みかえる(にじさんじ)とは、にじさんじ所属のバーチャルライバーである月ノ美兎(み)、樋口楓(かえ)、エルフのえる(える)の3人からなるユニット名、あるいはこの3人が行うコラボ配信番組名である。
月ノ美兎(通称:委員長)、樋口楓(通称:でろーん)、エルフのえる(通称:える)はいずれもにじさんじでトップクラスの人気を誇るバーチャルライバー。
この3人が組んだユニット「みかえる」でのコラボ配信は長らく多くのファンから熱望され、一方で以下の経緯から、開催を不安視する声もあった。
そんな中、2018年7月16日に晴れて『第一回!みかえるコラボ』と題した3人のコラボ配信が実現。伝説の1ページを飾る配信となったのだった。
以前から、委員長とでろーん、でろーんとえるのコンビはそれぞれ「かえみと」「かえる」と呼ばれ、いずれも頻繁にコラボ配信を行っていた。両コンビはそれぞれ非常に仲が良いので知られていた一方、委員長とえるの2人は2018年2月のデビュー以来、配信で密接に絡んだことはほとんどなく、配信外でも6月17日の時点で「ずっと前」に1回話したことがあるだけだった。
そんな中、でろーんが2018年7月15日の『にじさんじの部屋』にパーソナリティとして出演することが決定。その直前の週に彼女が行ったいくつかの配信で、翌日の7月16日に何か配信を行うことを示唆。明言はされなかったが、多くのファンが「みかえるコラボではないのか」と推測。
日付がようやく7月16日に変わった頃、でろーんのTwitter名にようやく「お昼すぎみかえる」と記される。ファンはめいっぱいの期待と不安を胸いっぱいに膨らませながら、予告された当日の午後を迎え――
繰り広げられる3人の怒涛のトークを前に、不安はすべてただの杞憂だったことが判明するのである。
2018年7月16日、みかえる初のオフラインコラボが実現。15:00から約2時間の配信が行われた。
開催場所は委員長の自宅。そこにでろーんとえるが押しかける形で実現。
内容は、開始直後の(委員長が大好きな)茶番以外はほとんどただの雑談。しかしこの雑談がとてつもない破壊力で視聴者の腹筋を2時間破壊し尽くした。
不安視されていた、初対面のはずのえると委員長(えるみと)の相性は抜群で、天然の脊髄反射トークで話題をポンポン変えながらボケまくるえるに、Vtuber界でも随一のリアクション力を誇る委員長が、持ち前の瞬発力でツッコミ・ノリボケ・ゲラと自在に対応。この2人の間で、ゲラのでろーんは何度も笑い死にそうになりながらも初対面の2人の間でうまく場つなぎでフォロー、相互に話題を振る。
結果として、ほぼ2時間ぶっ通しで3人のマシンガントークが続き、シームレスに話題がどんどん変化しながら3人それぞれの爆笑を誘った。それに輪をかけて元々の「かえみと」「かえる」それぞれの親密さから3人がひたすらイチャイチャしまくる展開となり、視聴者は圧倒的な笑いとてぇてぇで尊死してしまうのだった。
第一回で「次回は晩夏に」と約束していた3人だったが、その約束の通り、晩夏の8月下旬に開催。
2018年8月21日深夜24:30(22日0:30)から、でろーんのチャンネルで『みかえる晩夏』と題した配信が行われた。委員長が過去(小学生の頃)にプレイしたFlashホラーゲーム『こ〜こはど〜この箱庭じゃ?』を3人でプレイ。
時間は約40分と短く、また前回とは打って変わって落ち着いた様子で会話する3人だったが、終始ビビり散らかしていた割に突拍子もない事を言い出すでろーんや、平気そうに淡々とプレイしていながら突然野太い雄叫びのような悲鳴を上げるえるに3人が爆笑するシーンも。
そしてクライマックスに差し掛かった頃、偶然にもYoutubeのサーバにバグが発声。チャット欄が停止し、管理画面にも入れなくなってしまった。それでプレイ終了してからも「これ絶対呪いやん今日もう寝れへんはよ終わろ」とビビるでろーんに「かえ、かえ、かえでちゃ〜ん?」と茶化す委員長とえる。なおこの掛け声は2人の間でちょっと流行っていたらしい。あれ? いつの間にか2人けっこう仲良くなってる?
他にもプレイ最中の会話に3人の関係性がちょこちょこ見え隠れするシーンもあり、必見なのである。
次回はまた、季節の区切りに開催するとのこと。
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最終更新:2025/12/06(土) 08:00
最終更新:2025/12/06(土) 08:00
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