一騎当千

一騎当千とは、

1. 千人並の能力を持つ人物のこと。武力に限らず、知力、才能、経験などを称える際にも使われる。万人不当。
2. 塩崎雄二著の漫画、またはそれを基にしたアニメーション作品。本項はこれを説明する。

一騎当千（漫画）

　三国志の英雄の魂を封じた勾玉を通じ、その身に宿らせた現代の学生達（作中においては”闘士”と呼ばれる）、が、ぶつかり合いながら各々の運命を切り開いていく。２０１０年現在珍しくなくなった『歴史的文学作品をモチーフとした漫画、アニメ作品』のハシリである、とも言われる。

　三国志をモチーフとするものの、原典の面影はあまり見えず、関連する単語が記号的に扱われている程度である（国＝学校として各校の生徒が抗争するものの、戦術的な話は多くなく極めてミクロな戦いである）。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　また、闘士の多くは豊満な肉体を持つ女性であり、格闘シーンでは胸揺れ、パンチラ等いわゆる”サービスシーン”が目立つのもこの作品の特徴である。しかしその反面で、強姦、腕の断裂、主要人物の死等シリアスかつグロテスクな要素を取り扱う事もあり、作品全体の雰囲気は基本的に張り詰めたものとなっている。

 

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