エコノミーモードが作動すると、低画質でエンコードされたサーバーに負担の少ない動画が一般会員(無料会員)に対し配信される。このとき、通常は低画質・低音質な動画として再生されるが、ときおり、エンコードが上手くいかずに単なる低画質・低音質ではない別の異常現象が発生してしまうことがある。このような現象は、ニコニコ動画内において「エコノミー症候群」と呼ばれている。どのような異常現象が発生するかに関しては「関連動画」の項目で言及する。異常現象にはいくつかの種類があるが、組み合わせによっては、エコノミー症候群が発生した動画が、本編とは別な意味で面白くなってしまう場合もある。
また、低画質・低音質が激しすぎるだけの動画も、「エコノミー症候群」と呼ばれることがある。
プレミアム会員が、エコノミーモードの状態で動画を見たいときには、動画のURLの一番最後に[ ?eco=1 ]を挿入することにより、強制的にエコノミーモードの状態で再生をすることができる。一般会員がエコノミーモード時間帯以外のときにエコノミーモードの状態で動画を見たい時も、同様の方法で可能となる。
以下、エコノミー症候群の症状別に動画を紹介する。なお、ここにあげる動画はほんの一例であり、そのほかにもエコノミー症候群の動画は多く存在する。
症状一覧(目次) |
エコノミーモードのとき、映像の上下が反転されて表示される症状である。この症状は2007年7月に流行し、2007年7月に投稿された動画以外でこの症状がみられる動画は確認されていない。
映像のみが高速再生され、音声は普通に再生される症状である。
上記「高速化(映像のみ)」とは逆に、音声のみが高速再生され、映像は普通に再生される症状である。「高速化(映像のみ)」の動画は比較的多く存在するが、この「高速化(音声のみ)」の動画は非常に少なく、稀な症状であるといえる。
動画画面がピンク色になる症状である。サムネイルの選び方によっては、サムネイルもピンク色になる。2007年11月あたりから大流行しはじめ、現在ではすこし落ち着いたものの、ときどきこの症状になる動画が見られる。この症状が発生する人気がある動画には、わざわざエコノミーモードでないときもピンク画像化になるような動画がアップロードされる場合もある。
高速化などの現象がないにもかかわらず、再生時間だけが短くなり、中途半端なところで動画が突如終わってしまう症状である。流行時期などはなく、コンスタントに発生している。
音声が、テレビのスノーノイズ(通称「砂嵐」)のときに出るような雑音に変わってしまう症状である。
7分9秒までは普通に再生できるが、7分10秒になった瞬間、急に映像が超高速再生され、最後まで超高速再生されると、そのあとは静止画のままとなる。音声だけは通常再生のままとなる。現在、最も流行している症状であるが、なぜ「7分10秒」であるかなど、症状について詳しいことはまだ明らかになっていない。しかし、エンコードツールにニコエンコを使用すると発生頻度が上がるといった証言も多く挙がっており、まだ確定的ではないが、エンコードソフトに原因があるのではとの疑惑があがっている。
映像が動かなくなり、静止画表示になってしまう症状である。
一度、音声ありで通常再生された後、今度は音声なしで同じ動画が再生される。そのため、再生時間は2倍になる。
最近、急に増えてきた症状である。
エコノミーモードのときだけ「音声あり」になって、通常時は「無音」となる。「逆エコノミー症候群」とでも呼べるような症状である。この動画は、6月末大量削除事件のときに『株式会社エスエムイーレコーズ』によって削除されたが、コメントログなどの資料として、跡地をここに記述しておく。
動画の一部分の映像のみが高速化される。下記の動画は通常再生時でいうところの1:06~2:20までが高速化される。
左:縞模様のノイズ(0:29以降)/右:歪みある画質になる
コマ落ちが激しすぎて、スライドショーのようになる。
↓の動画のはエコノミーモードのときと、そうでないときで映像が異なるシーンがある。
左:1:16~1:18の画面 / 右:0:00~0:10の画面
エコノミーモードのときと、そうでないときでアスペクト比が異なる。
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最終更新:2025/12/06(土) 13:00
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