みかえる(にじさんじ)とは、にじさんじ所属のバーチャルライバーである月ノ美兎(み)、樋口楓(かえ)、エルフのえる(える)の3人からなるユニット名、あるいはこの3人が行うコラボ配信番組名である。
月ノ美兎(通称:委員長)、樋口楓(通称:でろーん)、エルフのえる(通称:える)はいずれもにじさんじでトップクラスの人気を誇るバーチャルライバー。
この3人が組んだユニット「みかえる」でのコラボ配信は長らく多くのファンから熱望され、一方で以下の経緯から、開催を不安視する声も多かった。
そんな中、2018年7月16日に晴れて『第一回!みかえるコラボ』と題した3人のコラボ配信が実現。伝説の1ページを飾る配信となったのだった。
以前から、委員長とでろーん、でろーんとえるのコンビはそれぞれ「かえみと」「かえる」と呼ばれ、いずれも頻繁にコラボ配信を行っていた。両コンビはそれぞれ、配信内でも只のライバー仲間という以上の仲の良さを見せていたので、かえみと、かえるは一部ファンの間でにじさんじ1期生内の2大カップリングとみなされていた。
人気カップリング同士、しかもでろーんを囲む三角関係となっていたことから、この2組はファンの間でときに激しいカップリング論争を呼び、ひいてはでろーんが自らの配信中に「(カップリングで)ケンカはやめてほしいな」と発言するまでに至っていた。
そんな中、でろーんは2018年7月11日の配信で、
「えるちゃんと電話する機会があって……それも今度(配信告知を行う)ミラティブで言うつもりなんだけど」
「私が東京行くってことは、ま、そういうことって感じ」
「でも『そういうこと』じゃ終わらせないって感じなんでね」
と発言。
えるとのコラボ配信を匂わせつつ、またバーチャル関西に住むでろーんが東京に行く=東京に住む委員長に会う、ということが容易に想像できた上で『そういうこと』じゃ終わらせないと発言したので、ファンの間では「ついにみかえるコラボが実現するの?!」と予想する声があがった。
熱烈に歓迎する声もあがった一方で、やはり一部のカップリング信者からは激しく抵抗する声も。あるいは、委員長とえるがそれまでほとんど配信内でも絡みがなく、また配信外でもほとんど話したことがない間柄だったことから、3人がいきなりオフラインで会ってまともな配信が成立するのか、不安視するファンも多くいた。
もしこの配信が失敗に終わったら、論争の火に油を注ぎ、ファンの間でより激しい対立を招く結果ともなりかねない。ファンはめいっぱいの期待と底なしの不安を胸いっぱいに膨らませながら、予告された7月16日を迎え――
繰り広げられる3人の怒涛のトークを前に、不安はすべてただの杞憂だったことが判明するのである。
2018年7月16日、みかえる初のオフラインコラボが実現。15:00から約2時間の配信が行われた。
開催場所は委員長の自宅。そこにでろーんとえるが押しかける形で実現。
内容は、開始直後の(委員長が大好きな)茶番以外はほとんどただの雑談。しかしこの雑談がとてつもない破壊力で視聴者の腹筋を2時間破壊し尽くした。
不安視されていた、初対面のはずのえると委員長(えるみと)の相性は抜群で、天然の脊髄反射トークで話題をポンポン変えながらボケまくるえるに、Vtuber界でも随一のリアクション力を誇る委員長が、持ち前の瞬発力でツッコミ・ノリボケ・ゲラと自在に対応。この2人の間で、ゲラのでろーんは何度も笑い死にそうになりながらも初対面の2人の間でうまく場つなぎでフォロー、相互に話題を振る。
結果として、ほぼ2時間ぶっ通しで3人のマシンガントークが続き、シームレスに話題がどんどん変化しながら3人それぞれの爆笑を誘った。それに輪をかけて元々の「かえみと」「かえる」それぞれの親密さから3人がひたすらイチャイチャしまくる展開となり、視聴者は圧倒的な笑いとてぇてぇで尊死してしまうのだった。
すっかり意気投合した3人は配信中、次は晩夏にまたやろう、と誓った。期待大なのである。
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最終更新:2025/12/06(土) 10:00
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