――この世界は¨人¨なんて求めていなかった ――
ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション-とは、バンダイナムコエンターテイメントよりPS4、PS vita向けに開発されているアクションRPGである。2016年10月27日発売予定。(βeater'sプレイヤー権があるユーザーは10月20日から先行プレイできる。)
略称はホロウ・リアリゼーション(ホロウリアリゼーション)
本作は、「ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-」、「ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-」、「ソードアート・オンライン -ロスト・ソング-」に続く、ライトノベル原作「SAO」のゲーム化作品である。
本作の舞台は一つに繋がる広大な大地、アイングランドを有する「ソードアート・オリジン(VRMMORPG)」。そこはどこか過去の事件を彷彿とさせるが、その実態は「ゲームオーバー=死」の舞台となったあのSAOのアインクラッドのサーバーを元にして作られたものである。そのゲームにログインしたキリトはあるメッセージを受けとるが、その内容は、 「I’m back to Aincrad(私は《アインクラッド》に帰ってきた)」というものだった・・・。
本作は前作と比較して、さらにアクションに特化した「完全アクションRPG」となっている。パーティは4人まで構成することが可能となっており、アクションの幅が広がりそうだ。また、ストーリーはオリジナルであり、「アインクラッドのその後(更新バージョン)」が描かれている。擬似MMORPGが進化しているのも特徴の一つだ。
前作以上に戦闘はシームレスに行われる。さらに、プレイヤーが仲間へ指示を出したり、プレイヤー以外の仲間同士が戦術においての提案を出し合うことが可能となっており、戦略の幅は一層広くなっている。フィールド上では、普通のモンスターに比べて格段に強い「ネームドモンスター(NM)」が現れる。何も対策せずに飛び込むとあっさりゲームオーバーになることも。
新システムとして、「よいしょシステム(仮称)」が加わる。このシステムでは主に戦闘において止めを刺す時に行い、戦闘勝利後にプレイヤーが仲間を褒めたり、仲間がプレイヤーを褒めるといったもの。プレイヤーの達成感を高める。
前作に引き続き、キャラクターを自由にカスタマイズする機能が付属。自分だけのオリジナルキャラクターを作成してバトルに挑もう。マルチプレイ機能もあり、プレイヤー4人×パートナー(AI)4人の最大8人で擬似パーティバトルが楽しめる。
本作では成長システムに、『スキルツリーシステム』を新しく取り入れている。このシステムにより自由にスキルを習得させることができ、攻撃タイプや防御タイプといった、好みのタイプに成長させることが可能である。スキルの習得には武器の熟練度や特別な条件を満たすといった条件も必要となる。
本作ではエモーションヴォイドと呼ばれる感情育成システムがあり、戦闘中に褒めたり、デートでうなずいたり、頬をつついたりするといったアクションを上手く行うことで感情値を育成させることができる。また、感情をロックすることができ、育てたい感情を選択できる。エモーションはキャラクターによって異なり、対応は勿論異なる。感情別にそれぞれの能力を上昇させることができるので積極的に育成せたい。
発売日以降に大型アップデートが行われる予定で、2016年内には『蒼空の闘士』、2017年には有料の『深淵の巫女(全三章)』が新しく追加されるとのこと。『蒼空の闘士』ではレインとセブンのストーリーが新しく追加される予定であり、そのボリュームはクリアするのに約20時間を必要とするものとなっている。
DL版を発売前に予約したユーザーには『βeater'sプレイヤー権』が付属される。これは製品版の発売する1週間前からゲームの序盤の一部を先行プレイできるといったもの。また、このプレイデータは製品版に引き継ぐこともできる。
【プレミア(CV:巽悠衣子)】
ソードアート・オリジンにおいて現れる謎を秘めた無表情の少女(NPC)。キリトに意味深なメッセージを送信したのは実は彼女であり、その目的は不明。遠くからキリトを見守っている。物語の中心となる人物。
【ストレア(CV:三澤紗千香)】
インフィニティ・モーメントから登場。アインクラッドの第76層でキリト達に救われて仲間になった。性格は人に対して好き嫌いがなく、協調性が高い。しかしその反面大胆な行動もとったりする。
【フィリア(CV:石川由依)】
ホロウフラグメントから登場。トレジャーハンターを自称し、宝箱を見つけるのが得意。前々作ではオレンジプレイヤーであった。性格は明るくきさくで、周囲を元気づける。
【キズメル(CV:伊藤 静)】
プログレッシブから登場。ダークエルフの剣士、森の守護者。SAO時代においてキリトと明日奈との絆を深めた。SA:Oで再会し、仲間のために剣を振るう。性格は凛としており、誇り高い。
【アルゴ(CV:井澤詩織)】
SAO時代から情報屋をやっており、今作でも情報屋として登場する。SA:O開始時から豊富な情報をキリト達に与え、冒険をサポートする。
【ユウキ(CV:悠木碧)】
ALOにおいて絶剣という異名を持つ強靭な剣士。性格は明るいが現在でも闘病生活を続けており、毎日をVR空間で過ごしている。そのためかVR空間に慣れており、反応速度はまさに神レベル。
【ジェネシス(CV:興津和幸)】
腕の立つ剣士でSA:Oでは黒の剣士と呼ばれている。言葉や態度が悪質で弱肉強食的な考え方であるため、他のプレイヤーを寄せつけない。あることをきっかけにキリト達と敵対していく。
オープニングテーマ:「Windia」:春奈るな
エンディングテーマ:「Two of us」:戸松遥香
なお、公式サイトには春奈るなさんと戸松遥香さんからのメッセージ動画がある。
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