『えいせい!』とは、『けいおん!』とJAXA宇宙機のコラボMAD作品である。
予算削減寸前のJAXAに投入された4機(2010年から+1機の5機)を中心とした宇宙開発コメディーである。(注・半分くらい嘘です)
はやぶさ (MUSES-C)
担当は工学実証と小惑星探査
太陽周回軌道→イトカワ近傍→地球
打上げ日は2003年5月9日(おうし座)
工学実証ミッションを本格的科学ミッションと勘違いし(?)フルサクセスを達成。
打上げ当初は宇宙マニア程度にしか知られていなかった。
恐ろしいまでの成功ぶりで周りを驚愕と感動の渦に巻き込む。
軽量化と経費削減に集中しているため冗長性は・・・お察しください。
リポビタンDを飲用すると、途端に集中力が増して能力が上がる。
(のかどうかは不明だが、タッチダウン時に大量のリポD空き瓶が話題になり、それ以来ネタとして度々登場する)
運用では、プログラムしてないはずのバッテリー保護を行うなどから実は意思を持っているのではと思われるデータもある。2009年11月にはイオンエンジン全滅という絶体絶命のピンチも乗り越え、川口PMが「そうまでして君は」と心の中で呟いた。意思を持っていたかどうかは今となってはよくわからない。
| 打ち上げロケット | ロケット | M-Ⅴロケット5号機 (惑星間軌道投入のため本来の3段式に加えてさらにキックモーターKM-V2を搭載) |
| 発射場 | 鹿児島宇宙空間観測所(現内之浦宇宙空間観測所) |
(名前の由来は隼が獲物を獲る様子から。他にも故糸川英夫が開発に関わった戦闘機「隼」、かつて東京-鹿児島間を結んだ寝台列車「はやぶさ」、隼の漢字が一文字AAとなるなどの説もある)
かぐや (SELENE) ・・・ 『現代萌衛星図鑑』の表紙
担当は月探査
月遷移軌道→月周回軌道→月面
打上げ日は2007年9月14日(おとめ座)
主要メンバーの中で唯一の色違い(かぐやは黒の、他は金色の断熱材を使用)
プロジェクト中止が囁かれながらも第二次月レースに引っ張られそのまま打上げ。
搭載機器に関しては紆余曲折があり(断熱材が変更されたのもこのため)
着陸船がオミットされる。だが高性能な機体。
頼られるとなんだかんだで断れない。14もの観測機器を持ち、運用終了から数年たった今でも研究論文が出るほど優秀な探査機。
日本の探査機の中では最も大型で、その頑丈さが他の探査機から妬まれることも(?)。縞パンが似合うかどうかは不明。
ハイビジョンビデオカメラはNHKが担当。独特な著作権契約を結んでおり、撮影された映像をJAXAが自由に使えるかどうかは微妙。(例「月から見る地球の出」)
| 打ち上げロケット | ロケット | H-ⅡAロケット13号機 2022型 ※平成19年9月14日午前10時31分1秒種子島宇宙センターから種上げられました。 (言い間違いだと思われる) ※固体補助ロケット(SSB)を搭載し、発射10秒後に空中点火を行う見ごたえのある モデルになっている。 |
| 発射場 | 種子島宇宙センター |
(名前の由来は『竹取物語』のかぐや姫。また搭載された2機の子衛星は「おきな」「おうな」と名づけられた)
だいち (ALOS)
担当は陸域観測・災害状況把握など多岐に及ぶ
太陽同期準回帰軌道
打上げ日は2006年1月24日(みずがめ座)
持っている肩書きは多数。
みどり・みどりⅡの役割を継承するため、データ中継衛星「こだま」を引っ張り陸域観測プロジェクトを再建させる。
いつも元気一杯。それ故本業と緊急ミッションのメリハリはきちんと付ける。
基本は陸域観測と地図作成が仕事だが、そのあまりの優秀さから緊急ミッションを与えられることもしばしば。
みどりシリーズの例から寿命が短そうなイメージだが、意外に長寿命。
画像解像度が高く、スパイ衛星なんだか分からなくなるほど。日本が長年培ってきた宇宙技術の平和利用への信頼性は高く、海外や国際機関から観測依頼が絶えない。
他国ではありえないことだが日本ではよくあること。おかしくねーし!
