だぶるじぇいとは、作画:亜桜まる、原作:野中英次というタッグが送る合体事故漫画である。
合体事故概要
世界一やる気のない漫画家として有名な野中英次が、とうとう作画を放り出してネタを提供する側に。作画するのはまず野中英次が描けないような可愛い女の子……要は萌える絵を描く亜桜まるがほぼ全て引き受けている。(たまに野中英次風の人間がひょっこり登場することもある)
つまり内容としては萌える女の子の絵なのに、内容が寸分違わず野中英次という超シュールな作品となっている。そう、これは正に合体事故漫画なのである。単行本などには扉絵などを飾った、担当曰く「無駄絵」が掲載される。
なお、野中英次も作中でちょくちょく渋い男性キャラの作画に参加したり、単行本化の際には必ず亜桜まる作画による可愛らしい作画をブチ壊しにする、野中英次風だぶるじぇいキャラが描かれている。
野中も「これいらないんじゃないかな」とぼやくほどだが読者にはこれを楽しみにしている人も多いようだ。
2011年には何が間違ったのか、あるいは誰がトチ狂ったのかアニメ化が決定してしまった。
登場人物
- 宇佐美はじめ
野中作品の宿命とも言える、出番も影も薄い主人公。何故か伝統芸継承部という意味のわからない部活に興味を示し、そのまま入部してしまう。父親はおらず内職で生計を立てる母と二人暮らしの貧乏少女。主人公ということもあってなのか第一巻の表紙を飾る。部長に惚れている
- 有馬小夜
はじめの友人。伝統芸継承部に入り浸ってはいるが所属はしていない。ナカジマ高校は必ず部活に所属しなくてはいけないという校則があるのにも関わらず部活に所属している様子のない暇人。たぶん設定そのものが忘れられている。部活の活動自体には疑問を示しつつも顔を出す。それにしてもノリノリである。 ツッコミ役の一人だが回が進むごとにボケをこなすようにもなった。
- 鳥羽一郎
本作の癒しで、影の主人公的存在。伝統芸研究部の部長。何故か横山光輝風のデザイン。鳥獣戯画を描いた鳥羽僧正の末裔で、鳥獣戯画を現代に伝承している。鳥獣戯画によるテヅカ賞入選を狙っているが、あのテヅカ先生が誰だか知らないという不届き者である。ハーレム漫画の主人公にありがちなモテ男リア充だが、本人は気づいていない。彼の描く鳥獣戯画による漫画はかなりシュールで笑える一作となっている。
- 長宗我部彩
副部長。おしとやかな性格。たまに(衛生用)マスク少女K子に変装しないとやっていけないくらい家が厳しいらしい。おみくじの運勢を書く伝統芸を継承している。本当は鳥羽部長と一緒に漫研に入るつもりが、彼女の絵が下手すぎたため漫研では難色を示され、それに怒った鳥羽部長とともに伝統芸継承部を創設する。グラマーな少女だが出番がいまいち回ってこない。部長に恋しているかどうかは不明。
- つまようじさん佐々マリア
一言で説明するならドリーム職人時代の爪楊枝職人の設定を使い回したキャラ。 爪楊枝の溝掘り芸を継承しているが、本人も別にやりたいからやってるわけじゃないらしい。回が進むごとに背が縮んでロリキャラと化していく。爪楊枝の溝掘り以外は機械がやるとか言っていたが、ちゃんと山奥にはそれぞれの工程を担当する職人仲間がいる。
- 北条絵馬
融通のきかない真面目キャラ。雨樋職人。デコ。
- 真田静馬
鋭い目付きと鳥を使役する時のポーズがカッコイイという理由からか妙に読者人気が何故か高く、三巻の表紙を早くも飾った。ヤマガラおみくじ芸の伝承者だが現実ではほぼ廃れてしまった芸である。特殊能力として野鳥も使役することが出来る。
- 徳川蛍
忍者道具を作っている、本当に忍者なのか怪しい少女。汚いなさすが忍者きたない。
- 平賀素子
溶接職人。恥ずかしがりやでいつもシールドガスを装備している。そのため素顔がわからない。どんなものでもくっつけたがる悪い癖がある。部長に惚れているらしく、部長の弁当箱を溶接して開かないようにして、自分の弁当を渡すというなかなかあざといことをしたことがある。
だから私関連動画さんじゃありません!
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