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この項目は、独自研究を含んでいます。 ソースがあるならば脚注を導入してください。掲示板での議論もアリです。 |
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この項目では各地方ごとの事情が記されるため、全体的な編集が行いづらいです。 一応訪れる際の参考にはなりますが、先述の通り故に未だ不十分な状態です。 特に国内における各ご当地のオタク街について(オタク街になるまでの経緯 等) 詳しく加筆、並びに訂正をして下さる協力者を求めています。 |
オタク街とは、ゲーム、漫画・アニメ系ショップ、同人誌専門店などが密集している地域・施設およびそれらに類するオタクが集まる場所である。「ヲタ街」などと略される。
オタク街はその性質上、電気街としても有名である場合がある。
作品の舞台になった土地はオタクの間では聖地と呼ばれ明確に区別される。
北海道と東北地方は保守的というべきか、あまりオタク文化は有名ではない…と思ったら、最近では札幌市や仙台市を中心にオタク向け大型チェーン店の進出は進んでいる。しかし、北海道の道北地区の一部と道東地区、そして東北の中心都市である仙台市がある宮城県では2010年現在、アニメを多く流すテレビ東京系列局を視聴することが出来ない。特に宮城県の場合、地デジ化以降、テレビ東京系列局が新規に設立されるというが、その話は未だに不透明なままである。
そんな北海道・東北地方だが、現在宮城県では、児童ポルノ規制の独自条例案が検討されている。東京の場合と比べてさほど話題になっていないが、同様に重大な問題であることを認識していただきたい。以下がその条例案について書かれた記事である。
村井嘉浩宮城県知事は27日の定例記者会見で、児童ポルノを個人が趣味で持つ「単純所持」の禁止を含む条例制定の検討に入ったことを正式に表明した。規制強化を図ることについて「批判を受けても、実効性のある対策が必要だ」と語った。
村井知事は「(児童ポルノを)欲しい人がいるから提供しようとする人が生まれる。持てないようにすれば製造する人は生まれない」と単純所持禁止の狙いを説明。「行政のトップとして、できる限り踏み込んだ対策を取りたい」と強調した。
現行の児童買春・ポルノ禁止法は単純所持を禁じていない。県は罰則創設を視野に入れるが、法律家らは自治体による上乗せ規制を「行き過ぎ」「憲法違反の可能性がある」と問題視している。
村井知事は「対策を突き詰めて考えれば、単純所持の禁止まで行き着くのは当然だ。被害者に焦点を当てて考えるべきで、行き過ぎとの指摘こそ行き過ぎ」と反論した。
村井知事は国の取り組みの遅さを指摘しながら「法改正を求めるだけでは解決できない。地方からアクションを起こし、変革を求めていく姿勢が重要だ」と述べた。
県は同日発足させた有識者懇談会の意見を聞いた上で、来年3月末に条例化の可否を判断する。条例制定に踏み切る場合、来秋以降に県議会へ提案し、来年度内の制定を目指すとしている。
単純所持の禁止は2009年に民主、自民、公明3党が法改正案を国会に提出したが、衆院解散に伴い廃案となった。政権交代後、自民、公明両党が再提出し、現在は衆院で閉会中審査となっている。
河北新報 2010年12月28日付 より
この問題が、仙台駅周辺に形成しているオタク街に、どのような影響が出てしまうのか注目である。
秋葉原は日本のみならず世界最大のオタク街である。 |
首都圏は人口最多だけあって、ジャンルにかかわらず多くの店が展開している。乙女ロードは女性向けオタク街であり、他に比べて異色である。新宿にもいくつか大型チェーン店は進出しているが、コアなマニア向けショップは目立たない。
南関東では、昼夜人口比が1を超える都市は東京ぐらいしかないため、南関東内の政令市で著名なオタク街は多くない。
神奈川県は、とらのあなやメロンブックスなどの大型チェーン、PCショップなどは、東海道本線横浜駅近辺、とりわけ南幸に集中している。
北関東では栃木県のFestaビルが一番濃い場所かと思われる。外観と1階内部では一見普通のビルだが、地下と2階から最上階の6階までほぼオタク向けショップが占めており、大型チェーンの支店もほぼこのビルに集まっている。
