世界樹と不思議のダンジョン2とは、2017年8月31日発売予定のダンジョンRPGである。
対応プラットフォームはニンテンドー3DS。発売元はアトラス、開発元はスパイク・チュンソフト。
概要
世界樹と
不思議のダンジョン |
| 基本情報 |
| ジャンル |
ダンジョンRPG |
| 対応機種 |
ニンテンドー3DS |
| 開発元 |
スパイク・チュンソフト |
| 発売元 |
アトラス |
| 発売日 |
2017年8月31日 |
| 価格 |
6,480円(税別) |
| 対象年齢 |
CERO:B(12才以上対象) |
| ゲームソフトテンプレート |
『世界樹の迷宮』と『不思議のダンジョン』のコラボ作品2作目。
2017年3月26日のニコニコ生放送「アトラス新作発表SP2017<春>」で初めて発表された。
今作の舞台は、世界樹へ挑む冒険者たちが集う街オーベルフェ。
前作と同様蟻の巣構造のダンジョン、強敵D.O.Eといった基本的なシステムは変わらないが、新クラス、新スキル、新モンスターと中身は大きく変化している。
先着購入特典はCD2枚組の『世界樹の迷宮ユーザーズベストアルバム』。歴代ナンバリングの人気曲を収録した2枚組となっている。
また初回生産限定盤は「10thAnniversaryBOX」として販売され、
特別デザインの特製BOXとキャラクターアート集が付属する。
なお今回の初回生産は受注生産である。ほしい方は予約で購入をしよう。
スタッフ
- プロデューサー … 小森成雄(アトラス)
- ディレクター … 長畑成一郎(スパイク・チュンソフト)
- シナリオライター … 冨江慎一郎(スパイク・チュンソフト)
- サウンドコンポーザー … 古代祐三
- キャラクターデザイン … 長澤真
- クラスデザイン原案&キャラクター原案 … 日向悠二
- 新規キャラクターイラストレーション … 笹津啓志(アトラス)
クラス
クラスは前作世界樹と不思議のダンジョンにでた10職に加え、以下の5職が加わる。
今作ではシナリオを進めるとサブクラスが解禁されるがサブクラスのスキルも全く制約なしに振れるためどの職でどのサブクラスを据えるかよく考えること。
- ファーマー
- IIIに登場した、探索のエキスパート。
当然のごとく採集スキル全てを網羅している(が、レベル一桁ではアクティブスキルを習得できない)他、遠距離攻撃や異常付与スキル等も習得でき、癖はあるものの中々に多芸。
本人の火力は最低限あります程度だが意外にも盾が装備でき、耐久も中々(能力がTP・TEC以外プリンスの劣化なのは内緒)なので強化・弱体職をサブクラスに据えると活躍しやすい。
敵を倒すと恩恵を得られるスキルもあり、ファーマーをサブに取る場合はこれが目当てになるだろう。
- モンク
- IIIに登場したクラス。攻撃面でも活躍できる回復役。
だが回復手段がメディックより少ないうえ、回復できる範囲も狭い。
今作では5で登場した拳甲を装備して戦うが拳甲と盾は両立できないため、サブクラス習得にはこのことをよく考える必要がある。とはいえ自前で突壊炎氷属性を使えるため攻撃面で困ることはないはずである。アタッカーとしての能力はレベルアップと共に充実していくが、接近戦を強いられる割にHPが低く、盾・重鎧を装備できないためフォローは必要だろう。
- アルケミスト
- I・IIに登場。属性攻撃のスペシャリスト。
同じく属性攻撃が行えるルーンマスターと違い、魔弾の射程が短いが全て貫通する特徴を持つ。
術式は複数方向に飛ばす他、圧縮することで一方向に収束する。また、「~属の術式」というバフ版リンクスキルを持ち、多段攻撃を行う職との相性もいい。
本人はメディック・カースメーカーよりは高い耐久力を持つが序盤のTECの伸びが前衛職並に悪く、クリアレベル帯あたりから始まる急成長まで辛抱強く待たねばならないため、レベルリセットダンジョンでは活躍しづらい。
一方、腹持ちは非常にいい部類で、TPも属性攻撃職としては低めとはいえ十分あるため先述の「~属の術式」を含めたバッファーとして活躍しやすい。
サブクラスとしてはやはり高TEC職が攻撃術式目当てで取るという選択がベタだが、弱点を付与する「変性の術式」の範囲が正面1マスしかないことを考えると前衛職が持つのも悪くない。
- パイレーツ
