白票とは、記名の無い票を表す。
「指名選挙」や「政党名」などを記入する選挙などにおいては「無効票」を意味する。
白票が有効とされる場合は
- 代表が少なく投票人数が少ない
- 有効票数が一定割合を下回った場合に再選挙を行う
- 有効票数が一定割合を下回った場合に再選・再任する
- 投票者記名制で白票の投票者に罰則などの規則が定められている
と言ったことが前提条件になっている。一般的な選挙ではこの前提条件が無く有効投票の数字の割合などで当選が決まるため、下記のような意味合いは、間違いである。
- 棄権票
- いわゆる、どの代表も支持しないと云う事を表現したもの「自己主張した俺かっこいい!」「白票で自分の意見を尊重!」と思うのは勝手だが、選挙管理委員や選挙人だけでなく、候補者もそんなことを全く気にしないので単なる自己満足に過ぎない。
- 信任票
- どういう結果であれ、尊重すると云う事を表現したもの「まぁ結果が全て」「政治がよくわからない」というのがもっぱらだが、責任を放棄しただけである。
- 意見票
- 実際には白票では無く「文句を書きたかった」「私の意見を…」という表現だが、単なるチラシ裏程度。
現在では判断不能や余計な事を書いた等の無効票と白票は全て「無効票」としてカウントされているため、候補者には“白票を投じた”という民意が伝わらない。
また、無効票が多ければ多い程、某宗教団体や労働組合などの組織票が強くなり、一般国民の民意が反映されづらくなる。 一説には投票率が平均10%でも上がれば(全て有効票として)某弱小政党は崩壊の危機なんだとか・・・
だから、選挙では「白票」を投じるくらいなら「あえて…」を選んだ方が良い結果になると考えられる。
また、衆議院本会議において、記名投票の際に用いられることもある。この場合は、白票は賛成を意味する。逆に反対票は青票と云われる。
投票総数としてはカウントされ投票率には影響するが、基本的に白票に選挙の意を決する意味は無い。(当たり前だが)
特殊事例として、近年の2014年03月に行われた「大阪市長選挙」がある。 この選挙では白票が2位の候補者より多く得票となったことである意味注目になったが・・・
掲示板 >>88レスを拝借して・・・
、現職市長の出直し選で「選挙に当選すること」が目的で無く、 「選挙に当選して議会に民意を示すこと」が目的であり、 悪く言えば政治的パフォーマンスの色が強かった。
そのため「税金の無駄遣いである」という批判があり、 選挙を行うこと自体に反対が一定数あった。加えて現職候補者の支持政党以外の主要政党が対立候補を擁立することを見送ったため、現職候補者に反対する有権者に投票先が存在しなかった。 つまり個人的な怠慢や自己満足とは別個に、 社会的観点から推察できる「不参加を表明する明確な理由」があることが普段の選挙との大きな違いだろう。
・・・といった候補者を選ぶには違いないのだが少し毛色が異なっており、 このような事態にならないと「白票」が「有権者の選挙に対する意味・意義」に変化しない。
別件で、高知県高松市の2013年7月に行われた参議院選挙において 集計した白票を再度集計すると言った「違った意味」で注目を集めることもあった
極端な事例だが・・・
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最終更新:2025/12/24(水) 16:00
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