフェイズにドローする効果を持つ。
攻守は低いが召喚条件は簡単。E-HEROでのアドバンス召喚はマリシャス・エッジだけである。他にE・HEROに四枚、D-HEROに五枚以上ある。登場以降5年以上経った今ではV・HEROも対象内となった。
「サイバー・ドラゴン」やマリシャス・エッジと違い、相手の場にモンスターがいなくても召喚条件を満たせるため、シンクロ素材やランク2のエクシーズ素材、リンク素材としても導入できる。
ステータスは「ヒーロー・キッズ」と同等だが、効果は「E・HERO バブルマン」に近い。
E-HERO ワイルド・サイクロン/Evil HERO Wild Cyclone
融合・効果モンスター/星8/地属性/悪魔族/攻1900/守2300
「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO ワイルドマン」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで 魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた場合に発動する、 相手フィールドにセットされた魔法・罠カードを全て破壊する。
攻撃名は「サイクロン・スラッシュ」。元である「E・HERO ワイルド・ウィングマン」を悪魔族にし、さらに手札一枚をコストにサイクロンを発動する効果だったのを、魔法・罠の発動の封印と攻撃成功時にセットされたカードだけ破壊する効果になった。
戦闘ダメージで発動する効果であるため、攻撃力の低さがネックである。
E-HERO ヘル・スナイパー/Evil HERO Infernal Sniper
融合・効果モンスター/星6/炎属性/悪魔族/攻2000/守2500
「E・HERO クレイマン」+「E・HERO バーストレディ」
このモンスターは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、魔法カードの効果では破壊されない。
(2):自分スタンバイフェイズに発動する。相手に1000ダメージを与える。この効果はこのカードがモンスターゾーンに表側守備表示で存在する場合に発動と処理を行う。
効果名は「ヘルショット」。元になった「E・HERO ランパートガンナー」に比べれば、効果ダメージと魔法破壊耐性ときわめて強力になっている。
しかし今の環境では魔法破壊以外の除去な手段も豊富であり、1000ダメージを与える前に消される可能性も高い。ロックデッキにこのカードを採用するのも、難しい。
E-HERO マリシャス・デビル/Evil HERO Malicious Fiend
融合・効果モンスター/星8/炎属性/悪魔族/攻3500/守2100
「E-HERO マリシャス・エッジ」+レベル6以上の悪魔族モンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」による融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手バトルフェイズの間、相手フィールド上のモンスターは全て表側攻撃表示になり、 攻撃可能な場合はこのカードを攻撃しなければならない。
攻撃名は「エッジ・ストリーム」。
上記のマリシャス・エッジと星6以上の悪魔族、さらにダーク・フュージョンも必要とする。
攻撃強制効果を持つが、相手がバトルフェイズに入ることの強制はしていないため普通に出しても効果を活かしにくい。後記の「覇王城」を発動中、相手バトルフェイズに「死魂融合」で出すと最大限に効果を発揮できる。
ダーク・コーリング/Dark Calling
通常魔法
(1):自分の手札・墓地から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターをゲームから除外し、 「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できるその融合モンスター1体を「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いとしてEXデッキから融合召喚する。
E-HERO版「ミラクル・フュージョン」。第二の「ダーク・フュージョン」。
これの登場により墓地に送られたカードが使え、融合がやりやすくなった。
E-HERO マリシャス・ベイン/Evil HERO Malicious Bane
融合・効果モンスター/星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000
「E-HERO」モンスター+レベル5以上のモンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターを全て破壊し、
このカードの攻撃力は破壊したモンスターの数×200アップする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「HERO」モンスターでしか攻撃宣言できない。
初の闇属性融合E-HEROにして、初の「E-HERO」素材指定の初の出来事を重ねたE-HERO。破壊耐性しかついていないが、《ダーク・フュージョン》で対象耐性が付く。現時点では《E-HERO マリシャス・エッジ》は両方の融合素材条件を満たせる。
また、他の「HERO」と組んだデッキ構築をする場合、《D-HERO ディアボリックガイ》や《V・HERO ファリス》などがレベル5以上のモンスターとして素材指定を満たせることも注目。これらを使うルートは後述する《E-HERO アダスター・ゴールド》に到達しやすく、このカードを融合召喚しやすい。
E-HERO アダスター・ゴールド/Evil HERO Adusted Gold
効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻2100/守 800
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
「E-HERO アダスター・ゴールド」以外の「ダーク・フュージョン」のカード名が記されたカード
または「ダーク・フュージョン」1枚をデッキから手札に加える。
