睡眠時無呼吸症候群

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睡眠時無呼吸症候群（Sleep Apnea Syndrome：SAS）とは睡眠中に10秒以上の呼吸が停止、つまり無呼吸が5回以上繰り返される病気である。SASの中で特に閉塞性睡眠時無呼吸症候群のことをOSAS(Obstructive SAS)という。

概要

主な症状として「昼間眠くなる」「熟眠感がない」「いびきをかく」などがある。なにぶん眠っている時の症状なので知っていないと本人が異常に気がつきにくいのが特徴である。当初は肥満が原因とされていたが、最近は肥満でない場合も症状が現れることが分かっている。

「昼間眠くなる」のは睡眠時無呼吸症候群だけではないということは注意の必要がある。とりあえずは睡眠時無呼吸症候群を扱っている病院を探して診断を受けることが大切である。睡眠時無呼吸症候群だったならCPAP等を利用した治療が始まるであろう。そうでなかった場合、他の医療機関を紹介してもらうなどのステップに入るであろう。

「睡眠　アプリ」でググるとアンドロイドのアプリがいくつか見つかる。そしていびきの録音だけでもしてみると新たな発見があるかもしれないが、次に述べるように結構怖い病気なので自己判断は絶対にしないように。

症状が重いと死ぬことも

厚生省では睡眠１時間あたりの低呼吸数が２０回以上おこる場合では、５年後の生存は８４％（５年後の死亡率は１６％）と報告している(OSASの生存率)。この数値は乳癌の五年生存率と同じぐらいであり、決して放置して良い病気ではないのだ。

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