| 打ち上げロケット | ロケット | H-ⅡAロケット8号機 2022型 |
| 発射場 | 種子島宇宙センター |
(名前の由来は観測対象である大地)
あかり (ASTRO-F)
担当は宇宙望遠鏡
太陽同期軌道
打上げ日は2006年2月22日(うお座)
あだ名は残念ながらない。
日本は元々X線による天文観測を得意としていたが「星の誕生が分かりそうだから」という理由で赤外線天文衛星を作製。
天文学者が利用する天体カタログを作った張本人。かなりの貢献度。
国際協力をすることに何の躊躇もなく、むしろ進んで行っている。一般に公開しているデータもある。入手したデータの量に反して意外に小型。高い性能のわりに低予算で作られているのが特徴だが、これはISASの伝統らしい。
MーⅤが使われるMADではあかりの時のものがよく使われる模様(M-Ⅴ唯一の夜間打上げだが、実際には夜明けが近く他の夜間打上げよりも空が明るい)
| 打ち上げロケット | ロケット | M-Ⅴロケット8号機 |
| 発射場 | 内之浦宇宙空間観測所 |
(名前の由来は明らかにされていないが、観測対象である星々のあかりからと思われる)
あかつき (PLANET-C)
担当は金星探査
JAXAの新入り。太陽周回軌道→金星近傍→太陽周回軌道
打上げ日は2010年5月21日(ふたご座)
火星探査機のぞみ以来の影響で、気象観測を得意とする。
小惑星探査機(=はやぶさ)に憧れてほぼ同時期にツイッターを始め、次第にイカロスとも仲良しになる。しかし実際にはきんせいちゃんにベタ惚れである。
2010年12月に金星軌道投入に失敗してしまったが、ペーパークラフトが4323個届けられるなどファンから暖かい声援が寄せられている。
JAXAにより「あかつきくん」という公式マスコットが設定されている。
| 打ち上げロケット | ロケット | H-ⅡAロケット17号機 202型 |
| 発射場 | 種子島宇宙センター |
(名前の由来は日の出直前を指す「暁」から。「明けの明星」が見られる時間でもある)
フォルモサ衛星1号 (FORMOSAT-1)/中華衛星1号 (ROCSAT-1)
担当は地球の海色モニタリング・電離層観測。
打上げ日は1999年1月26日(みずがめ座)
台湾の最初の衛星、打ち上げのとき「中華衛星1号」と呼ばれる。
母国が「国」を認めないため、静かに科学観測を実行しました。
そして、2004年はやぶさを見送った、台湾の二機目衛星フォルモサ衛星2号を迎い、
2004年6月16日任務終了。
| 打ち上げロケット | ロケット | アテナ Iロケット2号機(シリーズ4号機) |
| 発射場 | アメリカ ケープカナベラル空軍基地 |
(中華とROCの名前の由来は中華民国、フォルモサ衛星シリーズの名前の由来は台湾の別称)
フォルモサ衛星2号 (FORMOSAT-2)/中華衛星2号 (ROCSAT-2)
担当は地球リモートセンシング。
打上げ日は2004年5月19日(おうし座)
台湾の二機目衛星、打ち上げ遅れた関係、はやぶさを見送った機会がミスしました。
(フォルモサ衛星2号がUTC時間17:47に打ち上げけど、はやぶさがUTC時間6:20地球最接近)
その後地球観測を続き、一号と同じ状況で、他の国の衛星の後で静かに地球を観測します。
最初は一号と同じ「中華衛星2号」と呼ばれた、今は現在の名前を使用します。
だいちと同じ、スパイ衛星みたいけど、平和の科学利用で使います。
2004年スマトラ島沖地震、2008年四川大地震と2011年日本東北地方太平洋沖地震も、
最前線を行った、だいちと一緒に緊急観測を実行しました。
そしてだいちチームが、「フォルモサット・ツー」と呼ばれた。
| 打ち上げロケット | ロケット | トーラスロケット7号機 |
| 発射場 | アメリカ ヴァンデンバーグ空軍基地 |
ヤムサット (YAMSAT)
担当は太陽可視光線スペクトルと地球大気組成観測。
本体完成日は2003年3月頃(つまり難産)
本来が、ロシアのロケットを搭載し、打上げしました、だが中国の政治圧力で、発射中止されました。
| 打ち上げロケット | ロケット | 発射できない(政治関係) |
| 発射場 | 発射できない(政治関係) |
(名前の由来は台湾島の外見(サツマイモ)の英語読み+サテライト)
フォルモサ衛星3号 (FORMOSAT-3)
担当は気象・電離層・気候総合観測。
打上げ日は2006年4月15日(おひつじ座)
実は六機の美人姉妹、つまり六胎です。
アメリカの大学と一緒に、オペレーショナルな気象予測、宇宙天気予報、気候研究等の目的に開発しました。
| 打ち上げロケット | ロケット | ミノタウロスIロケット5号機 |
| 発射場 | アメリカ ヴァンデンバーグ空軍基地 |
フォルモサ衛星5号 (FORMOSAT-5)
担当は地球リモートセンシング、フォルモサ衛星2号の続く者。
NSPO(台湾国家宇宙センター)の新入り。打上げ日は2015年予定。
| 打ち上げロケット | ロケット | 未定 |
| 発射場 | 未定 |
| 原作 | ジャクマ |
|---|---|
| 監督 | 宇宙開発戦略本部 |
| シリーズ構成 | 宇宙開発委員会 |
| キャラクターデザイン | NEC東芝スペースシステム |
| 美術 | 三菱電機宇宙システム部 |
| 色彩設計 | 衛星利用推進センター |
| 撮影監督 | 無人宇宙実験システム研究開発機構 |
| 音楽プロデューサー | ミューちゃん(ISAS) |
| 音楽 | はちゅねみく(SOMESAT) |
| 音響監督 | 宇宙利用ミッション本部 |
| 編集 | 地球観測研究センター |
| 楽器設定 | 月・惑星探査プログラムグループ |
| アニメーション制作 | 宇宙科学研究所 |
| 製作 | 桜高衛星部、ISAS |
| はやぶさ | PM:川口淳一郎 |
|---|---|
| かぐや | PM:佐々木進 |
| だいち | PM:富岡健治 |
| あかり | PM:村上浩 |
| あかつき | PM:中村正人 |
『えいせい!!』最終話より、映画化が決定したことが発表された(※嘘です)
えいせい!に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
ないよ!
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最終更新:2025/12/06(土) 12:00
最終更新:2025/12/06(土) 12:00
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