『とらドラ!』とは、竹宮ゆゆこのライトノベル、およびそれを原作としたメディアミックス作品である。
キャッチコピーは「超弩級ラブコメ」。文庫本版のイラスト担当はヤス。
2006年2月に本編に先駆ける形で外伝にあたる「幸福の手乗りタイガー伝説」(2巻に収録)が電撃hpに掲載された。その後2006年3月に角川メディアワークス(現アスキーメディアワークス)から電撃文庫レーベルにて1巻が発売されてシリーズ開始。ちょうど3年後の2009年3月に本編の10巻が発売になり、完結した。
そのほか、スピンオフが3巻まで発売されており、こちらも完結、だと思われる(著者は3巻のあとがきに新作を出す予定、と記述している)。また、電撃hpや電撃文庫MAGAZINEなどに外伝が何編か掲載されている他、メディアミックス作品(変わり種では手乗りタイガーのぬいぐるみ)の特典として、多数の短篇書き下ろしを行っている。
宝島社より発行されている「このライトノベルがすごい!2009」では、作品部門2位(2007年6位、2008年4位)を受賞。キャラクター女性部門で逢坂大河が3位、男性部門で高須竜児が2位を受賞するなどの評価をうけている。
アニメ、ゲーム、コミックス、ドラマCDなど多彩なメディア展開が為され、いずれも原作ファンを含んだ多くのファンの支持を得ている。後二者は2012年現在もなお展開中である。
高須竜児は、生まれつきの目つきの悪さから、不良と勘違いされてしまうような人間だが、温厚でやさしい人間であった。
逢坂大河は、小柄で人形のような清楚な美少女とみられているが、凶暴な性格で手乗りタイガーと揶揄されていた。
実はずぼらでドジな性格で、相当のおっちょこちょいでもある。
ある日、大河が間違えて竜児の鞄にラブレターを入れた事から、お互いの想い人を知ってしまう。
ここで、共同戦線を結ぶことになり、お互いの恋を応援をすることになるが...
コミカライズ(作画:絶叫)は、当初『月刊電撃コミックガオ!』に連載されていたが、2008年4月号で休刊になってしまったため、『月刊コミック電撃大王』に移動して連載継続中。単行本は2014年5月現在6巻までが発売中である。
なお、2巻特装版の付録「とらドラ!スペシャルブック」には、原作の表紙を手がけるヤスの4コマ漫画、あらきかなおのショート漫画、おかゆまさきや田中ロミオのショートストーリーなどが収録されている。
アニメイトTVのWEBページにて、『とらドラジオ!』というタイトルで2008年9月4日より毎週木曜日更新で配信されていた。また、ゲスト登場回を中心とした放送音源がCD化されている。
パーソナリティ:間島淳司(高須竜児役)、喜多村英梨(川嶋亜美役)
2008年10月よりテレビ東京系列6局およびAT-Xで放送、2009年2月よりKTS(鹿児島テレビ放送・ひようたん書店枠)にて放送。監督は長井龍雪、シリーズ構成は岡田麿里、キャラクターデザインは田中将賀。J.C.STAFFによるアニメーション制作で全25話完結。
ヒロインは大河だが、断じて大河ドラマではない。海外でも評価が高く、北米でもDVD-BOXが発売(市場参照)。
ニコニコでは、2011年11月26・27日にBlu-ray Box発売を記念し、ニコニコアニメスペシャルとして全話の一挙生放送が行われた。
また、公式チャンネルがオープンし、第1話は無料、それ以降は有料で視聴可能となった。
なお、2012年現在、TVアニメ放送後も同じキャストやスタッフによるドラマCD等での展開が続いている。
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最終更新:2024/04/19(金) 20:00
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