へごちんとは (ヘゴチンとは) [単語記事]

へごちんとは、声優の大橋彩香によって生み出された迷言であり、彼女自身のあだ名である。

概要

そもそもの発端は2013年6月29日、『五十嵐裕美の「チャンネルはオープンソースでっ！」』第25回放送のニュースを読むコーナーでのこと。ファンに腕を掴まれた歌手のリアーナがその人物を殴ったという出来事なのだが、その原稿をゲストの大橋彩香が読む際に

リアーナは怒りの表情で、ためらうことなく右手に握ったマイクを振りかぶって客の頭へゴチン！

を『客の頭を「ヘゴチーン！」』と読み間違えたのがきっかけである。

以降彼女がセリフを噛んだり何か粗相を起こした時に「へごる」「へごった」等と用いられるようになり遂には上記番組で五十嵐が危惧した通り、大橋のニックネームとして「へごちん」が定着してしまった(本人的には「はっしー」がいいらしいがもはや諦めた模様)。

この呼び名は作品の枠を越え、『デレラジ』や『てさぐれ！ラジオもの』にまで伝染。更にてさぐれ！部活もので共演している西明日香がさらに縮めて「へご」と呼ぶようになり明坂聡美や荻野可鈴も追随、最終的にてさぐれの現場では大橋の愛称は「へご」で完全統一された模様。　また、鷲崎健や上田麗奈は「へごちゃん」と呼ぶ。

↓大橋が読み上げていたニュース記事の出来事

へごちんモノマネブーム

更に2014年、西や福原綾香が「へごってる時の大橋」のモノマネを習得した事が発端となり、業界内で空前のへごちんモノマネブームが到来した。
なお、大橋が公認したへご検定合格者は西明日香のみである。また大橋いわく、「普段のしゃべり方がちょっと似ている」ということもあって、津田美波によるモノマネは似ているとのこと。

大橋もデレラジにゲストで来た立花理香にモノマネのコツを伝授し、「これ他の現場でやると友達出来ますよ」とコメントしていた(口を横に開いたまま喋るのがコツであり、濁音で喋るだけではダメらしい)。

へごでつながる友達の輪。

その他の展開

大橋の出演作のアイドルマスターシンデレラガールズでは、シンデレラガールズ劇場第322話（2014年6月11日）にて、千川ちひろが「へご」と言いかけるというシーンが登場してしまった（参考記事）。これは「千川ちひろが"へごちん"の出来事のことを知っていた」というメタな事象と解釈するよりないだろうか。
なお、その際に声を当てた千川ちひろの中の人は"へごちん"の出来事は知らなかった模様。
番組内での経緯もあり、アニソンCLUB!-iで共演していた新田恵海とのコンビユニットの名前が「つん♡へご」に決まる（「えみつん」＋「へごちん」より）。同番組のテーマ曲「ラブ+I・N・G」をリリースしている。
番組内でネタになった「へごちんとゆかちん」（大坪由佳）とはその後「GO!GO!575」でコンビを組んだ。