アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacarとは、トレーディングカードゲーム『Magic: The Gathering』に登場する魔道士である。
フレイバーテキストと短編小説に登場する、料理と弁舌に長けた女魔道士。
MTGに登場するお料理レシピ本『地獄料理書/The Underworld Cookbook』の著者。
見ての通り、名前が非常に長い。しかも一単語である。通称はアスモー(Asmor)。
奈落の王の一人とも言われている暗黒王ヴィンセントを召喚するが、サクるクリーチャーが居なかった対価を支払う事ができなかったため、アスモーはヴィンセントに7年と7日の間、料理人として仕える事となる。メシマズ貧しい食生活を過ごしていたらしいヴィンセントは彼女の料理を大層気に入り、アスモーが去った後の事を考えレシピを書き残すよう彼女に命ずる。こうして作成されたのが『地獄料理書』である。
登場する食材は、ガーゴイル、オーガ、バジリスク、ドラゴン、エイトグ、セラの天使(の羽根)等々多岐に及ぶ。
7年と7日後に帰還した後は、食材として扱った種族から命を狙われるも得意の弁舌で切り抜け、『地獄料理書』で得た名声を元に料理人として活躍したが、本は全然売れなかったそうな。
詳しくはMTG WIKIを参考のこと。
→アスモラノマルディカダイスティナカルダカール
→地獄料理書
→Vincent
ユニークな設定から人気が高く、カード化の要望も多いが、「名前が長すぎてカード化が困難」という世にもユニークな理由により没になっていたが、(一応、ジョークセットでは極端に変なカードデザインをすることも多いため、彼女より名前が長いカードも登場したことはある)モダンホライゾン2にてついにカード化された。
Asmoranomardicadaistinaculdacar/アスモラノマルディカダイスティナカルダカール( )
あなたがこのターンにカードをしてていたかぎり、あなたは黒/赤を支払ってこの呪文を唱えてもよい。
アスモラノマルディカダイスティナカルダカールが戦場に出たとき、あなたのライブラリーから「地獄料理書」という名前のカードを1枚を探し、公開し、手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
食物2つを生贄に捧げる:クリチャー1体を対象とする。それは自身に6点のダメージを与える。
3/3
おそらく長すぎる名前を収めるためマナコスト表記のないデザインになっている。
ダメージを与える効果もテキスト省略のために、アスモラノマルディカダイスティナカルダカールはそれに6点のダメージを与えるという表現になっている疑惑がある。
登場したフレーバーテキスト。
Granite Gargoyle (2)(赤)
クリーチャー — ガーゴイル(Gargoyle)飛行
(赤):Granite Gargoyleはターン終了時まで+0/+1の修整を受ける。
2/2幸運にも世界中のほとんどの人にはわからないことだが、ガーゴイルを刻める道具さえあるならば、ガーゴイルほど美味なものはない。
――― 地獄料理書、アスモラノマルディカダイスティナカルダカール
初出は約15年前に登場したマジック黎明期の基本セット『アンリミテッド』。実はかなりの古株。
飛行クリーチャー、マナレシオ相当のパワー/タフネス、かつタフネス強化持ちと、今の赤では考えられない能力を持つクリーチャーだが、食べると美味いらしい。
Lightning Axe / 稲妻の斧 (赤)
インスタント稲妻の斧を唱えるための追加コストとして、カードを1枚捨てるか(5)を支払う。
クリーチャー1体を対象とする。稲妻の斧はそれに5点のダメージを与える。ガーゴイルの肉は包丁でもさばけますが、岩のように固い皮膚の方は……。
――― 地獄料理書、アスモラノマルディカダイスティナカルダカール.
時を経て、エキスパンション『時のらせん』で再登場。赤では珍しい、無作為でないディスカード(かマナ)を必要とする。
時のらせんブロックでは多数の過去のカードが再収録されているため、彼女にも出番が回ってきたものと思われる。
包丁が通らないガーゴイルの皮膚をどう捌くかは興味深いものの、残念ながらその方法は記載されていない。稲妻の斧で叩き割れという事だろうか。
Sauté (1)(赤)(赤)
インスタントクリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Sauteはそれに3+1/2点のダメージを与える。
美味しいソテーを作るには、適切なビーブルを選ぶのがコツです。毛皮が鮮やかなピンクで鳴き声のうるさい方が、口の中に入れたときにビーブルのみずみずしさがより美味しくはじけます。
―― 地獄料理書、アスモラノマルディカダイスティナカルダカール
ジョークエキスパンション『アンヒンジド』でも登場。カード名はフランス語で『炒める』の意味。ソテー。
ビーブルはクリーチャータイプの一種で、別カードでも食用として扱われている。
1/2点という中途半端な数字が登場するのはジョークセットならではだが、それ以外は至って普通のカード。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 09:00
最終更新:2025/12/06(土) 09:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。