桜木町とは、
JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーラインの駅名として知られる。
ランドマークタワーや大観覧車「コスモクロック」の正面に位置し、動く歩道で連絡されている。みなとみらい線開業までは、みなとみらい地区への玄関口にあたる駅であった。
もう一つの最寄り駅、 みなとみらい線のみなとみらい駅はランドマークタワーを挟んで反対側にある。
同じ地名でありながら、中区と西区にまたがっている。駅があるのは中区である。
桜木町駅は初代横浜駅であり、新橋駅とともに鉄道発祥の地。あとから現在の横浜駅ができてからは、この駅を桜木町駅と呼ぶことになった。
海側は港湾地区として港横浜を支えたが、時代の変化により「みなとみらい21」として再開発された。1989年にはそのお披露目として地方博覧会「横浜博」が盛大に催され、その玄関口となった桜木町駅前には豪華寝台客車「夢空間」も展示され、多くの来場客で賑わった。遊園地「コスモワールド」のそのそばに位置する中途半端な高さの4つの展望塔は、このとき作られた施設である。
かつては東急東横線が乗り入れていたが、現在では地下を走る「みなとみらい線」につなぎかえられたことに伴い、東横線ホームが廃止された。廃止時には当時を名残惜しむ人たちが大勢押し寄せていた。
東横線駅舎跡は廃止後も長らく残され、美術ギャラリーなどとして利用されてきたが、取り壊しの上で駅ビル「CIAL」が建設中である。
海側の「みなとみらい地区」は一大商業地区となったが、横浜みなと博物館前の帆船日本丸、赤レンガ倉庫、乾ドック、汽車道など、往時の雰囲気を残す施設が多く残っている。
駅前には大型ディスプレイが設置されていたが、APECが開催された2010年11月を最後に運用停止され、 2011年2月の工事で撤去されてしまった。APECの時期にはこのディスプレイで「スイヘイリーベ ~魔法の呪文~」などの 楽曲のPVが流れていたほか、近辺の観光案内なども流されていた。
東横線の高架下はグラフィティ(スプレーアート)が有名であったが、東横線廃止後に塗り潰された。廃線跡は現在遊歩道として整備中である。
海と反対側にあたる駅の西側には古くからの繁華街である野毛地区があり、地下通路「野毛ちかみち」を通じて連絡している。野毛方面には場外馬券売場、横浜市中央図書館、神奈川県立図書館、野毛山動物園などの施設があり、京急の日ノ出町駅も程近い。
ゆずが歌う曲のタイトルにもなっているほか、「One more time,One more chance」(山崎まさよし)の歌詞の終わりのほうにも桜木町が出てくる。
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最終更新:2025/12/23(火) 06:00
最終更新:2025/12/23(火) 05:00
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