殺しのカクテル 単語

コロシノカクテル

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殺しのカクテルとは、ドラマ「相棒」のストーリーの一つである。

話数としてはシーズン1の7話。相棒が亀山薫だった頃に起きた事件である。

概要

都内で飲食店を経営するチェーン店のオーナー、倉沢が殺害された。

倉沢チェーンは折からの不況による経営不振で、バー『リメンバランス』を除く全ての店が赤字だった。その為傘下の店の関係者と揉めていたという。その為捜査本部はリメンバランスを真っ先に操作対象から外した。

だが、それをみていた右京はそこから立ち去り、リメンバランスへ向かい、そこのバーテンダーの三好に接触をはじめた。

一方、薫と美和子は些細なことから喧嘩となり、美和子が家を出ていった。その直後、美和子の叔母、アキコ・マンセルがはるばるロンドンから家を訪ねて来た。どうやら、30年ぶりに行ってみたい店があるという。薫と美和子は手分けしてその店を探そうとするが……。

いわゆる最初に犯人が明らかになる倒叙式のエピソードで、どうして三好が長年ビジネス上のパートナーとして歩んできた倉沢を殺さなければならなかったのかという点はもちろん、どのようにして右京が三好を追い詰めるのかというところがミソである。そして、登場するカクテルの曰くとストーリーや展開への絡め方にも注目。

2019年4月にABEMATVで行われた視聴者向けのアンケートで、もう一度見たいエピソードの一つとして選ばれている。バーテンダーを演じている蟹江敬三の名演も高く評価されており、2014年に亡くなった際には追悼として再放送された。

また、この話の続きとして、Season6第14話『琥珀色の殺人』があり、同じく三好が登場して特命係に係ることになる。

ちなみに劇中で登場するカクテルのうちホーム・スイート・ホームはノベライズされた同名のエピソード中でレシピが公表されており再現することができる。ご自身で作ってみたり、行きつけのバーがあればバーテンダーに頼んでみても良いかもしれない。

脚本はボーダーラインなども手掛けた櫻井武晴、監督は大井利夫。

関連項目

  • 相棒
相棒
登場人物 特命係 杉下右京 - 亀山薫 - 神戸尊 - 甲斐享 - 冠城亘 - 青木年男 - 陣川公平
その他 米沢守 - 角田六郎 - 伊丹憲一 - 内村完爾 - 大河内春樹 - 小野田公顕 -浅倉禄郎
本編 殺しのカクテルピルイーター - ボーダーライン - 右京の目
映画 相棒 -劇場版Ⅱ-
関係者 役者 水谷豊 - 寺脇康文 - 及川光博 - 成宮寛貴 - 反町隆史
六角精児 - 山西惇 - 川原和久 - 片桐竜次 - 神保悟志 - 岸部一徳 - 石坂浩二 - 生瀬勝久
脚本 太田愛
音楽 池頼広
制作 テレビ朝日 - 東映 - 小学館
関連項目 刑事ドラマ - テレビドラマ - テレビ番組の一覧 - 官房長シリーズ

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