このように、秋葉原を始め、日本一恵まれているオタク環境を誇る地方である一方で、現在、特に東京都内の各オタク街は、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案に頭を抱えている状況である。この問題については「非実在青少年」の記事を参照してほしい。また、都道府県の中でも全国的に影響力の一番大きい東京都自らがこのような事例を作ってしまうと、他の道府県が追随してしまう確率が高いことも予測されており、結果、全国各地のオタク街にも将来的に悪影響を及ぼす可能性が大きい問題ともなっている。
名古屋は昔からの同人ショップがあり歴史は古い。最初は分散していたが、最近になりだんだんと大須に大型店が移転してきた。電気街としての完成と共に、オタク街としても密度が高まっている。秋葉原・日本橋に次ぐ第3のオタク街と称する者も多い。
が、アニメイト・らしんばん・メロンブックスなどは名駅前に集中しており、これらのショップのみならず特に女性オタク向けの店が名古屋駅付近に移転・開店することが増え、若干オタク街としての地位が危ぶまれている。
新潟県には、北信越で唯一『メロンブックス』が展開している。主にJR新潟駅万代口付近にオタク向けのショップがパラパラと展開しており、特に旧石丸電器ビル内にアニメイト・メロンブックス・らしんばんが入店するなど、比較的充実している。また、2ヶ月に一回、同人誌即売会「ガタケット」が開催されるなど、同人活動は活発である。
金沢には、JR金沢駅前から郊外までに同人ショップが分散しているが、中心繁華街の『BELSEL』というビルに、アニメイトをはじめ同人ショップやゴシックロリータの店が一挙に集中している。また、秋葉原と日本橋を除いて、全国で唯一『ホワイトキャンパス』が展開する都市でもある。
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オタク街ではコスプレイベントやオフ会が開かれる(画像は第4回日本橋ストリートフェスタ) 。 |
関西のオタク街といえば日本橋である。規模は秋葉原に次ぎ他を寄せ付けない。しかしヨドバシカメラ梅田のような超大型店といえるものはそれほど多くなく、東京の秋葉原と比べ集客価値は大きいとは言えない。
アニメ・ゲームのショップ、メイドやコスプレ関連の喫茶店などは秋葉原と同じく非常に幅広く展開しているものの、対照的に電器量販店に関しては、ヨドバシなどの大型店が梅田やなんばに店舗を構えているため、客が遠のいてしまっているのが現状である。ちなみに、音々(ねおん)というマスコットキャラクターが存在する。
東京の中野などと違い、日本橋一点集中の様相を呈している。
神戸の三宮にあるセンタープラザ西館にはオタク向けショップが非常に密集している地域があり、オタク街としては名高い。ウィキペディアン曰く、「さながら中野ブロードウェイに秋葉原や日本橋のマニアックな街を混ぜ合わせたような雰囲気」らしい[1]。
京都の寺町通の四条から五条の間には、PCパーツの専門店がひとつの通りに密集している箇所があり、オタク街として府内では有名である。だが、景気はかなり芳しくなく、現在も断続的に店舗の閉店が進んでいる。2010年7月には、ジョーシンが撤退し、西院付近へ移転した。
四条通りから、ファッションショップなどが数多く並ぶリア充通りである寺町通・新京極通を北上すると、アニメイトやメロンブックスなどのオタクショップが点在しているのがわかる。特に蛸薬師周辺にはらしんばんやイエローサブマリンがあるなど、密集度は低いものの一通りのショップが揃っている。
ソフマップは京都駅南に、寺町よりも大型の店舗を新たにオープンし盛況させている。また、ビックカメラも、京都駅に専用の改札までわざわざ作って展開し、2010年にはさらにヨドバシカメラがオープンするなど、電気街としての役割は京都駅付近に奪われ始めている。日本橋と似たような状況である。
広島市は地方中核都市として相応の数のオタク系ショップが大手町に密集しており、中国・四国地方ではダントツの店舗数である。また、アナロ熊の歌の3DPVでも使用された『パセラ』のある紙屋町にも、目立つ位置ではないもののPCショップやアニメショップが徐々に展開し始めている。
松山市は湊町を中心に周辺の千舟町、柳井町、三番町の一部を含めてオタク街が形成されている。Wikipediaには千舟町がオタク街と紹介されているが、最近では湊町にオタクショップが集中しているようだ(間違っていたら修正してください)。少し離れた大街道町にもオタクショップが僅かにあり、これらも併せると、松山市内のオタクショップ数は、地方の中でも多い方だと言える。また、松山市内はメイドカフェが3店舗あり、それぞれ千舟町、三番町、大街道町にある。一方で、千舟町に有ったドスパラが閉店したのは、このオタク街にとっては痛手であろうか。
