天下一将棋会

天下一将棋会とは、アーケードゲーム形態の将棋ゲームである。

概要

コナミデジタルエンタテイメントが提供しており、2010年1月より、全国のアミューズメント施設やゲームセンターで稼動している。

アーケードゲームとしてのゲームシステム

・麻雀格闘倶楽部やクイズマジックアカデミー同様、"e-AMUSEMENT PASS”対応で全国のプレイヤーと対戦できる。
・麻雀格闘倶楽部と同じ「格闘倶楽部シリーズ」と位置付けられており、麻雀格闘倶楽部と同じ筐体を流用している。
<<共通点>>
・1クレジット=100円。
・勝利するとボーナスライフorボーナスタイムが与えられ、コンティニュー時の追加クレジットがある程度軽減される。

ライフ制

1プレイ分の料金を投入すると、最初に1000ライフ与えられる。

<<特徴>>
・追加クレジットにより600ライフ追加できる。
・持ち時間の進行とともにライフも減少していく。また、鬼神瞑想(後述)時にもライフが減少する。
・所持ライフを使い切った場合、1クレジット投入して600ライフ追加するか、投了して中断するかを選ぶことになる。
・1ゲーム終了後、勝利するとボーナスライフが与えられ、所持ライフが規定を満たしていると、追加クレジットなしでコンティニューすることもできる。
(規定例:100を基準として、99以下…1クレジット追加、100以上…無料コンティニュー)

時間制

1プレイ分の料金に1クレジット追加投入すると時間制でのプレイが可能になる。

<<特徴>>
・ライフ制とは異なり、追加クレジットを投入しても持ち時間を追加することはできないが、1ゲームは確実にプレイでき、持ち時間をフルに活用できる。
・コンティニュー料金が高めである代わりに、3勝することで1ゲーム無料でプレイできる。
(規定例:持ち時間が3分以上…1クレジット,0分0秒以上…2クレジット,時間切れ(3回の考慮時間も使いきった場合)…3クレジット)

将棋ゲームとしてのシステム

・ 駒の動かし方や千日手_(※)等、基本的なルールは通常の将棋と同じ。初めての方でもプレイ画面などで説明があるので、それに従おう。
(※着手や対応等が同じ状態が ４回繰り返されると、引き分けとなるルール。詳しくは千日手(wikipedia)等を参照。)
・囲いの完成や王手などによる演出・エフェクトが派手である。

200手を超えると無条件引き分け

相入玉による引き分けがない_{(正確には確認中の模様。)}代わりに、２００手を超えると無条件で引き分けという独自ルールがある。
(優勢になっても無駄に手数を稼がれないよう迅速に詰ませる事が必要となる。
また、劣勢でも千日手を避けつつ粘り強く対応することで、敗北ではなく引き分けに持ち込んだ方が有利な場合もある。(理由は後述))

輝力メーター

輝力メーターとは、段位者以上を対象とした、このゲーム独自のボーナスシステムである。
(級位者の場合は、経験値ボーナスが代わりに存在する。)

特に以下の場合には、「技あり」というSEと共にボーナスが発生する。
　　1.思考ルーチンが特に良い手と判断した場合
　　2.思考ルーチンが定石通りと判断した場合

早指しした場合にも、SEはないがボーナスの対象となる。
また、　輝力2倍戦というランダムイベントの場合、通常の2倍輝力が貯まりやすい。

輝石

輝石とは、10個集めることで自分の属性と同じ色の勾玉を1つ獲得できるアイテムであり、輝力メーターが満タンになると、1個追加される。
また、格上のプレイヤーに勝利した場合に、格上撃破祝儀として3個獲得できる。

鬼神瞑想システム

対局中に使用すると、候補手が表示され、その4手先までコンピュータと試し指し、つまりシミュレーションができる。
但し、使用中も持ち時間等が減り続ける。また、詰めろを掛けられている時等、候補手が表示されないこともある。

関連動画

公式転載

プレイ動画

関連コミュニティ

天下一将棋会に関するニコニコミュニティを紹介してください。

関連項目

• コナミ
• 将棋
• 麻雀格闘倶楽部
• e-AMUSEMENT PASS
• 天下一将棋会(Wikipedia)
• 公式サイト