エジソンスクリュー(Edison screw)とは、白熱電球用のソケットの標準規格である。
アメリカの発明家トーマス・エジソン(Thomas Edison)によって考案され、同規格を備えた白熱電球の製品は1909年にゼネラル・エレクトレック社のブランドである「MAZDA」(マズダ)の商標で登録、販売された。
MAZDAは日本では東京電気が1911年にライセンスを取得、「マツダランプ」として国内に流通させた。
エジソンスクリューは現代でも使用されており、Eベース(E17、E26のようにEとその後に続く口径で表される規格。EはEdisonの略)として家庭用照明器具等で広く使われている。
エジソンスクリューを採用したソケットはE○○といった形で表される。○○はmm単位で口径を表しており、対応する口金を備えた電球にも同様の規格名が付けられている。例えばE17のソケットには同じく商品名にE17と付いた電球が取り付けられる様になっている。
EベースはE5からE40まであり、それぞれ英語で固有名称が付けられている。バリエーションは以下の通り(太字は日本国内で主に使用されているサイズ規格)
E5 5 mm Lilliput Edison Screw (LES)
E10 10 mm Miniature Edison Screw (MES)
E11 11 mm Mini-Candelabra Edison Screw (mini-can)
E12 12 mm Candelabra Edison Screw (CES)
E14 14 mm Small Edison Screw (SES)
E17 17 mm Intermediate Edison Screw (IES)
E26 26 mm [Medium] (one-inch) Edison Screw (ES or MES) Standard
E27 27 mm [Medium] Edison Screw (ES) Standard
E29 29 mm [Admedium] Edison Screw (ES)
E39 39 mm Single-contact (Mogul- in America) Goliath Edison Screw (GES)
E40 40 mm (Mogul) Goliath Edison Screw (GES)
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最終更新:2025/03/15(土) 06:00
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