LDゲームとは、レーザーディスクに記録された映像を使用するビデオゲームである。
1980年代前半に、筐体にLDドライブを搭載したアーケードゲームが出現した。LDに収録された映像を背景画像として使い、その上に基板で生成したキャラクター画像を合成する仕組みになっている。
当時は背景画像を基板で描画するとなると膨大なマシンパワーとROMが必要だったが、この方式なら基板の負荷を減らすことができ、LDに収録したリアルな実写映像を使うことでプレイヤーにアピールすることができると考えられた。
また、レーザーディスクプレイヤーと接続できるMSX「PX-7」(パイオニアから1984年に発売)や、他社のMSXとレーザーディスクプレイヤーを接続するアダプターを使用することで、専用に販売されたLDゲームを遊ぶことができた。
LDゲームは基本的にヒットした作品が少なく、アクションゲームやRPGなどに比べて知名度が低い。その為、LDゲームと聞いてもピンと来る人は少ない。人に説明するときは、「PS2のスキャンダルやBLOODみたいなゲーム」と言えば辛うじて分かってもらえるかもしれない。
基本的に、ゲーム機が貧弱な表現力しか持たなかった時代に何とかしてそれを克服して映像面でパワーアップさせようとして作られた産物であり、その代償にゲーム性を失ったと思えば間違いない。むろん、表現力が大幅に上がった現代のマシンで同様のゲームを作る意義は全くない。が・・・HD機でLDゲーム並にゲーム性の薄っぺらい作品が増えたのはなんでだろう・・・?
※似たようなシステムを採用した家庭用ゲームもLDゲームと呼ばれる。
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最終更新:2025/04/25(金) 16:00
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