タイムリープ(time leap)とは、
英単語「時間(time)」と「跳躍(leap)」を合せた造語であり、広く様々な形態の「時間移動」を意味する言葉として日本の創作作品などで比較的よく見かける言葉である。
しかし英語圏では時間移動を指して「time leap」と呼ぶ事はかなり珍しく、時間移動を指す言葉としては「タイムトラベル(time travel)」や「タイムワープ(time warp)」と言った言葉の方が遥かに一般的である。
よって、上記2.の高畑京一郎の小説「タイム・リープ あしたはきのう」の影響を受けて、日本でのみ一般的になった言葉という可能性が高いと思われる。
2014年4月5日時点でのWikipedia日本語版の「タイムリープ」の記事を見ると、
タイムトラベルとの違いは、タイムトラベルは過去の世界に自分が向かうので、自分が二人になってしまうが、タイムリープだと過去の自分自身に戻るので、時間の違う自分が二人存在する事がない点。
との記載がある。
だが実はこの記載は、小説「タイム・リープ あしたはきのう」内において登場人物が、同作中で起きている「タイム・リープ」現象(作中では「意識内時間移動現象」と名を付けられた)について考察した内容、というだけである。つまり単なる一小説内での作中定義に過ぎない。
実際には、学術用語というわけでもないので「タイムリープ」に厳密な定義が決まっているわけではない。この定義から外れていても、意識だけではなく体ごと時間移動していても(つまり上記の「あしたはきのう」での作中定義に照らせば「タイム・トラベル」に相当するようなケースでも)、作品によっては「タイムリープ」と呼ばれている。
(※作中で「タイムリープ」と呼ばれている作品、と言うわけでは無い事に注意。1995年に上記2.が発表される以前の作品では「タイムリープ」と言う言葉が使われている例はほぼ無いと推測できる。)
(※また、上記の「あしたはきのう」における作中定義のような、「意識だけが時間を飛ぶ」という設定の作品に限っていないことにも注意。)
※ネタバレ注意!※
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最終更新:2025/12/06(土) 10:00
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