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この項目は、 『天下一将棋会2』の内容が少ないです。 調べものなどの参考にはなりますが絶対的に内容が不足しています。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 |
『天下一将棋会』とは、コナミのアーケードゲーム形態の将棋ゲームである。
2011年4月に一部店舗を除いて天下一将棋会2にバージョンアップしている。
それに伴い、2011年8月31日に天下一将棋会1の稼動は停止する。
コナミデジタルエンタテイメントが提供しており、2010年1月より天下一将棋会が、
2011年2月より天下一将棋会2が全国のアミューズメント施設やゲームセンターで稼動している。
・麻雀格闘倶楽部やクイズマジックアカデミー同様、"e-AMUSEMENT PASS”対応。全国のプレイヤーと対戦できる。
・Felica対応の筺体では、対応ICチップ内蔵の携帯等でもデータを保存できる。
・麻雀格闘倶楽部と同じ「格闘倶楽部シリーズ」と位置付けられており、麻雀格闘倶楽部と同じ筐体を流用している。
<<共通点>>
・ライフ制と買取制の二種類のプレイモードがある。
・1クレジット=100円。
・勝利するとボーナスライフorボーナスタイムが与えられ、コンティニュー時の追加クレジットがある程度軽減される。
1プレイ分の料金を投入すると、最初に1000ライフ与えられる。
<<特徴>>
・追加クレジットにより600ライフ追加できる。
・持ち時間の進行とともにライフも減少していく。また、鬼神瞑想(後述)時にもライフが減少する。
・所持ライフを使い切った場合、1クレジット投入して600ライフ追加するか、投了して中断するかを選ぶことになる。
・1ゲーム終了後、勝利するとボーナスライフが与えられ、
所持ライフが規定を満たしていると、追加クレジットなしでコンティニューすることもできる。
(規定例:100を基準として、99以下…1クレジット追加、100以上…無料コンティニュー)
1プレイ分の料金に1クレジット追加投入すると買取制でのプレイが可能になる。
<<特徴>>
・追加クレジットを投入しても持ち時間を追加することはできないが、
1ゲームは確実にプレイでき、持ち時間をフルに活用できる。
・コンティニュー料金が高めである代わりに、3勝することで1ゲーム無料でプレイできる。
(規定例:持ち時間が3分以上…1クレジット,0分1秒以上…2クレジット,時間切れ…3クレジット)
[注:尚、これまで記述した料金については、標準的なものを記述しています。
1クレジット追加でライフ800回復、100円2クレの店舗等、ごく一部ながら例外もある模様です。]
プレイヤーの棋力及び指し方、設置店舗側の設定による。
ライフ制で減るライフの速度は非常に速い。始めたばかりの級なら早指しでも何とかなるが、
高段相手ともなると時間を要してしまうので1クレジットで終わらせる事が難しくなる。
ライフボーナスの件を含め、これらを受ける恩恵は上級者向けといえる。
じっくり腰を据えてプレイしたい、余計な事で集中を途切れさせたくない場合は、時間制を推奨する。
また、設置店舗によってライフ制や買取制の設定は異なる。
ライフ制でクレジット追加によるライフの回復が大きかったり、
買取制で常に1クレジットで1プレイできる店舗もあるので確認しておくのが良い。
・ 駒の動かし方や千日手(※)等、基本的なルールは通常の将棋と同じ。
初めての方でもプレイ画面などで説明があるので、それに従おう。
(※着手や対応等が同じ状態が 4回繰り返されると、引き分けとなるルール。詳しくは千日手(wikipedia)等を参照。)
・持ち時間は5分でそれが切れると1手10秒以内に指す必要があるが、30秒×3回の考慮時間がある。
・二歩や王手放置などの反則手、非合法手は指せないようになっている。
相入玉による引き分けがない(正確には確認中の模様)代わりに、
200手を超えると無条件で引き分けという独自ルールがある。