余話になるが、この地方はとりわけ瀬戸内海に隣接した県だけを見てみると、「テレビ東京系列局は有るけれどオタクショップは少ない」岡山県と香川県の東側と「テレビ東京系列局は無いけれどオタクショップは多い」広島県と愛媛県の西側に別れており、情報格差の浮き彫りが著しい現代において興味深い結果となっている。
北天神が九州・沖縄地方で一番のオタク街で、Wikipediaによると、この地域は天神三丁目・天神四丁目・天神五丁目・舞鶴一丁目・那の津一丁目の5つから成る。
主に渡辺通沿いの天神北交差点の角に目立つまんだらけと、それに向かう形でマクドナルドがあったビルの2Fに入居するメロンブックスを中心にオタクショップが数店存在する。そこから数10m南にはこの地区髄一のメイドカフェ「天神Style」があり、ここから路地に入るととらのあな(入居しているビルには声優スクールも行っているプロダクション「ウィザードミュージック」もある)、天神ACB(ヲタ系・ニコ系カラオケオフの会場となることが多い)を経て親富孝通りへと繋がる。ちなみにライブハウスが多く立ち並ぶ親富孝通りは天神エリアを代表するリア充街としても知られる。
ただ、一部のオタクショップが北天神以外で運営されていることもあって、北天神はオタクショップの密集率が高くない。その上、家電量販店やPCショップもあまり存在せず、逆に北天神地域ではない天神一丁目と天神二丁目には、ベスト電器とビックカメラ天神2号館がそれぞれ存在する。また、PCショップは博多駅周辺に多く存在している状況であり、こちらにはゲーマーズとヨドバシカメラが存在する。
そして2010年には、舞鶴一丁目交差点近くにあったアニメイトが、コスパとほびたんがある天神一丁目の天神ビブレ内に移転し、もはや「オタク街」としての範囲が北天神だけに留まる状況ではなくなっているようである。一方で、天神地域自体における店舗の数は増加したわけでもないので、逆に言えば密集率がさらに低くなったとも言える。とはいえ、何だかんだで福岡市は現在でも、この地方の中でのオタクショップ数はダントツの多さを誇る。
なお、北天神へはJR博多駅からのルートで行くならば、地下鉄の空港線・祇園方面行きの電車に乗り、天神駅で降りると行ける。地下鉄で行くので、駅から出た直後に必ず自身がいる位置を確認してみたほうがよい。
(かつて市政だった23区を除けば)東京都最大の市である八王子市。
その八王子駅周辺には、アニメイト/ビーワン/まんが王といったオタクショップやヨドバシカメラ/ドスパラといった電気店・PCショップが連なっている。また、かつては「cafe "curio"」というメイド喫茶が存在した。(“もう、これだけあれば十分だろ”と思う方は多いだろう。)
そんな駅周辺に激震が走ったのは、2009年11月末。「とらのあな」が新規にオープンしたのだ。それから3ヵ月後、「メロンブックス」と「らしんばん」も新規にオープンした。しかも、入居しているビルの1階(メロンブックス)と2階(らしんばん)に堂々と構えている有様である(どのオタクも正直入店しづらいと思うよ)。恐るべしアニメイト系列店…。こうして、八王子のオタクショップの競争は、三つ巴から六つ巴に成り果てたのだった。八王子市民曰く、“やっぱり「まんだらけ」は早過ぎたんだな…”とのこと。
一方、電気店並びにPCショップだが、2010年11月11日に駅南口へと直結するビックカメラがオープンし、ついでにソフマップも出来た。以後、ヨドバシカメラとドスパラは、このタッグとの激戦を強いられることになる。そして、駅周辺外に従来からある、ヤマダ電機/ケーズデンキ(2店舗)/コジマ/ノジマ(2店舗)/ムラウチ電気の7店舗(Wikipedia調べ)は、そのあおりを大きく喰らっていそうである。
ここまで来ると、誕生から2年未満で政令指定都市になったさいたま市のように、来年の今頃、駅周辺は「オタク街」と呼ばれていそうである。ただ、「まんだらけ」という前例があるので、どうすればそう呼ばれるようになるのかの今後の課題については、八王子市民が後で書き込んでくれると信じています。
