ブライアン・シコースキーとは (ブライアンシコースキーとは) [単語記事]

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『ブライアン・シコースキー（Braian Sikorski）』とは、アメリカ合衆国出身のプロ野球選手（投手）である。

概要

埼玉西武ライオンズ #50
ブライアン・シコースキー Brian Sikorski
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ミシガン州
生年月日	1974年7月27日
身長体重	185 cm 97 kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	1995年
経歴
ウエスタンミシガン大学テキサス・レンジャーズ（2000年）千葉ロッテマリーンズ（2001年-2003年）読売ジャイアンツ（2004年-2005年）サンディエゴ・パドレス（2006年）クリーブランド・インディアンス（2006年）東京ヤクルトスワローズ（2007年）千葉ロッテマリーンズ（2008年-2009年）埼玉西武ライオンズ（2010年-2011年、2013年-）
プロ野球選手テンプレート

ウエスタンミシガン大学から1995年ドラフト4位でヒューストン・アストロズに入団。

1999年にテキサス・レンジャーズに移籍し、2001年途中に千葉ロッテマリーンズに入団する。

2002年から中継ぎとして活躍し、リリーフ王国を築いた。2003年オフに外国人の刷新を図るべく戦力外通告を受け、2004年から二年間読売ジャイアンツに所属した。

2006年は東北楽天ゴールデンイーグルスと契約するも「子供の教育問題」を理由に一転して母国への帰国を希望し契約破棄帰国しサンディエゴ・パドレスに移籍したが、戦力外通告を受けクリーブランド・インディアンスに移籍した。

そして2007年は東京ヤクルトスワローズに移籍し、リリーフの一角として活躍したが、2008年に古巣であるロッテに移籍。

2009年はシーズン途中から抑えとして活躍し、15セーブを挙げた。しかし2009年オフ、残留交渉は合意に至らず埼玉西武ライオンズに移籍した。しかし在京球団内での移籍の多いこと・・・

2010年はこれまで中継ぎ抑えが壊滅的だった埼玉西武ライオンズの新戦力として、開幕から藤田太陽の後の抑えとして投げ続け、8月19日にはリーグ最速の30セーブを挙げ、最終的には33セーブを挙げ、最多セーブ投手のタイトルを獲得した。日本の一軍の登録期間が8年となったため、2011年からは「日本人枠」でのプレーとなった。

しかし翌年2011年は右肘の故障で戦線離脱。シーズン中の復帰の目処が立たない状態になったため、7月21日に解雇されてしまった。

2012年はカナダの独立リーグで先発、中継ぎとして9勝を挙げる。オフに西武の秋季キャンプに参加し、入団テストを受け合格した。

ところが2013年は右膝半月板手術でシーズンを棒に振ることになり、西武から二度目の通算成績を受けた。しかし在京球団の所属が多いこと・・・

人物・その他

腕を上下にヘリコプターのプロペラのようにぶんぶん振り回すのが特徴。大学時代にはアメリカの製造会社から「ヘリコプター」とあだ名された。寒い地域で投げる事が多かったため、体を温める手っ取り早い方法で腕を回し始めた若い頃からのクセで、現在のパフォーマンスとなっている。このパフォーマンスを真似するファンや子供が多く、幅広く認知されている。

また、「ロジンバッグを手につけまくりそれを舐める」「攻守交代の時にファールラインを踏まない」といったパフォーマンス(というよりゲン担ぎのようなもの)も来日当初から行っている。特にファールラインには歩幅を調節して飛び越えるなんともかわいらしい様子が見れるので、投げる前から色んな意味で楽しめる助っ人といえる。

通算成績

(2012年終了時点)

通算:12年	登板	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	防御率
MLB（2年）	40	0	0	4	5	0	2	.444	71.2	32	70	5.40
NPB（10年）	438	1	0	37	34	58	54	.521	606.2	178	598	3.10

記録

初登板	2001年7月11日	対福岡ダイエーホークス20回戦	千葉マリンスタジアム
初奪三振	2001年7月11日	対福岡ダイエーホークス20回戦トミー・ミッチェルから
初勝利初完投	2001年9月27日	対北海道日本ハムファイターズ27回戦
初セーブ	2002年7月28日	対西武ライオンズ17回戦	西武ドーム
初ホールド	2005年4月1日	対広島東洋カープ1回戦	東京ドーム