ピラミッド(ドラゴンクエスト)とは、ドラゴンクエストシリーズに登場する迷宮、およびそこで流れるBGMの名称である。
→そのほかの用法については「ピラミッド」記事を参照。
なお、ドラゴンクエストXのピラミッドを舞台としたバトル系コンテンツ「ピラミッドの秘宝」についても本項で解説する。
現実に存在する巨大建築物「ピラミッド」をモチーフとした迷宮で、四角錐の形状をした石造りの巨大建築物である点、古代の王の墳墓であり内部には秘宝が眠っている…といわれる位置付けについても共通している。また、ミイラおとこやマミーといったゾンビ系モンスターが徘徊していることもお馴染みである。
ドラゴンクエストシリーズにおいては、以下の作品にてピラミッドが登場する。
本作では、物語の比較的序盤でピラミッドが登場する。
マップ西端部のイシス地方には砂漠が広がっており、ピラミッドはその砂漠内に存在している。プレイヤーたちはアイテム「まほうのカギ」を手に入れるため、内部へと足を踏み入れることとなる。
出現するモンスターは、ミイラおとこやマミーといったゾンビ系のほか、かえんムカデなどの虫系も登場する。また、ひとくいばこという宝箱に擬態したトラップモンスターも多数生息しており、勘違いしてうかつに開けようとすると襲われてしまう.
ピラミッド内のまほうのカギへの道は隠されており、そのままではたどり着くことができない。
隠された道を発見するヒントは、同地方の街・イシスの城の2階にて子供が歌っているわらべ歌の中に含まれている。
(上記はFC版。リメイク版では歌の内容が異なる)
具体的な内容にはなっていないが、このヒントに沿ってピラミッド内の壁を調べていくと、まほうのカギの眠る場所へと続く道を開く「ちいさなボタン」を発見できるようになっておる。
本作のピラミッドは、拡張ディスクとなる2ndパッケージ「眠れる勇者と導きの盟友 オンライン」で追加されたエリアにて登場する。
人間が治める大陸「レンダーシア」の北東部、デフェル荒野とよばれる砂丘地帯の最奥部に位置しており、内部へはそのまま制限なく突入することができる。ピラミッド内部は地下1階と地下2階の2フロア構成で、バージョン2.3時点では、フロア上に第一〜第八までの計八つの霊廟の存在が確認されている。
本作におけるピラミッドは、その迷宮そのものが「ピラミッドの秘宝」というバトル系コンテンツの舞台として存在しており(真のピラミッドを除く)、前述の第一〜第八の霊廟へとそれぞれ突入し、襲い来る秘宝の番人たちを掃討して「黄金の秘宝」を持ち帰ることがプレイヤーたちに与えられた目的となる。
ピラミッドの登場と同時に実装された、新たなバトル系コンテンツ。
プレイヤーたちの目的は前述の通りで、ピラミッド内部に存在する八つの霊廟へ突入し、出現する大量のモンスターたちをすべて倒してクリア報酬「黄金の秘宝」を持ち帰ることにある。
本コンテンツのバトルは従来のものと方式が異なっており、総勢40~50体程度出現するモンスターたちとのバトルには区切りがなく、バトル開始から最後のモンスターを倒すまでノンストップでバトル状態が続く。
一度出現するモンスターの数は4~8体で、それをすべて倒すか、一定時間経過で次の4~8体が追加出現する流れとなっており、プレイヤー側の殲滅速度が低い場合は、次々と登場するモンスターたちの群れに囲まれてしまうこととなる。最後にはボスモンスターが登場し、これを倒すことでクリアとなる。
これまでのバトル系コンテンツは、一度に戦うモンスターたちの数も1~3体程度と少ないものであり、有効な戦法も単体への大ダメージを繰り出すとくぎや呪文が重用されるものであった。対して本コンテンツは「無数のザコモンスターたちが入り乱れる乱戦」という、まるで無双シリーズのようなバトルであり、有効となる戦法も異なってくる。こちらは一転してブーメランやギガスラッシュといった範囲攻撃が重要であり、いかにすばやく周囲のザコモンスターを掃討するかがカギを握る。
ピラミッド内で流れるBGMは通常のダンジョン用のものとは異なり、専用のエスニックな楽曲が用意されている。
| ピラミッド(ドラゴンクエスト) |
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初出となったドラゴンクエストIII以降、リメイク版を含めた以降の作品においても本楽曲をアレンジしたものが流れる。
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最終更新:2025/12/06(土) 04:00
最終更新:2025/12/06(土) 03:00
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