『パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー』(Turbo: A Power Rangers Movie)とは、スーパー戦隊シリーズをアメリカでリメイクした。パワーレンジャーシリーズの劇場版第1作である。1997年に公開。日本では1999年にスーパーチャンネルで放送。
『パワーレンジャー・ジオ』における戦いの結果。マシン帝国、ロード・ゼッドとリタの軍団は地球から撤退。地球には一時期の平和が訪れていた頃、宇宙の彼方、ライエリア星に住む魔法使いラルゴを宇宙海賊ディバトックスの一味が襲う。ディバトックスは彼の魔力を使い異次元の怪物マリゴルを蘇らせ、結婚し、宇宙を支配しようとしていた。ラルゴはゾードンに助けを求める為に地球に向かう。そして、彼を追ってディバトックス達も地球にやってくる。ディバトックスの一味に勝つには現在のパワーでは力不足と悟ったゾードンはトミー達にターボパワーを授けのであった。
1995年の『パワーレンジャー・映画版』以来2年ぶりとなる劇場用作品で、『パワーレンジャー・ターボ』の第0話と言うべき作品。
ロッキー役のスティーブ・カーデナスが撮影中に負傷した為、ロッキーも役者同様に負傷したという設定にし、新たなブルーレンジャー、ジャスティンが誕生した。
当初はジェイソン、ザック、ビリー、トリニー、キンバリーの5名が再び初代パワーレンジャーに変身し、ターボパワーレンジャーとともに戦うという内容が検討されていたが、俳優の都合により実現せず、ジェイソンとキンバリーだけが登場することになった。
ターボメガゾードの合体シーンは日本の特撮研究所によって製作された。
『パワーレンジャー・ターボ』も参照
トミー・オリバー/レッドレンジャー
前作から引き続いてレッドレンジャーを務める。
アダム・パーク/グリーンレンジャー
前作から引き続いてグリーンレンジャーを務める。
ジャスティン・スチュワート/ブルーレンジャー
児童施設で暮らす少年。傷を負ったロッキーの後継者としてブルーレンジャーとなる。
キャサリン・ヒラード/ピンクレンジャー
前作から引き続いてピンクレンジャーを務める。
ターニャ・スローン/イエローレンジャー
前作から引き続いてイエローレンジャーを勤める。
ゾードン
パワーレンジャーの指導者。レンジャー達に新たな力を授ける。
アルファ5
パワーレンジャーのサポートロボット。ラルゴとは親友の間柄にある。
本作でスーツが新調され、デザインが変更された。
ラルゴ
ライエリア星に住む魔法使い。家族は息子のビタルと妻のデイアラ。
その魔力をディバトックスに狙われる。
ロッキー・デサントス
前作のブルーレンジャー。事故で傷を負った事からジャスティンにパワーを託す。
ジェイソン・リースコット
パワーレンジャーの初代リーダーにして前作のゴールドレンジャー。
ディバトックスに拉致され、マリゴル復活の生贄にされてしまう。
キンバリー・アン・ハート
初代ピンクレンジャー。ジェイソンと共にディバトックスに拉致される。
バルクとスカル
シリーズお馴染みの漫才コンビ。前作で警察をクビになったが復帰する。
エルガーによって拉致され、マリゴル復活の生贄にされそうになるが、
ディバトックスに不適格とみなされて放置された。
ジェローム・ストーン警部
バルクとスカルの上司。前作で警察をクビになるが復帰。
ディバトックス
残酷な女海賊。マリゴルと結婚し、財宝と永遠の若さを得んとする。
ライゴグ
ディバトックスの副官。
エルガー
ディバトックスの甥。マリゴル復活の生贄にされてしまう。
マリゴル
ディバトックスの婚約者であり伝説のモンスター。
ラルゴの先祖によって幻のユーランシアス島に封印されている。
キャサリンとライゴグ曰く「あんなのと結婚したいの?」
プトラポッド
ディバトックスがパワーレンジャーに送った刺客。
ピラナトロン・ウォーリアー
ピラナトロンの一種、通常のピラナトロンと違い言語能力を持つ。本作にしか登場しない。
ピラナトロン
半漁人戦闘員。
ユーランシアス島の皆さん
その名のとおりユーランシアス島の島民。マリゴルを神としてあがめている。
ロード・ゼッドとリタ
パワーレンジャーの宿敵である夫婦。本作ではカメオ出演となった。
『パワーレンジャー・ターボ』も参照。
ターボモーファー
パワーレンジャーの変身アイテム。ラルゴの持つ黄金の鍵に似せて作られた。
ターボパワーウェポン
パワーレンジャーの個人武器。
ギャリオン号
ユーランシアス島に向かう為、ゾードンがトミー達に与えた帆船。
