漢は黙って金閣寺とは、上海アリス幻樂団作成の同人ゲーム「東方文花帖」内にある蓬莱山輝夜の持つスペルカードの一つ『新難題「金閣寺の一枚天井」』に付けられるタグである。
経験者なら誰もが異論を述べない文花帖の中で最難関のスペルカード。
その難易度の高さは何時間、何日、何ヶ月かかってもクリアできない人にはできない。取得までの撮影枚数4桁はザラで、5桁という報告例もある。
弾幕は壁(天井)+ランダム要素の強い高密度のバラ撒き弾で構成されているため、たとえルナシューターと呼ばれるほどの熟練者であっても半ば運任せに弾の嵐の中へと突っ込むという思いきりの良さが要求される。
あまりに圧倒的な難易度であるため、この一枚天井に魅入られてしまった者もいる。彼らは狂ったように、天井に挑み続けるとか……。
製作者であるZUN氏がうっかり数回でクリアしてしまった上、その後も割と簡単にクリアできてしまったため調整せずにリリースしてしまったとのこと。コツは終盤テンパらないこと、気負い過ぎないことらしい。また、撮影が進むにつれてチャージが早くなるから対処できなくはないハズ……(萎えラジより、本人談)とのことだが、流石にアレはそういう問題ではないと思う。
氏曰く、4桁かかってるのはおかしいらしい。……どんな基準だ。
金閣寺の最上層の天井が樟の一枚板であるという話は昔からあり、江戸時代の浄瑠璃にも出てくるほど有名な話だが、実際には複数の板を張り合わせた単なる鏡天井である。つまり元々実在しない。
それを新たな難題として出すということは、竹取物語的に考えるとつまり輝夜は求婚を認める気はやはり完全に皆無ということになるが・・・
The Grimoire of Marisaによると、このスペルは輝夜が馬鹿でかい天板を持ちあげて投げつけてくるという無茶苦茶に力技の弾幕らしい。しかも皆に見せびらかしながら。手癖の悪い魔理沙も、流石にこれは邪魔になるからいらないようである。
2010年3月、ダブルスポイラーが頒布されるとの情報が流れた時、
「地霊殿本編で様々なトラウマ弾幕を想起させたさとりが、この金閣寺を想起させるのではないか」と想像する者は少なくなかった。
そしてダブルスポイラーで唯一さとりが想起した弾幕、それが
想起「うろおぼえの金閣寺」
だった。喜んだ人間と頭を抱えた人間が多数いたのは言うまでもない。
なお、うろおぼえ過ぎたのか、本物の金閣寺の1~5枚目が抜け落ち、いきなり6~7枚目の難易度から始まる代わりに、撮影は3枚でいいという、精神的には優しいし撮影枚数もかさまないが肉体的に大変辛い仕様となっている。
*Caution
この動画の大半は比喩表現じゃなくコントローラー持つ手の指に血の滲む根気と努力が含まれています。
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最終更新:2025/12/06(土) 11:00
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