(2):自分フィールドに融合モンスターが存在しない場合、このカードは攻撃できない。
同名以外の《ダーク・フュージョン》関連のカードを手札に加える効果。「HERO」モンスターのため、「HERO」モンスターをサーチするカードからこのカードにアクセスできる。
初動となる《イービル・アサルト》をサーチ出来るため、このカードも初動と言え、万能妨害となる《ダーク・スプレマシー》にもアクセス出来る選択肢がある。
フィールド上の効果は融合モンスターであればなんでもいい。最も(1)効果を使う場合は融合モンスターを事前に並べておく必要はない。
元となった《E・HERO キャプテン・ゴールド》に比べ、フィールドでのデメリットが緩和されており、サーチ対象も大きく広がっている。
E-HERO シニスター・ネクロム/Evil HERO Sinister Necrom
効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻1600/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「E-HERO シニスター・ネクロム」以外の
「E-HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
墓地から除外して同名以外の「E-HERO」を特殊召喚する効果。
《V・HERO ヴァイオン》や《E-HERO デス・プリズン》から墓地へ送れば効果の起動は容易で《E-HERO ヘル・ライダー》を特殊召喚して、諸々の「E-HERO」展開にアクセスできる。
元となった《E・HERO ネクロダークマン》と比べ、デッキからのリクルートとなっており大幅に強化されている。
覇王城/Supreme King's Castle
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分は「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスターを
「ダーク・フュージョン」の効果以外でも融合召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分の悪魔族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
デッキ・EXデッキから「E-HERO」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
墓地へ送ったモンスターのレベル×200アップする。
「E-HERO」融合体の制約無視と「E-HERO」をデッキから墓地に送ることで悪魔族モンスターの攻撃力を上げるフィールド魔法。「ダーク・フュージョン」と記されているので、《E-HERO アダスター・ゴールド》でサーチ可能。このフィールド魔法によって《超融合》で「E-HERO」が出せない問題をクリアしている。また《V・HERO ヴァイオン》でサーチした《融合》での正規召喚も可能になった。
もう一つの墓地送り効果だが、主に《E-HERO シニスター・ネクロム》を墓地に送ることも考慮に入れられるだろう。また、気づきにくい点だがEXデッキからも「E-HERO」が墓地に送れることは片隅に入れておいてもいいかもしれない。
イービル・マインド/Evil Mind
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに悪魔族モンスターが存在する場合、
相手の墓地のモンスターの数によって以下の効果から1つを選択して発動できる。
●1体以上:自分はデッキから1枚ドローする。
●4体以上:デッキから「HERO」モンスター1体または
「ダーク・フュージョン」1枚を手札に加える。
●10体以上:デッキから「融合」魔法カードまたは
「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。
3つの効果から条件を満たした効果を一つ選択するタイプの魔法カード。悪魔族という条件上、悪魔族主体のデッキか「E-HERO」主体の色合いが強く、相手の墓地の状態に依存するため使う場面は選ぶ。「E-HERO」主体のデッキであれば他の「HERO」へのアクセス手段や《E-HERO アダスター・ゴールド》のサーチ手段になり得る。10体以上の時の効果は適用出来ればラッキーくらいに思っておく方が無難。
E-HERO トキシック・バブル
効果モンスター
星4/水属性/悪魔族/攻 800/守1200
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは手札から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したターン、自分は「HERO」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが特殊召喚した場合、
「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスターが自分フィールドに存在していれば発動できる。
自分は2枚ドローする。
「HERO」縛り適応以外に特に条件がかけられておらず、手札から特殊召喚出来るE-HERO。
条件的に「E-HERO」融合モンスターがいれば2枚ドローになる。
恐らく元のモンスターは《E・HERO バブルマン・ネオ》。
E-HERO デス・プリズン
効果モンスター
星4/光属性/岩石族/攻1700/守1100
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスターが自分フィールドに存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):デッキから「HERO」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このターン、「HERO」融合モンスターを融合召喚する場合、
表側表示のこのカードはその融合モンスターにカード名が記された融合素材モンスター1体として代用できる(他の融合素材は代用できない)。
