自動循環式リフトとは、男のロマンである。
概要
うおおおおおおお(かしゃしゃしゃしゃ
ピンポーン♪\お進みください/

うおおおおおおお(かしゃしゃしゃしゃ
しゅごおおおおん
ぐおおおおおおおからからからからからからから
だだだだだだだだだだだ
![その2 出発]()
ぎーんぎーんぎーんぎーんぎーん
たんたんたんたん
![その3 支柱間]()
ぎーんぎーんぎーんぎーんぎーん
だだだだだだだだだだだだ
![その4 支柱]()
ぎーんぎーんぎーんぎーんぎーん
\・・・ティバーを上げてください/
ぎーんぎーんぎーんぎーんぎーん
\セェフティーバーを上げてください/
![その5 到着]()
しゅごおおおおおお(がらがらがらがら
だだだだだだだだだ
ぐぉーんぐぉーんぐぉーんぐぉーんぐぉーんぐぉーんぐぉーん
![その6 降車]()
さぁゲレンデが俺たちを待っているゼ☆
解説
古い通常の循環式リフト(固定循環式リフト)はそれぞれの搬器(いす)が索に固定されているため、人気のゲレンデでは輸送力が不足したり、長いコースでは長時間乗車しなければならない。そこで、ターミナル間は高速で移動し、乗降場では低速に移動するリフトが開発された。これが自動循環式リフトである。
原理
ターミナル間は高速な索につかまり、乗降場でその索を離して低速で移動する、というでいたってシンプルである。
・・・が搬器それぞれの握索装置や乗降場における搬機の着脱装置の日々のメンテが欠かせない。握索装置がしっかりと索を握っていなければ、最悪落下事故になりかねない。もちろん、すぐに異常を検出できるようにブレークフォーク(通常は通過できるが、異常時に触れて自動停止する)などの安全装置が備え付けられている。
毎日、何千回も搬器が「にぎにぎ」を繰り返すわけであるから、紳士の皆様はこれがどれだけ大変だろうかお分かりであろう。当然ながら、複雑な機構を要するためコストは固定循環式リフトに比べて格段と高くついてしまう。
種類
日本国内における自動循環式リフトのメーカーは大きくわけて以下2つである。詳細は後述するが、日本における索道は需要の低下と共にほぼ日本ケーブル系となってしまい悲しい限りである。海外のメーカーについては良く知らないので追記願いたい。
- 日本ケーブル(ニッポンケーブル)
通称日ケ。1953(昭和28)年創業と索道メーカーとしては後発組であるが、機械式立体駐車場やバブル期のスキー場開発で一躍業界トップに踊り出た。東京索道を傘下に収め、老舗メーカーの太平索道が倒産し、ついには長年のライバルであった安索に創業家が出資することになった。これにより日本における索道メーカーは全て日ケ系と言われている。
自動循環式リフトの特徴としては、乗車中シュルシュルという車輪の回転音だけで静かな点である。またフードの形状が安索と違い、フード上部は透明だが下部が不透明な板である。
- 安全索道(アンゼンサクドウ)
通称安索。1915(大正5)年創業の日本初の索道メーカー。長らくキングオブ索道として君臨していたが、バブルに躍進した日ケに大差をあけられてしまった。大規模スキー開発に商社が絡むことがあったので、安索が三井物産系であったことが一因という説もある(現在は関係を解消)。三井物産系を離れた後はなんと日ケ創業家が出資することになり、東京索道に続き、安索も日ケ系となってしまった。
自動循環式リフトの特徴としては、乗車中にブーンブーンという独特の振動音がすることである。フードは全て透明である。しかし、日ケに劣らぬ高い技術力を持っており、現在も一部のユーザーから支持されているのは間違いない。
現在のところ日本国内では下記のような自動循環式リフトが存在する。
- ペアリフト(2人乗り)
最近増えているタイプ。輸送力はそれほどいらないけど、乗客サービスとして速いリフトが欲しいという場合に採用される。カップルには最適であるが、他人と触れ合う近さなのは少々緊張する(かわいい女の子だったら至高)。
- トリプルリフト(3人乗り)