ちなみに、八王子には「萌え寺」として有名な了法寺(西八王子駅近く)の存在や、サッカー・Jリーグ所属クラブの東京ヴェルディが稲城市から移転してくる予定もあるので、これらと共に将来の八王子の活性化を担う存在になることは間違いないだろう。
熊本市を始めとする熊本県は、「オタク文化に対する理解が少ない保守的な存在」と思われていた。
変化が起こったのは2009年12月。「アニメイト」が銀座通り近くの「高濱ビル」3Fから、通町筋側の「ファインビル」3階へ移転。同日、同ビル4階に「メロンブックス」もオープンした(両店舗ともアーケード街の天井に看板をぶら下げているので直ぐ目に付く)。さらには、2010年7月末、その隣の「みどりやトーキビル」地下1階に「らしんばん」がオープンした。最も、これら以前に、近くのダイエー6階に漫画館併設の「喜久屋書店」(ここもオタクグッズは豊富だが、中でも腐向け商品が一番目立っている)や三年坂沿いの「カリーノ下通」1~3階に構える蔦屋書店(それなりにあるものの、ここでの購買は、モノによっては引ける)が存在する。その他、カリーノ下通地下1階にゲームセンター「フェスタ」が存在し、2010年10月には、ファインビル2階及び地下1階にゲームセンター「アムズ」がオープンした。
なお、これらの7店舗はJR熊本駅からのルートだと、路面電車(市電)・健軍方面行きに乗り、市役所前駅か通町筋駅で降りると行けるが、下通に来たことが無い方は通町筋駅で降りることをオススメする。また、通町筋駅の一つ先である水道町駅の近くにある「ペンギンビル」4階に、トレーディングカードゲーム専門店のファイヤーボール(熊本店)がある。通町筋駅から水道町駅までの間自体短距離なので、通町筋駅から徒歩5分ほどで行ける。
ここで余話になるが、かつて熊本県でオタクグッズを扱う主な店と言えば、「ぐるぐる倉庫(旧:マンガ倉庫)」や「エーツー」を始めとした中古品のみを扱う店が挙げられる。しかし、大型家電量販店やPCショップも含めて、ほとんどが電車と短い徒歩だけでは通えない場所に存在する。地場系も一応存在するものの、不況や人口減の影響もあってほとんどの店が畳んでしまった。過去には「まんだらけ」が熊本市に進出予定だったが、諸事情で断念した経緯がある。
今後は、民放5大テレビ系列の中でもテレビ東京系列局のみが無い(ケーブルテレビのTVQ再送信は、TKUの圧力で行われていない)など、特定のコンテンツをもっと気軽に知ることが出来る他の手段が欠乏している状態や、電気街的と言われるような要素が欠けた状況(下通隣の新市街に「ベスト電器」が存在するが、「取り扱う種類が」的な意味で、県内その他の大型家電量販店との大差が無い品揃えである)をどう打ち破っていくかが焦点となるだろう。
現在、アニメイト/メロンブックス/らしんばん/喜久屋書店の各店舗地を併せたエリアを「熊本市下通アーケード街アニメエリア」と称し、『熊本市下通 アニメ・ゲーム・コミック ショップMAP』というものが配布されているが、配布している場所がそのアニメエリアだけとなっている。どうせなら、JR熊本駅や熊本空港を始めとする熊本市内各地の施設にも置いたほうが、下通への集客率向上的な意味も含めて効果的ではなかろうか…と思える。
ところで、2010年6月にオープンした、酒場通りの「下通ビル」2階のコンセプト系カフェ「Geheim Kasten」についてが、同年12月末に完全閉店した。理由は唯一の男性スタッフ(店長兼オーナー)が自身の健康状態を悪化させてしまったこと、そして、彼に代わる新しいスタッフ(たぶん店長代理)を探すも中々見つからなかったこと、の2点を公式ブログで述べている。彼は同店のブレーンであったため、欠けてしまうと今後の運営は困難であったことが理解できる。オタクジャンルが違う者同士でも気軽に交流できる数少ない場所でもあったため、実に惜しいと言わざるを得ない。ちなみに、かつて下通には、これよりも前に「キュール」というメイドカフェが、ドコモショップ下通店の上のテナントにあった。熊本日日新聞やRKKから取材され話題となったが、Geheim Kastenとはまた別の理由で1年未満で完全閉店となっている。
... AND YOU !!
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最終更新:2025/12/23(火) 08:00
最終更新:2025/12/23(火) 08:00
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