レーダーに探知されない特性がある。が、乗っている人間の生態反応を消すことは出来ない。
ターボゾード
最高のテクノロジーで作り出された車型ゾード。合体すれば最強のゾード、ターボメガゾードとなる。
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
| トミー・オリバー | ジェイソン・デビッド・フランク | 荻原秀樹 |
| アダム・パーク | ジョニー・ヨング・ボッシュ | 川中子雅人 |
| ターニャ・スローン | ナギア・ブリース | 大塚瑞恵 |
| キャサリン・ヒラード | キャサリン・サザーランド | 金月真美 |
| ジャスティン・スチュワート | ブレイク・フォスター | 久保田恵 |
| ゾードン | ウィストン・リチャーズ (声 - ボブ・マナハン) |
齋藤龍吾 |
| アルファ5(声) | リチャード・ホーヴィツ | 松井紀子 |
| ジェイソン・リー・スコット | オースチン・セント・ジョン | 村井厚之 |
| キンバリー・アン・ハート | エイミー・ジョー・ジョンソン | 荒井静香 |
| ロッキー・デサントス | スティーブ・カーデナス | 中嶋一星 |
| ラルゴ(声) | レックス・ラング | 無し |
| ビタル(声) | J.B.レバイン | 無し |
| ディアラ(声) | J.B.レバイン | 無し |
| バルク | ポール・シュリアー | 大山昇 |
| スカル | ジェイソン・ナーヴィー | 川中子雅人 |
| ジェローム・ストーン警部 | グレッグ・ブロッグ | 長嶝高士 |
| アーニー | リチャード・ギネル | 無し |
| ディバトックス | ヒラリー・シェパード・ターナー | 寺内よりえ |
| ライゴグ(声) | レックス・ラング | 河相智也 |
| エルガー(声) | デレク・ステファン・プリンス | 遊佐浩二 |
| ピラナトロン・ウォーリアー | カイ・ドイ グレッグ・コリンズ |
長嶝高士 遊佐浩二 |
| リタ・レパルサ | カーラ・ペレス (声 - バーバラ・グッドソン) |
登場シーンカット |
| ダニエルコーチ | スコット・フィッシャー | 河相智哉 |
| レフリー | エド・ニール | 齋藤龍吾 |
| 実況アナウンサー(声) | ブラッド・オーチャード | 不明 |
| リングアナ | カリル・G・サバーグ | 不明 |
| ナレーション | ボブ・マナハン | 長嶝高士 |
| 予告編ナレーション | ケリガン・メイハン | 藤原啓治 |
| 役名 | 俳優 |
| レッドレンジャー | 前田浩 |
| グリーンレンジャー | 横山誠 |
| ブルーレンジャー | デヴィッド・ホールド |
| イエローレンジャー | 横山和博 |
| ターボメガゾード | 前田浩 |
| アルファ5 | ドネニ・キストラー |
| ライゴグ | エド・ニール |
| エルガー | ダニー・ウェイン・スタルカップ |
| マリゴル | マイク・ディーク |
| ロード・ゼッド | エド・ニール |
| ピラナトロン | スティーブ・カーデナス ジョニー・ヨング・ボッシュ |
| 製作総指揮 | ハイム・サバン、シュキ・レヴィ |
| プロデューサー | ジョナサン・ヅァクワー |
| 音楽 | シュキ・レヴィ |
| 撮影監督 | イアン・ローゼンバーグ |
| セカンドユニット監督 | 坂本浩一 横山誠 ジョナサン・ヅァクワー ジャド・リン |
| スタント・コーディネーター | 坂本浩一 |
| プロダクション・デザイナー | ユダ・アッコ |
| 編集 | ヘンリー・リチャードソン B.J・シアーズ |
| 脚本 | シュキ・レヴィ シェル・ダニエルソン |
| 監督 | シュキ・レヴィ デヴィッド・ウィニング |
| 製作 | サバン・エンターテイメント 東映 |
| 配給 | 20世紀FOX |
| 日本語版スタッフ | |
| 演出 | 鍛治谷功 |
| 翻訳 | 中村紀美子 |
| 調整 | 長井利親 |
| 製作(東映) | 遠藤雅義、古玉國彦 |
| 監修(東映) | 鈴木武幸、高寺成紀 |
| 制作 | ムービーテレビジョン、東映 |
| 配給 | 東映 |
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/06(土) 09:00
最終更新:2025/12/06(土) 09:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。