小野塚小町とは (オノヅカコマチとは) [単語記事]

小野塚小町とは、ZUN(上海アリス幻樂団)制作の弾幕STG「東方Project」作品内に登場するキャラクター。
テーマ曲は「彼岸帰航　～ Riverside View」。

「東方花映塚」で初登場し、「東方文花帖」ではLevel 10のScene 1,3,5,7に、「東方緋想天」ではプレイヤーキャラクターとして参加した。

ファンの間での愛称は「こまっちゃん」、「きゃん」。
神主にしては珍しく、公式設定で巨乳・長身(と言われている)。

→東方Projectの登場キャラクター

ニコニコ動画における彼女を代表する動画はオノヅカセブン。
本人と全く関係ないところで「うぜえｗｗｗ」と多数のコメントが入るあたり、かなりかわいそうな扱いである。

性格

いわゆる「江戸っ子」のようなサバサバした性格。のんびり屋ではっきり物事を言わない秋田県民とは正反対である。

東方Projectでは珍しい「あたい」と言う一人称を使い、陽気で話し好き。場を盛り上げるのがとても上手く、一緒にいると非常に楽しいため、船頭の死神の中でも死者からの人気は高いと言う。

しかしその姉御的性格とは裏腹に、驚いた時等には「きゃん」と言う可愛らしい悲鳴を上げる。
これがよほどギャップだったのか、そのままニックネームにまでなるに至る。

役職

数ある死神のうち、三途の川の船頭を担当している。
さらに言うと、船頭の中でも幻想郷が存在する地域の死者を担当している。（幻想郷で小町以外の死神をほぼ見かけないのはそのためである）

死神には船頭の他に地獄の裁判所の受付から裁判の書記など様々な役職があるが、三途の川の船頭は外仕事な上に肉体労働であるため人気が無い役職らしい。

彼女はよく仕事をサボる。
そのサボリっぷりは外でも割と有名らしく、殆ど面識が無い（花映塚にて会った事はあるはずだが、初対面であるかのような会話）鈴仙に、緋想天にて「仕事をしないことで有名な死神」と呼ばれている。
サボリの泰斗、サボマイスタ。

持ち物

鎌: 小町は大きな鎌を持っている。; これは、死者に向けて『死神って本当に居たんだ』と喜んでもらうためのサービスの為のものらしい。実際結構ウケているようである。; …のだが、緋想天では武器として大いに実用している。
小銭: 弾幕として大量の小銭をばら撒いている。; この小銭は「渡し賃」として死者から受け取った物である可能性が高いため職務上の金を横領している事になるのだが、大丈夫なのだろうか？
舟: 小町の乗っている舟は三途の川を渡ることが出来る特殊な舟で、地獄からの支給品である。; ボロいが、小町の一存で新調出来るものではないため、渋々使い続けている。; 注）三途の川はこの特殊な船でしか渡ることができず、泳いでも泳いでも沈んでいってしまうらしい。; また、この性質から船賃を渋ったりするような者達の魂は川の途中で突き落とされ、溺れ、彼岸にもたどり着けず泳ぎ疲れたところで河に棲む外界で絶滅した大型魚や水竜に食べられてしまうという。; ちなみにボロ舟を新調出来ない理由として死者増加に伴う地獄の拡張の必要から、地獄は現在財政難に陥っており、死神の舟の新調にまで手が回らないらしい。; 小町が死者から受け取る「渡し賃」は本来なら地獄へと納められ財源となるものなので、大量にバラ撒いている小町の舟が新調されないのは、ある意味自業自得である。

能力

距離を操る程度の能力: 文字通り、現在地と目的地の間の距離を操る能力である。; これは三途の川の船頭をするのに用いられる能力であるが、彼女と同じ三途の川の船頭をしている死神はいずれもこの能力を持っているのだろうか？
人間の寿命が見える眼: こちらも文字通りである。; 「残りの寿命の半分と引き換えにこの目をやろうか？」と発言した事があるが、某ノートの死神との関連性は不明。