- IIIに登場した海賊。突剣と銃を装備可能。ガンソドマスタリを取得することで右手に銃・左手に突剣というスタイルが可能となる。ただし小型の銃でないとカンソドスタイルができない。また、盾装備可能職をサブに据えても銃×盾はできない。
盾・重鎧が装備できず、自前スキルも癖が強いが本人はAGI・LUCが高く、ソードマンやガンナーをサブクラスに据えてどちらかの武器に特化すると本職以上の攻撃性能を発揮できる。というかAGIに至ってはシノビすら悠々と追い抜いてしまう(Lv56パイレーツのAGI=Lv99シノビのAGI)ため、シノビの道を突き進むのもいいかもしれない。
スキルの独自性・癖が非常に強いためサブパイレーツはあまりお勧めしない。
- ケンカク
- 本作の新職業。名前の通り刀を扱う。というか採集スキルすら投げ捨ててスキル全てを刀につぎ込んでいる。よって刀を使わない場合サブクラスにする価値は皆無。また、STRはトップクラスなもののSTR・LUC以外の能力が低く、特に耐久力は近接攻撃職で最低なので本職で使う場合はフォロー必須。
そのSTRだが序盤はシノビ・ソードマンの陰に隠れがちでクリアレベル帯辺りから伸びが加速して追い抜く形になる(Lv75ケンカクのSTR=Lv99ソードマンのSTR)。
スキルはシレン外伝のアスカ見参及び風来のシレン3がベースとなっており、一刀と二刀に分かれている。その割にケンカク♀にピンク髪がいないのは内緒。盾が装備できないからか。
二刀マスタリーをとることで二刀流ができるようになるが、刀以外の二刀流はできず、一刀スキルと二刀スキルは同時に使用することはできない(シノビの刀スキルはどちらでも右手武器のみで使用可)。
一刀流は攻撃範囲が広く、盾職をサブクラスに置けば盾と両立できる。ただケンカクは命中率に関係するAGIが低いのでソードマン等の盾装備可能職にサブをつける形の方が使いやすい。盾が装備できるピンク髪はパラディン♀しかいないのでアスカプレイをしたいならピンクししょーを使おう。
二刀流は♂がシレン3のセンセーがモデルなだけあって通常攻撃・近接攻撃の火力はトップクラス。とはいえ刀を振るだけならソードマンのサブで使った方が安定するのでパッシブが強いダンサーをサブにつけるとよい。サブケンカクの二刀流はシノビやダンサー、フーライ程度しか務まらないだろう。
ちなみに本作品パッケージの顔を務めているのはケンカク♀。
また、前作に登場したクラスもスキルが見直されており、FP周りやサブクラスの登場で評価が大きく変わる職業も。尚、グラフィックやステータスは全て使いまわしであるため、ガンナーは大きな哀しみを背負った。
基本的な立ち回りに変化はないため詳細は前作の項参照。
- ソードマン
- 今作では剣スキルはSTR、突剣スキルはAGIに優れるほど効果が発揮される仕様となっている。本人はSTR・AGI両方高いがAGIに優れる攻撃職にダンサー・シノビ・パイレーツがいるため突剣型を使いこなすには一考の必要がある。あるいは刀職をサブクラスに据えて刀を持つか。
D.O.Eキラーとして名高いリンクスキルは今作では低レベルだと碌に付与されないが、最大まで上げることによって100%付与できるようになっている。
前衛職であるにも関わらず充分なTPを持ち、腹持ちも何気にいいため迷ったらとりあえず入れておくといいのは前作同様。
サブクラスとしてはとりあえず盾装備&壊攻撃があるため前衛職なら基本的に候補に入る。
- パラディン
- 挑発の弱体化・被ダメTP回復の撤廃・ポテチの仕様変更の煽りを受けて弱体化し、特にTPの低さが露呈。
とはいえぶっちぎりで1位のHPや守備力の高さは健在でなんだかんだで入れておくととても心強い。
STRがそこそこ高いほかAGIも最低限あるためサブクラスの武器スキルで積極的に攻撃に参加することも可能になった。また、パリングで物理攻撃を無効化することも。
サブクラスとしては盾装備職でも生存力を高めるスキルを揃えているため守りに不安がある場合に選択。
- ガンナー
- サブクラスが登場したにも関わらず能力面の欠点がそのままな為、優秀なスキルをパイレーツやダンサーなどに掻っ攫われる不憫な職。本人が生き残るにはルーンマスターをサブに据えて継戦能力を高くするビルドを行うのが望ましいか。レベルリセットダンジョンで唯一銃を持ち込める職だがとにかく色々アレなので愛がなければメインに据えてはいけない。
パイレーツの項でも述べたが銃と盾は同時に装備できない。
- ルーンマスター
