アルバート・スアレス 単語

アルバートスアレス

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アルバート・スアレス(Albert Joe Suarez Subero、1989年10月8日-)とは、ベネズエラ ボリバル州出身のプロ野球選手(投手)である。現在はボルティモア・オリオールズ(マイナー)に所属。

サンディエゴ・パドレスに所属するロベルト・スアレスは実弟。

概要

ボルティモア・オリオールズ
(マイナー)
アルバート・スアレス
Albert Suarez
基本情報
国籍 ベネズエラ
出身地 ボリバル州サンフェリックス
生年月日 1989年10月8日
身長
体重
190cm
106kg
選手情報
投球・打撃 右投右打
守備位置 投手
プロ入り 2006年
経歴
  • ヘススデナザレ高等学校
  • サンフランシスコ・ジャイアンツ(2016年-2017年)
  • 東京ヤクルトスワローズ(2019年-2021年)
  • サムスン・ライオンズ(2022年-2023年)
プロ野球選手テンプレート

MLB(マイナー含む)

2006年7月、タンパベイ・レイズとマイナー契約を結ぶ。

2009年にはレイズのプロスペクトに選ばれるが、6月に右肘を負傷すると、7月に右肘の再建手術(トミー・ジョン手術)を受けた。

翌年の2010年7月に復帰し、11月には40人枠入りを果たす。

2011年は春季トレーニングで打球が直撃。その後、ライム病(感染症の一種)にかかっていることが判明し、7月下旬まで試合に復帰できなかった。

その後も怪我に悩まされ、2014年オフにレイズからFA。母国ベネズエラのウィンターリーグに参加後、ロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結ぶ。

2015年はAAテキサスリーグで最優秀防御率・最多勝を記録。オフにはFAとなり、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結ぶ。

2016年5月8日にコロラド・ロッキーズ戦でメジャーデビューを果たすと、5月11日のトロント・ブルージェイズ戦で初勝利を記録。22試合(12先発)投げて3勝5敗 防御率4.29と、そこそこの成績を残した。

2017年は主にロングリリーフを任されたが、18試合を投げ0勝3敗 防御率5.12と成績を落とした。オフにFAとなったが、再契約。ルール・ファイブ・ドラフトにより、同年12月にアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍した。

2018年はメジャーでの登板はなく、オフにFA。同年12月、東京ヤクルトスワローズと1年契約を結ぶ。背番号は70。

ヤクルト時代

下半身のコンディション不良により、開幕ローテ入りとはならず。それでも4月25日の読売ジャイアンツ戦で初登板・初先発を果たすと、6回無失点と好投し、来日初勝利をマーク。しかし5月15日の広島東洋カープ戦で上半身のコンディション不良を訴え、二軍に降格した。一軍復帰戦となった9月1日の中日戦でも緊急降板し、そのままシーズンを終えた。オフに背番号が43に変更となる。

2020年は3戦2勝と好調なスタートを切るものの、コンディション不良で2ヶ月近く二軍調整が続く。9月に復帰したが、チームの不調も相まってトータルでは4勝4敗と貯金を作ることができなかった。


2021年は開幕から先発ローテーション入りしたものの、シーズン最終盤ではチーム事情から中継ぎに転向した。日本シリーズ第6戦で2.1回を投げて無失点を記録するなど、チームのリーグ優勝・日本一に貢献した。

オフに退団し、サムスン・ライオンズへ移籍。

サムスン時代

2022年4月3日、KT戦でKBOデビューを果たす。6回2失点と好投するも、勝ち負けつかず。その後も好投しても援護に恵まれないという状況が続き、30試合登板、チーム最多の173.2回を投げて防御率2.49と好成績を残すも、6勝8敗と負け越しとなった。

2023年は8月のLGツインズ戦で左ふくらはぎを痛め負傷降板。球団からウェーバー公示を受け退団。オフにボルティモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ。

人物・プレイスタイル

  • 前述の通り、実弟に、同じくプロ野球選手のロベルト・スアレス(ソフトバンク→阪神→パドレス)がいる。
    • 2019年に両選手とも一軍で登板を果たす。外国人兄弟の同一年登板は、NPBが2リーグ制を採用して以降初の快挙。
    • さらにロベルトが阪神に移籍したことにより、2020年10月19日のヤクルト対阪神の試合にて、ヤクルトはアルバートが先発登板、阪神は9回にロベルトがリリーフ登板し、NPB史上初の「外国人兄弟同士による同一試合登板」が実現した。
  • 最高159km/hのストレートに、ツーシーム・カーブ・スライダー・チェンジアップを投げる。ストレートは縦に沈むシンキングファストボール。

成績

(2023年終了時点)

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2016年 SF 22 12 0 0 3 5 0 1 .375 84.0 26 54 42 40 4.29
2017年 18 0 0 0 0 3 0 0 .000 31.2 11 34 18 18 5.12
2019年 ヤクルト 4 4 0 0 1 1 0 0 .500 17.2 5 12 3 3 1.53
2020年 12 12 0 0 4 4 0 0 .500 67.1 27 52 25 20 2.67
2021年 24 13 0 0 5 3 1 3 .625 77.0 32 70 32 31 3.62
2022年 サムスン 30 30 0 0 6 8 0 0 .429 173.2 50 159 61 48 2.49
2023年 19 19 0 0 4 7 0 0 .364 108.0 32 88 54 47 3.92
MLB:2年 40 12 0 0 3 8 0 1 .273 115.2 37 88 60 58 4.51
NPB:3年 40 29 0 0 10 8 1 3 .556 162.0 64 134 60 54 3.00
KBO:2年 49 49 0 0 10 15 0 0 .400 281.2 82 247 115 95 3.03

関連動画

今のところ特になし(上がり次第追記)。

関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

  • プロ野球選手一覧
  • プロ野球選手一覧(世代別)
  • サンフランシスコ・ジャイアンツ
  • 東京ヤクルトスワローズ
  • ロベルト・スアレス

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