初瀬亮二とは、特撮テレビドラマ「仮面ライダー鎧武」の登場人物である。
演:白又敦
チーム「レイドワイルド」のリーダー。
チーム「インヴィット」のリーダー・城乃内秀保=仮面ライダーグリドンと手を組んでおり、よく一緒に行動している。普段は城乃内に素直に流されてしまっているが、変身後は意図せず城乃内を振り回している。
野心家だがとても短気で、思い立ったらすぐ行動に移すタイプ。そのせいで変身して間もない葛葉紘汰=仮面ライダー鎧武のやられ役となってしまったりと、今のところいいとこが全然ない。
黒影に変身しグリドンと一緒に駆紋戒斗=仮面ライダーバロンを倒したにもかかわらず、その後すぐ鎧武にやられてマツボックリロックシードを奪われた挙句「覚えてやがれ!」と吐いて逃げ去った所はむしろ小物の鏡である。黒影初登場の際は珍しくカッコよかったがよく考えたら一言も喋っていない。
一部視聴者からはウヴァさんみたいな癒し系キャラだと思われているようだが、グリドンを盾にしながら攻撃を喰らわせる作戦を立てる程度には賢い。でも多分勝てない。
また、チーム「バロン」と同盟を組む際に差し出されたロックシード2つのうち、AクラスのイチゴロックシードではなくCクラスのマツボックリロックシードに手を伸ばすという、ある意味神がかった直感を持っている。
その後はヘルヘイムの森でのロックシード集めゲームに参加した際に、仮面ライダー斬月と戦い敗北。
戦極ドライバーを破壊され力を失い、チームメイトからは見捨てられるなど絶体絶命の状況に追い込まれ、アーマードライダーやインベスの幻覚が見えるほど追い詰められてしまった。
力を欲した結果、禁断のヘルヘイムの果実を口にしてしまい、ヘキジャインベスへと変貌。紘汰の必死の説得も空しく、沢芽市の人々を傷つけていく。
最終的に鎧武との戦いの最中にユグドラシルの新世代ライダーが介入し、シド=仮面ライダーシグルドによって紘汰の目の前で始末されてしまった。
実力を追い求めた挙句無惨な最期を遂げた彼は、全国の子供達にトラウマを植え付け、「仮面ライダー鎧武」という作品が同じ「平成ライダー二期」とされる「W」から「ウィザード」までの作品とは違ったコンセプトであるという象徴たる存在となった(平成二期の死亡者は基本的に敵サイドか主人公サイドのどちらかに深く関わっていた人物ばかりであり、変身能力を持っていたとはいえほとんど一般人に近い存在がここまで早い時期に死亡することはなかった)。
初瀬の早々の退場はクランクアップ時点で脚本家である虚淵玄から白又に伝えられており、虚淵が脚本を担当した「魔法少女まどか☆マギカ」の巴マミのようにその死をもって物語のターニングポイントを作る役割だと理解していたという。
そして白又は「初瀬る」という言葉を流行らせようとしている模様
マツボックリアームズ! 一撃 イン・ザ・シャドウ!
初瀬がマツボックリロックシードを使って変身した姿。
和風で黒くてゴツいのでそれなりにカッコいいけど雑兵っぽい。武器は「影松」という長槍型アームズウエポン。
公式ホームページのデータによれば、防御力は低いが軽量型で強度があるようだ。
劇中で見せた必殺技はいずれも高く跳び上がり空中から影松を突き出して攻撃する形である。
初登場は5話。
6話自己紹介の際に「俺は、アーマードライダー黒影。そしてこいつは、グリドン」と勝手に名乗ってしまった為、自分だけカッコいい名前になった。たぶん初瀬に悪気はない。
余談だが、松ぼっくりは一応生で食べられるものもある。ただしフルーツではない。
戦極ドライバーを失い、力を求めた初瀬が禁断の果実を食べて変貌したインベス。
詳細は「ヘキジャインベス」を参照。
| 仮面ライダー鎧武の登場人物 | |
|---|---|
| 仮面ライダー | 葛葉紘汰 - 駆紋戒斗 - 呉島光実 - 呉島貴虎 初瀬亮二 - 城乃内秀保 - 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ 錠前ディーラー シド - 湊耀子 - 戦極凌馬 |
| インベス | ビャッコインベス - ヘキジャインベス |
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最終更新:2025/12/23(火) 13:00
最終更新:2025/12/23(火) 12:00
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