- 全職業で最も紙耐久な割にTPやTECがメディックやカースメーカーに劣る(TPは逆転してくれる)ためアルケミストをサブに据えて術式に転向するのが望ましいか。尚、印石を強化するパッシブスキルを新たに獲得した。
サブクラスとしてはルーンの盾やTPカット目当てでもお釣りがくる他、三属性強化も見逃せない。
カースメーカーやメディックが三属性の攻撃手段を確保したい場合の選択肢にも。
- メディック
- 高TEC職の中でも軽鎧・盾が装備できるというのがアイデンティティーであり、それだけでメディックを素体にする価値がある。今作では回復薬を強化するスキルを習得。尚、前作より腹持ちが結構悪くなってるので注意。
サブクラスとしても、回復役として活躍させたい時に真っ先に候補が上がる。リフレッシュだけ欲しいならパラディンを選ぼう。
- ダンサー
- サブクラスの登場にて大きく開花した職業その1。なにしろHP・VIT・装備以外フーライより優れた能力を持ち(TP・TECは抜かれてしまうが)、自前スキルはバフと通常攻撃を強化するもの。サブクラスで攻撃スキルをゲットしたため、アタッカー性能が飛躍的に向上した。もちろん部屋に敵がいる時に倍速化する能力はそのままであり、それも強力な個性として輝く。ただし、前衛職として使うにはHPがやや足りないので無闇に前に出すのは控えた方がいいかもしれない。
尚、新たに習得した攻撃スキル「連撃の舞」はパッシブの舞スキルを極めるほどに威力が上がるのだが、極めてもケンカクの「連斬の舞」と火力はほぼ同じなので二刀流ケンカクを持ってる場合は注意。
サブクラスとしては主に通常攻撃を強化したい時に候補になる。
- カースメーカー
- サブクラスの登場にて大きく開花した職業その2。実は意外とLUCの成長曲線が晩成気味なカースメーカーだがトップクラスのTECを持つ他殴れなくもないSTRを持っており、ぶっちゃけガンナーとして最高クラスの適性を持つ。勿論ルーンマスターやアルケミストも適正あり。
ルンマスに次ぐ打たれ弱さが欠点だが、敵を怯ませるパッシブスキルがそれを補ってくれる。
ただし、前作ほどではないが腹持ちの良さは依然トップクラスなものの、FP周りの仕様変更で食糧の心配はしなければならなくなった。
サブとしても先述のパッシブスキルや各種状態異常そのものが超強力なので高LUC職なら常に候補。
- プリンセス(プリンス)
- サブクラスの登場にて大きく開花した職業その3。本職スキルも号令スキルを最大まで上げることにより最大の欠点だった自身への確率付与を克服した。また、新スキル「品格」により隣の敵を怯ませることも。
また、HPが伸び悩むものの装備品の豊富さがそれを補っており、しかも圧倒的腹持ちの良さとフーライ並の能力と圧倒的LUCにより様々なサブクラスに適性を示す。ただしTPが低いので一刀ケンカク等低燃費でも戦える職が望ましい。
サブとしてはとりあえず盾と強化バフスキルが欲しい時に選択。
- シノビ
- 基本的な立ち回りに変化はないが、フーライとの組み合わせはソロ探索に最も向いた組み合わせ。
シノビベースだと攻撃的に、フーライベースだと防御的になる。
とはいえ腹持ちが悪く、ポテチもあまりあてにならないため食糧はたっぷり持ち込むこと。
サブとしては各種忍法によるトリッキーなスキルの数々が目当てとなるだろう。
- フーライ
- HPの自然回復が並になったがサブクラスの登場により前作に増して汎用性が拡張。新スキル「道具知識」は道具の性能をより引き出すものであり、印石が合成できるようになったことも相まって一層シレンのようにアイテムを駆使した立ち回りがしやすくなった。
燃費が悪くなったとはいえメイン/サブ共に「脱兎の如し」が異常に強く、サブクラスに迷ったらとりあえずフーライを選べば間違いない。
フーライのサブはプレイスタイルに応じてなんとでもといえるくらいなんでもできる。ただしフーライの攻撃スキルは銃・拳甲では使えないのでそこだけは注意。
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関連項目
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- ニンテンドー3DSのソフト一覧
- アトラス
- スパイク・チュンソフト
- 世界樹の迷宮シリーズ
- 不思議のダンジョン
- 世界樹と不思議のダンジョン