ペアでは少なく、クワッドでは多いという場所に建設されるトリプルリフト。リフト全体を見ても少数派であるが、トリプルの自動循環式リフトは非常に少ない。2人で乗る場合、間に程よいスペースが空くので良いという声も。
- クワッドリフト(4人乗り)
高速リフトの主流であり、「高速リフト」と記載されているものの大半はこのタイプである。国内のスキー場で必ずといっていいほどお世話になるリフトである。乗客サービスとしてフード付のものもある。
- 6人乗りリフト
日本では広島県の芸北国際スキー場に唯一設置されており、国内においては日本ケーブルのみが製造している。海外ではよく見かけるリフトらしい。
利用方法
ほぼ99%の利用者に該当すると思われる、スキー場における自動循環式リフトの利用方法を以下に述べる。
- 乗車前
リフト券(最近はICカードを読み取り機にタッチする形式が多い)を購入し乗車場に入場する。スキーヤーはそのままで良いが、スノーボーダーは後ろ足を外して自走できるようにする。クワッドリフトの場合は4列に、ペアリフトの場合は2列に並ぶのが望ましい。クワッド以上の場合は左右のバランスに気をつけて並ぼう。
例:×空空人人 ○人空空人
- 乗車
ピンポーン♪\お進みください/(言わない場合もある)という合図と共に、ゆっくり前へ進む。大抵、係員の人が乗り場に居るので指示に従おう。フード無リフトの場合はおじさんお兄さんが座席の雪かきをしてくれる。
焦って転んだりするとリフトを減速したり、停止したりして助けてくれるが、後方からの視線がゲレンデ以上に冷たい。恥ずかしさをこらえて落ち着いて体勢を整えよう。搬器にゆっくり腰を下ろし、加速に備える。搬器は徐々に加速し、フード付の場合は索に乗ると同時フードが自動的に覆いかぶさる。
- 乗車中
出発したらセーフティーバーを下げて静かに乗ろう。クワッドの場合、セーフティーバーの手すりが「OlOOlO」のように降りるため、紳士諸君はくれぐれもポジションに気をつけよう。最悪の場合、頭がゲレンドのように真っ白になってしまう。
スキーヤーはストックのひもを手にかけしっかりと持ち、スキー板は静かに進行方向と平行にぶら下げておく。スノーボーダーは板を進行方向と垂直(椅子と平行)に静かにぶら下げ、外した足を下から沿えて固定しておこう(そうしないと前足が疲れる)。コースと交差するところで決して雪を振り落としたりしてはいけない。
- 下車
終点が近づくと\セーフティーバーを上げてください/とアナウンスが流れるので従おう。スノーボーダーは進行方向と平行に板の向きを変える。降車場に滑り込むと搬器が減速しゆっくりと進む。大抵着地地点には目印があるのでそこに差し掛かったら板を接地し、落ちついて立ち上がる。スキーの場合は、立ち上がると同時にストックで勢いつけて前方に進めば大抵うまくいく。スノーボードの場合は接地する際に搬器を少し押し、その反動で前へ進むと良い。降車場には傾斜がついているのでバランスを崩さないよう集中しよう。
!!注意!!
大抵リフトが減速したり停止したりするのは下車場でのトラブルが多いです。転んでも心配無用!誰もが通る道です。周りの人もやさしく見守ってあげましょう。それが紳士淑女のスポーツマンシップです。
日本国内の自動循環式リフト(加筆中)
日本国内における自動循環式リフトの一覧を示す。自動循環式リフトを所有しないスキー場は除外している。データに抜けや更新がある場合はご了承・加筆願いたい。それぞれの記号の意味は次の通りである。
× 2人乗りリフト
△ 3人乗りリフト
◇ 4人乗りリフト
※ 上記以外
(フ) フード付
北海道
道北
- キャンモアスキービレッジ
◇4人乗りリフト(距離1,100m 標高差249m)
- 富良野スキー場
◇北の峰第1高速(距離1,058m 標高差?m)
◇(フ)富良野ダウンヒル第1高速(距離1,944m 標高差?m)
- 星野リゾート トマム
◇第9クワッド(距離645m 標高差168m)
◇第10クワッド(距離1,061m 標高差250m)
道東
- サホロリゾートスキー場
◇第一高速リフト(距離634m 標高差?)
