スプラッターハウスとは、1988年にナムコ(現:バンダイナムコゲームス)からアーケードゲームとして発売されたアクションゲームである。
主人公リック(「13日の金曜日」のジェイソンにそっくりであるが別人)を操作し、さらわれた恋人ジェニファーを救出するため、館に巣喰う化け物どもを倒すという内容で、残虐な表現をふんだんに用いた演出が特徴となっている。
このゲームは家庭用向けゲームにも移植版や続編がリリースされている。 ファミコン向けには同名タイトルを冠した『スプラッターハウス わんぱくグラフィティ』(1989年・以後FC版)が発売されたが残酷色を除いた「コミカルホラーアクションゲーム」として全くの別物となっている。またPCエンジンでは原作の雰囲気を残す移植版が1990年にリリースされ、1992年と1993年にはメガドライブででストーリーを継承した『partⅡ』と『partⅢ』が発売された。また、海外ではプレステ3、Xbox360で、新作が2009年に発売予定されている。
(PCエンジン版の取扱説明書より)
ウエスト館、別名「スプラッターハウス」は、超心理学の権威ウエスト博士の研究室であった。博士はそこで恐しい研究に没頭し、次々と奇怪な生物を誕生させ、ついには自らの命までも落としてしまったのである。
大学で超心理学を学ぶリックと恋人のジェニファーはウエスト館に興味を持ち、ある日館のそばまでやって来た。が、折しも突然の雷雨に見舞われ、2人は誘われるようにして館に足を踏み入れてしまう。
主なきウエスト館は、既に化物の巣窟と化していた。不運な2人にたちまち怪物どもの魔の手はのび、ジェニファーはどこかへ連れ去られ、リックはなす術もなく打ちのめされてしまった。
意識を取り戻したリックの顔には、古びた仮面がはりついていた。「ヘルマスク」、古代の精霊を宿しあらゆる力を増幅させる伝説の仮面が、今リックに力と勇気を与えたのだ。
そしてリックの戦いは始まった……。
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最終更新:2025/12/06(土) 05:00
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