橋頭堡

橋頭堡とは、

1.橋を守るための砦

2.敵地へ侵攻する際に築く前進拠点

である。

概要

1. 橋を守るための砦

 橋は河川や渓谷などに掛けられるため物流において重要な役割を持つ。特に軍事行動においては軍隊の移動や兵站の確保のために橋がとても重要な役割を持っていた。もし橋が落とされれば軍隊や兵站は大きく迂回することを強いられ、作戦に支障をきたすことになる。そのため、敵の攻撃や破壊工作から橋を守る防御のための砦が橋の築かれた。

2.敵地へ侵攻する際に築く前進拠点　

　上陸作戦や侵攻作戦において、戦闘を継続するためには食料や弾薬などの兵站を考える必要がある。しかし物資を積んだ輸送船や輸送部隊は敵の攻撃に弱く、敵陣のど真ん中で補給をするのは難しい。そのため、上陸・侵攻の際には初めに敵の砦や陣地を奪い、周囲の敵を排除して活動拠点(橋頭堡)を築く。そして築いた橋頭堡で補給などを行いながら戦闘を続けるのである。

 

関連項目

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