◇第二高速リフト(距離816m 標高差?)
- ぬかびら源泉郷スキー場
◇(フ)第1高速リフト(距離1,464m 標高差287m)
◇第2高速リフト(距離757m 標高差148m)
◇(フ)第3高速リフト(距離1,329m 標高差328m)
道央・道南
- キロロスノーワールド
×(フ)朝里第2エクスプレス(距離997m 標高差?)
◇(フ)長峰第1エクスプレス(距離1,580m 標高差?)
◇(フ)長峰第2エクスプレス(距離1,040m 標高差?)
◇(フ)余市第1エクスプレス(距離1,766m 標高差?)
◇(フ)センターエクスプレス(距離1,130m 標高差?)
- 札幌国際スキー場
◇(フ)メルヘン第1リフト(距離1,300m 標高差?)
- サッポロテイネ
◇(フ)サミットエクスプレス(距離1,253m 標高差450m)
×パラダイスリフト(距離480m 標高差100m)
×パノラマ2号リフト(距離997m 標高差230m)
- SNOW CRUISE ONZE
◇オーンズクワッド(距離1,000m 標高差201m)
- ニセコアンヌプリ国際スキー場
◇ジャンボ第1クワッド(距離1,117m 標高差257m)
- ニセコHANAZONOリゾート
◇(フ)花園第1クワッド(距離1,627m 標高差?)
◇花園第2クワッド(距離743m 標高差?)
◇(フ)花園第3クワッド(距離1,102m 標高差?)
- ニセコマウンテンリゾート グランヒラフ
◇キング第2クワッド(距離1,139m 標高差324m)
△(フ)キング第3フード付トリプル(距離1,186m 標高差291m)
◇エース第2センターフォー(距離1,719m 標高差497m)
- ニヤマ高原スキー場
◇第一クワッド(距離680m 標高差280m)
- 函館七飯スノーパーク
◇(フ)第一高速リフト(距離1,766m 標高差450m)
- マウントレースイ
◇ビギナーズ4(距離590m 標高差90m)
◇ダンサーズ4(距離770m 標高差195m)
×レーサーズ2(距離870m 標高差234m)
×スウィンカーズ2(距離950m 標高差212m)
- ルスツリゾート
◇(フ)イゾラ第1クワッド(距離1,732m 標高差441m)
◇(フ)イゾラ第2クワッド(距離1,421m 標高差370m)
◇(フ)イゾラ第3クワッド(距離1,660m 標高差416m)
◇(フ)イゾラ第4超高速クワッド(距離1,140m 標高差311m)
◇イーストクワッド(距離1,381m 標高差222m)
◇ウエスト第1クワッド(距離619m 標高差107m)
◇(フ)ウエスト第2クワッド(距離924m 標高差221m)
×(フ)タワーペアリフト(距離1,182m 標高差40m)
東北
青森
調査中
岩手
調査中
秋田
調査中
宮城
調査中
山形
調査中
福島
調査中
関東甲信越
那須・塩原
調査中
沼田・水上
調査中
草津・嬬恋・万座
調査中
富士・神奈川・埼玉
調査中
湯沢・中越
調査中
妙高・上越
調査中
斑尾・野沢・飯綱
調査中
八ヶ岳・蓼科
調査中
軽井沢・菅平
調査中
志賀高原・北志賀
調査中
白馬
調査中
乗鞍・木曽
調査中
南信州
調査中
中京
飛騨
調査中
奥飛騨
調査中
北陸
富山
調査中
石川
調査中
福井
調査中
関西
滋賀
調査中
兵庫
調査中
京都・三重
調査中
中国・四国・九州
鳥取・島根
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岡山・広島・山口
調査中
四国
調査中
九州
調査中
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関連項目