優勢になっても無駄に手数を稼がれないよう迅速に詰ませる事が必要となる。
また、劣勢でも粘り強く対応することで、引き分けに持ち込むことも可能。
←引き分けに持ちこんだ例
本作はCPUの思考エンジンに強豪CPUソフトのボナンザが使用されており、
対局中は常にリアルタイムでCPUが形勢判断や有効手の判断、評価を行っている。
対局者の指し手がCPUと一致した場合はエフェクトやSEが表示される。
・CPUの判断する候補手と指し手が一致する場合は輝手というエフェクトが表示され、「技あり」のSEが再生される。
・定跡通りの手の場合は定跡というエフェクトと共に「定跡」のSEが再生、直後に「有効」のSEが再生される。
・天下一将棋会2では「技あり」が3段階になり、特に良い手とされる場合はエフェクトやSEが派手になる。
・CPUが候補手を示す前の非常に短時間で着手した場合は早指しと表示される。SEは無し。
有効手や輝手として評価された場合は画面下部に表示される輝力メーターが貯まる。
メーターが貯まると輝石が与えられる。輝石は宝玉(後述)の材料になる。
尚、級位者の場合はボーナス経験値の付与がこれに代わる。
また、輝力2倍戦というランダムイベントの場合、通常の2倍輝力が貯まる。
コンピュータの判断により「優勢」「形勢逆転」「勝勢」の判定演出として、その1手を指した時に竜巻が起こる。
またBGMや背景が変化するが、優劣不明の状態に戻った場合はBGMや背景は元の状態に戻る。
攻め合いの終盤戦かつどちらの玉も危機状態のときには
優勢を出された相手の起死回生の一手や必死により、出した側が頓死するのも珍しくはない。
↑事例1
挟撃を解消する手順を見逃しての投了は勿体なかった。
(応手を間違えなければ56桂から84角で必死を解消する手順もあるようだ)
↑事例2:先手玉は即詰みあり、後手玉も頓死筋ありで形勢不明の状態。
やや優勢ではあるが最善手を指さなかった後手とは対照的に、先手は72金打により一気に勝勢に。
対局中に使用すると、CPUの候補手が表示され、その4手先までコンピュータと試し指し、シミュレーションができる。
但し、使用中も持ち時間等が減り続ける。また、詰めろを掛けられている時等、候補手が表示されないこともある。
美濃囲いなどの有名な陣形に組み上げるとそれに対してエフェクトが発生する。
右四間飛車、四間飛車など戦法に対しても同様に専用のエフェクトが存在する。
囲いの判定は金銀と玉の位置関係で決まり、原則として桂香や大駒の有無や位置は無視される。
(なお、右玉など一部の囲いは桂馬の位置も判定要素になる)
2010年4月下旬に行われたバージョンアップにより、 主に初心者サポートシステムに新要素が追加された。
(動かせる場所が表記された特殊な駒の有効化、対CPU戦では待ったが可能、サポートCPUの追加等。)
天下一将棋会2では、手筋に関するエフェクトが追加された他、
1では見られなかった戦法や囲いのエフェクトも追加されている。(天守閣美濃囲い、箱入り娘、木村美濃囲い等)
ゲストプレイヤー及び初回プレイ者が受けることになる問題のことであり、
簡単な詰め将棋と最善手の判断からなる5問を解答し、その結果に基づいて級位が判定される。
級位者は経験値を得ながら、段位システムの登竜門である初段を目指す。
初段になると宝玉が与えられ、この宝玉を増やしていくことが目標となる。
対局相手に勝利するか輝石を10個獲得すると宝玉が一つ与えられ、負けた場合一つ減る。
二段昇格には5個の宝玉が必要となるが、初段昇格時及び復帰時に宝玉が3個配給されるので、
連勝等でさらに2個獲得すれば、すぐにでも二段へ昇格できる。
二段昇格後に極位への挑戦権が得られる状態まで上り詰める為には、さらに42個の宝玉が必要となる。
(三段になる為には3個(合計8個)、四段になる為には4個(合計12個)…)
初段の者が宝玉を全て失うと一級に降格してしまい、復帰には100以上の経験値が追加で必要となる。
宝玉の総数を47個以上に保つ、3連勝すると、極位に昇格することができる。
CPU戦も連勝数に含まれるがLv.15以上であることが条件。
極位であっても、天位昇格挑戦中に47個目の宝玉を失うと八段に降格し、
