「あいつ、本物だったな」とは、重度の中二病患者の高校生が蒼龍レオンと戦い、いろんな意味で敗北した時に漏らした台詞である。
その戦いは、VF甲子園の関東ブロック第三地区にて宮地学園カードファイト部が福原高校に敗北した後に起こったものだった。
VF甲子園敗退を生徒会長に報告した諏訪部イツキは、アメフト部に続いてカードファイト部を廃部に追い込む為の刺客を用意した。
その名は「超能力研究会」
彼らはその特殊性故に『頭数が集まらず』『未だ同好会の壁を越えられず』『部室を与えられず』という『3ず』が揃った研究会であるが、『全ての超常の力を味方とするとてつもなく恐ろしい力』を秘めていた……
彼らは諏訪部イツキに『封印されし力の鍵』を与えられ、『天空の門』に『結界』を張り、『安住の地』を得る為に先導アイチを待っていた。
しかし、『天空の門』の扉を開いた者は先導アイチではなかった……
先導アイチの代わりに現れた蒼龍レオンに『盟主』那嘉神エルは挑戦状を叩き付け、レオンも『流浪の民』という悲しき響きに思いを馳せつつそれを受けた。
エルはダークイレギュラーズの力に加え、『エルの眼』『神の右腕(ゴッドハンド)』までもを駆使して蒼龍レオンを追いつめていく。
そして、究極の力を与えられたヴェアヴォルフ・ズィイガァアーにて『闇黒の歴史』を終わらせるための一撃を与えようとした……
その時だった。
「目を覚ませ貴様達!」
彼、蒼龍レオンから叱咤の声が聞こえた。
己の運命は他人の力では変える事が出来ないと、かつて存在した男の昔話を交えて説く。
そしてレオンは、エル達の『呪われた運命』を『浄化』するために『終末の切り札』を発動してエルを打ち倒した。
敗北に打ちひしがれるエル達に、「己を信じ、仲間を信じれば、自ずと道が開ける」と言い残してその場を去っていった。
その背中を見送った超能力研究会の面々は、蒼龍レオンを指してこう呟いたのだった。
「あいつ、本物だったな」
ここにまた一人、『浄化』され、救われた者達がいたのだった……
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最終更新:2025/12/06(土) 06:00
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