もしかして:もう何も怖くない、怖くはない
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 続きを読みたい方はスクロールをしてください。 |
魔法少女まどか☆マギカ第3話のサブタイトル、及び巴マミの台詞である。
精神的な強さが伺えるが、実は密かに孤独感に怯えていた巴マミが、自分がもう一人ではないことに気づき、今まで抱えていた不安が消え去り、自信の表れのある台詞である。
この台詞の前後に、敵対している少女に忠告されたり、妙に調子がよかったり、戦いが終わったらパーティー開こうとも言ってしまったり、途中でBGMが切れたり、敵が妙に弱そうだったり、即効で戦いを終わらせようとしたくなったりする。
要するに死亡フラグである
タグとして使用される場合「もう何も怖くない」と使用されることもあるため表記ゆれが存在している。
魔法少女まどか☆マギカ第3話劇中での一幕。
巴マミは思う。否応なく戦いの世界へ踏み入ることになった自分とは違い、己の意志で己の未来を選び取ることができる。だからこそ願った。この子の力になりたい。決断の時までこの子を力強く見守れる者でありたい、と。
マミはまどかに告白する。戦いの地に一人立つ寂しさ、明日も知れない夜の恐怖、その不安と弱さを吐露する。
鹿目まどかにとって巴マミは憧れだった。自分の危機に駆けつけてくれ、己の身も構わずに優しく、厳しく、おおらかに接してくれる姉のような存在だった。だからこそ願った。この人のようになりたい。この人のようになれる力があるのなら、と。
まどかはマミに告白する。その寂しさを自分が埋めると。その恐怖と共に戦うと。
かくしてマミはまどかにとって隣に並ぶべき人となり、まどかはマミにとって救いとなった。孤独な戦いも、夜の恐怖も、終わった。
二人共、この後の結末に何が待つのかも知らぬままに。
私って、昔から得意な学科とか人に自慢できる才能とか何もなくて
きっとこの先ずっと、誰の役にも立てないまま迷惑ばかりかけていくのかな、ってそれが嫌でしょうがなかったんです
でもマミさんと会って、誰かを助けるために戦ってるの、見せてもらって
同じことが、私にもできるかもしれないって言われて、何よりも嬉しかったのはそのことでだから私、魔法少女になれたらそれで願いは叶っちゃうんです
こんな自分でも、誰かの役に立てるんだって、胸を張って生きていけたら、それが一番の夢だから
大変だよ
ケガもするし、恋したり遊んだりする暇もなくなっちゃうよでも、それでも頑張ってるマミさんに、私憧れてるんです
憧れるほどのものじゃないわよ、私
無理して格好つけてるだけで、怖くても辛くても、誰にも相談できないし、ひとりぼっちで泣いてばかり
良いものじゃないわよ 魔法少女なんてマミさんは、もうひとりぼっちなんかじゃないです
…そうね、そうなんだよね
本当に、これから私と一緒に戦ってくれるの?
傍に居てくれるの?はい、私なんかで良かったら
体が軽い…
こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて…
もう何も恐くない━━━!
・・・何も解っていなかった。奇跡を望む意味も、その代償も。(※リンク先ネタバレ注意!)
3話の強烈なインパクトから、何かとネタ的に扱われることが多い台詞であったが、放送開始から一年以上経った現在、放送当時のようなまどマギネタMAD等の流行も一段落がつき、ファンの間でまどか☆マギカ全体の見直しが行われている今、「もう何も恐くない」という言葉に込められた巴マミの想いについて純粋に想いを馳せる人間も多い。
例えその後に何が待ち受けていたとしても、「もう何も恐くない」という心境に至れたことは、孤独な戦いを人知れず続けてきた巴マミにとって、間違いなく救いであっただろう。
| 話数 | サブタイトル | 発言者(反転で表示) |
|---|---|---|
| 第1話 | 夢の中で逢った、ような・・・・・・ | 鹿目まどか |
| 第2話 | それはとっても嬉しいなって | 鹿目まどか |
| 第3話 | もう何も恐くない | 巴マミ |
| 第4話 | 奇跡も、魔法も、あるんだよ | 美樹さやか |
| 第5話 | 後悔なんて、あるわけない | 美樹さやか |
| 第6話 | こんなの絶対おかしいよ | 鹿目まどか |
| 最7話 | 本当の気持ちと向き合えますか? | 志筑仁美 |
| 最8話 | あたしって、ほんとバカ | 美樹さやか |
| 最9話 | そんなの、あたしが許さない | 佐倉杏子 |
| 最10話 | もう誰にも頼らない | 暁美ほむら |
| 最11話 | 最後に残った道しるべ | 暁美ほむら |
| 最終話 | わたしの、最高の友達 | 鹿目まどか |
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
最終更新:2025/12/06(土) 03:00
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