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LGとは、以下の事を指す。 |
世界トップクラスの大型電機メーカーであり、韓国ではサムスンに次ぐ大型企業である。
現在の名前になったのは2008年であり、それまでの『LG電子』の名称の方が有名かもしれない。
韓国の大型財閥『LGグループ』の中心的存在であり、同グループは、サムスンの属する『サムスングループ』、韓国最大の『現代グループ』に次ぐ、国内3位の大財閥である。
もともとは「ラッキー金星グループ」という財閥が設立した「金星社」なる会社だったが、『ラッキー="Lucky"』と『金星=ゴールドスター="Gold Star"』の頭文字をとって、財閥と共に改名した。
韓国メーカーらしく、モニタ・テレビ・パネルの分野で大きな世界シェアを誇る。
液晶テレビでは、サムスン・ソニーに次ぐ世界3位のシェアを誇り、テレビ全体でも2位のソニーに肉薄するシェアを誇る。特に、販売台数のみに限って見た場合、テレビ全体でのシェアはソニーを抜いて世界2位である(安価な商品を多く売っているため)。
液晶パネルの世界シェアは、やはりサムスンに次ぐ第2位。ちなみにこの分野を担当しているのは『LGディスプレイ』だが、このメーカーはかつては、オランダの家電メーカー『フィリップス』との合弁企業だった。次第にフィリップスの持ち株比率が低下し、LGのものになった。
2008年にアメリカで騒ぎとなった、液晶パネル業界での世界規模の価格カルテル形成騒動においては、シャープなどと共に有罪判決を喰らう。結果、3社に課せられた計6億ドル近くの罰金のうち、70%近くの4億ドルを支払わされた。
パソコンなどの液晶モニタでは、世界4位。やはりこの分野でも1位はサムスンだが、2位にデル、3位にHP(ヒューレット・パッカード)が入っており、他分野ほどに高いシェア獲得には至っていない。
なお、LGはテレビ用の有機ELパネルの生産も行っており、2021年までは日本で使われている有機ELテレビは全てLGのパネルを使っている。この頃からサムスンが有機ELパネルの提供を日本メーカーに対して始めたが、国内メーカーで扱っている所はソニー、シャープだけで採用メーカーは非常に少ない。これら以外のメーカーについては今の所採用する予定も皆無である。サムスン製のパネルは有機ELで特徴的な黒の表現にメーカー側で許容できない程の欠陥を抱えており、液晶と何が違うのか?と言う厳しい意見も飛んでいる事も原因と見られている。
モニタやテレビの分野での活躍が注目されがちな韓国電機メーカーだが、白物家電の面でもLGは強い。
アメリカの『ワールプール』、スウェーデンの『エレクトロラックス』、中国の『ハイアール・グループ』、そして日本の『パナソニック』と競合しつつ、どの分野でも大体3位前後には位置している。
特にエアコンでは強く、2009年まで、7年連続世界シェアトップを誇る。
もともと、白物家電の面では、LGは韓国でサムスンよりも早く歩みを進めており、白黒テレビ・冷蔵庫などを韓国内で初生産したのは、いずれもLGであった。
ちなみに、白物家電は、液晶パネルなど程には世界シェアの少数独占率は高くない。現在世界トップの『ハイアール・グループ』でもその世界シェアは5.1%である。
韓国勢の活躍目覚しい携帯電話の分野では、世界第3位のシェアを誇る。
が、強大なシェアを誇る上位2社に比べ、3位のLGと4位の『モトローラ』、5位の『ソニー・エリクソン』はいずれも8%強で並んでおり、下位に圧倒的な差をつけるまでには至っていない。
日本国内ではサムスンよりも大きなシェアを獲得しており、約1%。
Optimusシリーズ、およびそれの実質的後継ブランドである「G」「isai」シリーズが主力で、GoogleNexusシリーズの「Nexus4」「Nexus5」の製造も担当していた。
2021年4月に、スマートフォンを含むモバイル事業から撤退することを発表している。モバイル事業は過去5年間で約5兆ウォン(約4710億円)もの損失を出しており、売却先を探していたが、見つからなかったようだ。[1]
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最終更新:2025/03/24(月) 01:00
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