条件的に「E-HERO」融合モンスターがいれば手札から特殊召喚出来る効果を持つ。下級モンスターのため通常召喚でも扱える。
起動効果でコストで「HERO」モンスターを墓地へ送ることが出来、《E-HERO シニスター・ネクロム》等の「E-HERO」は勿論、《E・HERO シャドー・ミスト》や《D-HERO ディアボリックガイ》等墓地で活きるモンスターが「HERO」に多いため、初動の1枚として数えることが出来る。
また、効果としてはカード名称の融合素材の代用に出来るため、一部の「HERO」融合モンスターが出しやすい。
元のモンスターは恐らく《E・HERO プリズマー》であり、《プリズマン》と同じ岩石族に変更されている。この変更によって、《E-HERO ダーク・ガイア》の融合召喚が「HERO」縛りの中でしやすくなっている。
E-HERO ヘル・ライダー
効果モンスター
星6/風属性/悪魔族/攻2100/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「ダーク・フュージョン」1枚を手札に加える。
(2):自分の墓地からモンスター4体とこのカードを除外して発動できる。
デッキから「超融合」1枚を自分フィールドにセットする。
相手ターン終了時まで自分は、「HERO」モンスターしか特殊召喚できず、
「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスターをそれ以外の効果でも融合召喚できる。
上級モンスターながら召喚特殊召喚時に《ダーク・フュージョン》をサーチする効果を持っているが、《E-HERO デス・プリズン》から《E-HERO シニスター・ネクロム》を落としてその効果でこのカードを特殊召喚することで2体融合の「E-HERO」融合モンスターにアクセスできる。
墓地から複数枚除外して《超融合》セットする効果を持ち、「HERO」縛りがかかるが《覇王城》いらずで《超融合》で「E-HERO」融合モンスターの融合召喚を可能にしている。
モチーフは恐らく《デーモン・ピカドール》及びそれを扱う覇王十代。
E-HERO ネオス・ロード
融合・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻2500/守2000
「E・HERO ネオス」(またはそのカード名が記された融合モンスター)+フィールドの効果モンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合、
またはこのカードがモンスターゾーンに存在する状態でモンスターが相手の墓地へ送られた場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールを得る。
(2):フィールドのこのカードは戦闘・効果では破壊されない。
《E・HERO ネオス》もしくはネオスを融合素材に含むモンスターを融合素材としたE-HERO。
つまり、《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》をこのカードの融合素材に出来る。
他の融合素材はフィールドの効果モンスターを要求しており、《E-HERO ヘル・ライダー》の効果で《超融合》をセットしておけば、このカードの融合召喚自体が1妨害に出来る。
更にこのカード自身はコントロール奪取という妨害効果を持ち、特殊召喚時以外の条件は《D-HERO デストロイフェニックスガイ》や《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》等の破壊効果でも満たせるが、どこから墓地へ送られてもよく、特に墓地に送られる手段は指定していない。
そのため、相手が何かするために墓地へ送る行動は必ず発動トリガーになり、かなり緩い条件で発動出来る。
また、このカード自身に破壊耐性がついているため、除去が困難。
E-HERO インフェルノ・ウィング-ヘルバック・ファイア
融合・効果モンスター
星6/炎属性/悪魔族/攻2100/守1200
「E・HERO フェザーマン」か「E・HERO バーストレディ」+「HERO」モンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
融合モンスターを除く、「ダーク・フュージョン」またはそのカード名が記されたカード1枚を
自分のデッキ・墓地から手札に加える。
(2):自分の「HERO」モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊した場合に発動する。
相手に2100ダメージを与える。
《E・HERO フェザーマン》か《E・HERO バーストレディ》を要求する「E-HERO」融合モンスターで、この部分の素材は《E-HERO デス・プリズン》で満たすのが一番丸いだろう。
特殊召喚時に《ダーク・フュージョン》関連のカードをサーチ・サルベージ出来、連続融合召喚や更なる展開を狙える他、《ダーク・スプレマシー》のサーチをすると万能1妨害となる。
また、「HERO」モンスターが相手を戦闘破壊した際にバーンダメージ与える効果を有し、「HERO」では緩い条件なため単純にダメージ+2100である。
《E-HERO インフェルノ・ウィング》のリメイクモンスターで《E・HERO フレイム・ウィングマン-フレイム・シュート》と対になる関係性のようなカードであり、(1)効果には多くの類似性が見られる。
また、イラストに注目した場合でもお互い左右対称気味に描かれている。
「ヘルバック・ファイア」は《E-HERO インフェルノ・ウィング》の効果名であり、これにも類似性が見られる。
E-HERO ダーク・ナイト
融合・効果モンスター
星8/地属性/悪魔族/攻1600/守 0
悪魔族モンスター+戦士族モンスター
このカードは「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、
このカードの融合素材としたモンスターの元々の攻撃力の合計分ダウンする。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):特殊召喚した表側表示のこのカードが相手によってフィールドから離れた場合、
