秋山完とは、日本のSF作家。ファンからの愛称は「アキカン」。
92年、第18回ハヤカワSFコンテストで佳作受賞。ちなみにその回では最上位であり、また第18回を最後にハヤカワSFコンテストは中断したため、最後の受賞者となった。
その後、朝日ソノラマのSF誌『グリフォン』の創作ジムに「まじりけのない光」「天象儀の星」「王女様の砂糖菓子」が掲載され、95年『ラストリーフの伝説』でデビュー。以後、ソノラマ文庫を中心におよそ年に1作のペースで作品を発表し続けていたが、朝日ソノラマの倒産以降は新作が出ていない。『帽子屋ポリー』はいつですか?
なお遅筆なのは兼業作家のためであり、本人は「内職作家」と自称している。
「ノスタルジック・フューチャー(なつかしき未来)」をテーマに、すべての作品で同じ宇宙を舞台にした物語を書き続けている。そのため、ある作品の主要人物が別の作品の脇役として登場したりすることが多々ある。またスペースオペラを一風変わった視点から描くのも特徴。例として戦死者を弔う葬儀屋を主人公にした『ペリペティアの福音』、星間戦争を経済戦争の観点から描いた『吹け、南の風』など。
秋山瑞人を指して単に「秋山」と言うと、たまに秋山完ファンが隅っこで「アキカンも忘れないでやってください」とつぶやいているとか何とか。
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最終更新:2025/12/24(水) 07:00
最終更新:2025/12/24(水) 06:00
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