フォース・インディアとは、2008年よりF1に参戦しているコンストラクターである。
元々はエディー・ジョーダンが設立したジョーダン・グランプリがチームの祖先、
その後ミッドランド(MF1)そしてスパイカーF1と経て、
インドの実業家であるビジェイ・マルヤが2007年のシーズン中にスパイカーF1を買収し立ち上げた。
F1史上初のインド所属のF1コンストラクターである。
参戦にあたり、スパイカー時代からの契約でエイドリアン・スーティルの残留は決まっていたが、
もう一枠をめぐって有名ドライバーがシーズンオフのテストに多数参加し争っていた。
結局ジャンカルロ・フィジケラがシートを得る事になる、なおサードドライバーはビタントニオ・リウッツィに決定。
マシンはスパイカーのシーズン後期に使用したマシンを改良したVJM01で参戦、これは大元がジョーダンの2004年マシン、EJ14であり、モノコックにおいては5シーズンにわたって「古いF1マシンを大切に末永く使いましょう計画」が実行され、レギュレーションに応じて魔改造改良されていた。そしてそのシーズン中にも大幅な魔改造アップデートを行った。
雨のモナコGPでスーティルの頑張りが光ったが、結局は両ドライバーともノーポイントでシーズンを終わる。
2009年については現行のフェラーリエンジン使用契約を破棄し、マクラーレン・メルセデスとの提携を発表した、
内容はメルセデス製エンジン、マクラーレン製ギヤボックスおよびハイドロリック系、KERSの供給である。
前後してチーム代表のコリン・コレスと最高技術責任者マイク・ガスコインの離脱、マーク・スミスのテクニカルディレクター就任が発表された。
マシンはEJ14以来、チームとしては初のオリジナルマシン、VJM02を開発した。
VJM02は見事な直線番長っぷりを見せつけ、2009年のベルギーGPにおいてフィジケラがチーム創設初PPを獲得、レースにおいても激闘の末2位入賞。
また、次戦のイタリアGPよりフェラーリへ電撃移籍したフィジケラに代わりリウッツィがレースドライバーに昇格、レースもトップ集団に入る快走を見せつけた。
2010年も体制が同じだがサードドライバーにポール・ディ・レスタが加入。マシンは前年の改良型であるVJM03。
開幕から両ドライバーがコンスタントに成績を上げ、4強に次ぐ中堅チームの一角を成している。
しかし、テクニカルディレクターのジェームズ・キーがザウバーに移籍したことや、相次ぐ訴訟合戦に敗北し続け
ていることから成績が下降線をたどっており、ウィリアムズに迫られている。
2011年はポール・ディ・レスタがセカンドドライバーに昇格、スーティルは残留する。マシンは前年の改良型であるVJM04。
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最終更新:2025/12/06(土) 08:00
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