大川隆法 単語


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大川隆法 (おおかわりゅうほう。本名:中川隆)とは、宗教法人「幸福の科学」とそれを支持母体とする政党「幸福実現党」の創始者兼総裁である。2009年衆議院議員選挙にて幸福実現党総裁として出馬し落選した。

経歴

 1956年7月7日生まれ。東京大学法学部卒業後、大手総合商社(トーメン)入社。ニューヨーク本社(いわゆる世界貿易ビル)勤務のかたわらニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。1986年10月、宗教法人「幸福の科学」設立。

著作について

 現在までに500冊以上の著書が刊行されているが、執筆による著作ではなく、講演会などで語った内容がほぼそのまま文字起こしされて発刊されることが多い。あまりに新刊を出す速度が速いので(1ヶ月に2・3冊ペース)、一時はゴーストライター説がささやかれたが、全ての著書について本人が語った内容が録音・録画されたメディアが保管されているので、そうした批判はされなくなった。
  この著作方式は、講演活動と著作活動を両立できるというメリットがある反面、講演での言い間違いがあったり、中身の薄い話をすると、まともな本にならないというデメリットがある。つまり自分が語る内容に細心の注意を払わなければならない。その意味で大川氏の演説能力は高いということができる。(ちなみに講演の際に原稿を読むことはほぼない)

学生時代

 ◆東京大学受験失敗

 東京大学法学部を卒業しているが受験に一度失敗し、一浪している。学力的には充分合格圏内であったが、「受験会場は寒いので寒さ対策を万全にするように」との兄の助言から、衣服の裏面にたくさんのホッカイロを貼り付けて受験に臨んだ。だかあいにく当日は暖かい日であった。その結果頭が全く働かず、不合格となった。

 ◆司法試験不合格

 大学4年に司法試験を受験しているが不合格となっている。知識試験においては合格点を10点ほど上回り合格したが、論文試験においては本人曰く「学者的な答案を書きすぎたために」不合格となった。(※)

  ※論文試験においてはあくまで優等生的な文章をかくべきであるが、文中において最高裁の判例を引き合いに出して激しく批判したため採点がよくなるはずもなく、不合格となった。

幸福の科学への布施

 布施に関しては「植福の会」なるシステムがあり、毎月口座振替で布施できるようになっている。(一口千円)ただしこれは任意の加入であり、信者に義務付けられた会費は存在しない。ただし、○○○祈願、××大祭など行事への参加あるいは宝具の受領など、信者が何らかのアクションを起こす都度、布施を納めるシステムになっている。行事への参加は数千円~数万円、宝具の中には数百万円のものもある。

 つまり、あまり宗教活動に熱心ではない信者は金銭的負担はほとんどないが、信仰心あふれる信者であればあるほど相当額の金銭をささげているということが予想される。

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最終更新:2025/12/22(月) 08:00

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