自分の墓地の悪魔族・戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
悪魔族と戦士族の種族要求の「E-HERO」融合モンスター。
相手の攻撃力をダウンさせるデバフ効果と2回攻撃を持ち、相手によってフィールド離れた場合に墓地から後続を呼ぶ効果を持つ。
ステータスや2回攻撃からして《E-HERO ヘル・ゲイナー》を連想させる。
ダーク・コンタクト
通常魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる
(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●自分のフィールド・墓地・除外状態のモンスターを融合素材としてデッキに戻し、
「ダーク・フュージョン」の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスター1体を
「ダーク・フュージョン」による融合召喚扱いで融合召喚する。
●デッキから「覇王城」か「ダーク・フュージョン」1枚を手札に加える。
《ダーク・フュージョン》版のデッキに戻して融合である。
また、選択効果のため、《ダーク・フュージョン》関連カードサーチにも使える。
イービル・アサルト
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
デッキからレベル4以下の「E-HERO」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は「HERO」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外して発動できる。
自分の墓地から「ダーク・フュージョン」1枚を手札に加える。
(1)効果は「HERO」縛りが適応されるが、手札1枚コストのリクルートのため、《E-HERO デス・プリズン》を特殊召喚すれば初動になる。
次のターン、《ダーク・フュージョン》を回収し、攻め手の融合召喚が狙える。
ダーク・スプレマシー
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の、「ダーク・フュージョン」及びそのカード名が記された魔法カードの数まで、
相手フィールドの表側表示カードを対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外し、
自分の墓地・除外状態の「HERO」モンスターを5体まで対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
フィールドのカードを場合によっては複数枚を対象にとって無効に出来るカード。
カードの種類が問われていないため、「HERO」の数少ない万能妨害となり、《ダーク・フュージョン》とその関連カードを指定しているため、このカードのサーチ手段は豊富。
E-HERO ヴィシャス・クローズ
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2500/守2500
このカード名の、(1)の効果は1ターンに1度しか使用できず、
(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):フィールドの「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚し、対象のモンスターの攻撃力を300アップする。
(2):自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
その後、自分の墓地に「ダーク・フュージョン」のカード名が記されたモンスターが存在する場合、
フィールドのカード1枚を破壊できる。
フィールドの「HERO」モンスターを対象に取りながら手札から展開する効果を持つが、SS縛りを除いては《E-HERO トキシック・バブル》のが扱いやすく、高レベルのため通常召喚が出来ない。
一方、「HERO」縛りがかからないモンスターのため、《E・HERO エアーマン》からこのカードをサーチして手札からの特殊召喚で展開すると、「デモンスミス」展開へと移行できる。
デュエル中1度ではあるものの、(2)の効果を中心に考える場合、「E-HERO」のカードプールのみでは条件満たせる状況が限られ過ぎているため、「D-HERO」ギミックとの併用が出来る構築が望ましい。
高レベルであるがために《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の融合素材に使えるため、《フュージョン・デステニー》でこのカードを墓地に落として、「E-HERO」展開も行いながら除去枚数1枚増やす使い方をするのが良いかもしれない。
見た目は《ヴィシャス・クロー》の人物に《イービル・トークン》を合わせたような姿をしている。
また、レベル7は《イービル・トークン》のレベルそのままである。
掲示板
105 ななしのよっしん
2024/08/14(水) 18:51:49 ID: x6Owngt/o1
今回の融合イービルってアタッカーはマリシャスベインで足りてるから補助系中心って感じだよな
106 ななしのよっしん
2024/08/15(木) 18:09:52 ID: 2Ir4Vq5X3y
あとHEROが全体的に後ろの妨害がほぼフェイバリットコンタクトだけだったのが超融合とスプレマシーと2つ増えてて、前も入れると破壊以外の妨害としてネオスロードが増えてる
足りない要素を全体的に補ってきた印象
107 ななしのよっしん
2025/01/03(金) 20:06:32 ID: Dg+PzVCcLI
ヴィシャスクローってそういや覇王十代が使用したカードだったな
ただの装備魔法がE-HERO化は納得
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最終更新:2025/04/25(金) 04:00
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