次に47個目を獲得して規定に従い3連勝するまで復活できなくなる。
天位…宝玉の総数を47個以上に保つ、CPUはLv.20以上に限る等、
規定に従って10連勝することが条件となる。
天位に昇格した場合、極位と違い宝玉を失っても階級が下がることはない(と言われているが実際は未確認)。
天位になると通常の宝玉とは別に、天宝玉と呼ばれる特別な宝玉が与えられる。
この天宝玉は特殊な方法を除けば天位同士の対局で勝った場合にのみ獲得することができる。
前述の輝石ボーナスはあくまで通常の宝玉が増加対象であるため、
天宝玉を増やすには天位同士の対局に勝ち越す必要がある。
天宝玉を10個貯めるごとに天位レベルが上昇し、Lv10やLv20になると鬼神のグラフィックが変化する。
天下一将棋会2での新要素。
プレイヤーはA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組などの階級に振り分けられる。
対局して勝てば順位戦スコアが上昇、負ければ減少する。
階級に応じた既定対局数を消化した時点でスコアが昇級ボーダーより高ければ昇級、
逆に降級ボーダーより低ければ降級となる。
一定数消化する前にスコアが非常に高い値(特別昇級ボーダー)に達した場合は特別昇級となり、
達した時点で上位の階級に昇格することができる。
逆に低い値(特別降級ボーダー)に達した場合は特別降級となり、その時点で降格となる。
最上位のA級には昇級関連のボーダーは存在しないため、特別降級、降級、維持の3種類のみ。
なお、初回プレイ時は順位戦ではなく登竜門戦へ参加させられる。
登竜門戦は壱の門~参の門の3階級に分かれていている。
既定の勝利数に達すると階級が上がり、参の門で昇級条件を満たすとC級2組に昇級する。
どれだけ敗北しても降級することはない。
ちなみに順位戦の階級やシステムは段位システムと直接の関係はない。
よって一番下のC級2組に天位の人間がいることもあれば、
一番上位のA級に低段位の人間がいることも(理論上は)起こり得る。
また、天下一将棋会2でのマッチングは原則としてこの順位戦の階級によって決まる。
A級~B級2組に所属する人間は同じA級かB級1組、B級2組の人間としかマッチしない。
C級1組やC級2組の人間は同じC級1組かC級2組としかマッチしない。
現状ではC級同士しか対局のないC級1組に対して、最上位のA級とも対局する可能性のあるB級2組は
非常に厳しいマッチになることが多く、この2階級での落差が非常に大きいと言われている。
本ゲームにおける段位システムの項からわかるように、
一種のやりこみ要素という側面もあり実際の棋力を反映しているとは限らないこと、
天位等の実力派のプレイヤーの動画が少ないことから、いわゆる”名人様”のすくつ(なぜか変換ry)となりがちである。
先述の通り、持ち時間がなくなって10秒将棋(考慮時間を全部使い果たした状態、時間切れになると即負け)になると精神的な余裕が無くなってしまうので、有段者であろうとファンタする可能性は充分考えられる。
投了ボタンも実装されているが、システム及びルールの関係・仕様から、
安易に選択したり煽ったりするのはよろしくない。
最近、外部出力の動画の投稿が増えている。
オンラインゲームでは原則として対戦相手の許可が無い場合は、
編集で対戦相手の名前を伏せるのがマナーとなっている。
対局相手の名前を出すことは悪意の有無に関係なく晒し行為になっていること、
対局相手の得意戦法がバレるなど、相手が直接不利益を被る可能性もあるので
理由なく対戦相手の名前を露出させる行為は控えよう。
多数の動画が存在するがアップロード者自体は比較的少数なので
天下一将棋会プレイ動画part1リンクで検索
すると便利です。
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最終更新:2025/12/06(土) 08:00
最終更新:2025/12/06(土) 08:00
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